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2017年12月6日水曜日

12/21(木)爆クラ!<第65夜> 「鍵盤男子 SNS世代のクラシック音楽家・解体新書(ちょいライブ有り)」


爆クラ!<第65夜> 「鍵盤男子 SNS世代のクラシック音楽家・解体新書(ちょいライブ有り)」




クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 本年最後を飾るのは、クラシック/ピアノ業界に現在、想定外の大波をぶっ立て始めている人気連弾デュオ、鍵盤男子の登場です。彼らによるクラシック選曲そして、ミニライブにも注目。



さてさて、私との出会いは、今年の初秋、約一カ月に渡って開催されたクラシックサロンコンサート「サロン・ド・爆クラ!」。才気ある若い才能たちに多くであった企画でしたが、中でも鍵盤男子には、すでに追っかけファンがたくさんいて、登場するやいなや会場の空気が激変。この一種アイドル的な熱気は、かつて、リストが演奏旅行をした時に、若い女性が詰めかけ、失神騒ぎを起こした現場は、こんな感じだったんだろうなぁ、と時空を超えて深く納得。



彼らから伝わってきたのは、他の若い演奏家とは全く違う「今、クラシック音楽ベースの自分たちのピアノ表現はどういうやり方ならば、プロとして活動していけるのか?!」というハングリー精神と挑戦する姿勢でした。そして、ファッションや自分たちのイケメンぶりをよく理解している自己プロデュースの覚悟を含め、「実際にお金を払って見にきてもらう」という興行のシビアさをしっかり飲み込んでいる自立感が、もうもう桁違いに強いことにも感銘を受けたのです。



メンバー二人のプロフィールを見ると、そのバックボーンは両者ともクラシックバリバリ。大井健さんは、幼少からドイツ・イギリスに渡り、彼の地において13歳でバッハのピアノ協奏曲をオーケストラと共演するなどの経歴があり、中村匡宏さんは、自身が作曲したオペラが新国立劇場で演奏されるほどの凄腕ぶり。




彼らは二人とも1980年代生まれ。高度成長期の豊かさの象徴として一家に一台ピアノが在った時代の子供を親に持つ彼らは、自分たちの世代そして続く次の世代のクラシック音楽をどう思っているのか。何に苛立ち、何に可能性を見出しているのか?




国際化、そして、打ち込みなどの演奏のAI化とSNS発信の時代が今。日本のクラシック界を支えてきた、学校システムほかの「内需」が目減りしていく時代の若き才能たちの特徴や個性、そしてリアルを当事者である、鍵盤男子とともに語り、そして聞いていく爆クラ! 版「しゃべり場」。あえて「鍵盤男子」というユニットを目論んだ彼ら世代が今、取り組んでいるクラシック音楽の今、そして今後の展望に光を当てていきます。




湯山玲子

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爆クラ!<第65夜> 「鍵盤男子 SNS世代のクラシック音楽家・解体新書(ちょいライブ有り)」


12月21日(木)



door open 19;15
start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】

http://mameromantic.com/?cat=6


前売り 3800円 / 当日 4200円 + 1D 600円
学生 前売り 2000円 / 学生 当日 2500円 +1D 600円



■ 入場は整理番号順

■ 要別途1ドリンク代金600円

■ 会場は畳敷き(椅子席あり)



メールでのご予約

電話でのご予約

予約はこちらから

http://mameromantic.com/?p=54535



ゲスト

鍵盤男子

けんばんだんし

繊細かつダイナミックな音楽を奏でるピアニスト、大井健(おおいたけし)。 あらゆるジャンルの音楽を自在に表現する作曲家、中村匡宏(なかむらくにひろ)。 新しい時代の到来を告げる“作曲家とピアニスト”のふたりが新感覚ピアノデュオ『鍵盤男子』を結成。

超絶技巧を駆使した高速連弾や観客と一体となるコンサートが人気を呼び、今、クラシックホールを中心に女性層から圧倒的な支持を得ている。 2014年、アルバム「Bon Voyage」をリリースし、初めての全国ツアーを行う。現在は「ピアニズム」という新しいコンセプトを提唱し内外の著名人からの賞賛の声も多く、ストラヴィンスキーの「春の祭典」のパフォーマンスはフランスを代表するピアニスト、フィリップ・ジュジアーノ氏に激賞された。 大井健のソロ活動と中村匡宏の1年間の留学期間を経て、2015年12月に「TOKYOピアニズム宣言」を発表、再始動。Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」、テレビ朝日「関ジャニ∞の仕分け」、日テレ「スッキリ」、日テレプラス「魔法のピアノ」特番、ファッション雑誌「リンネル」、音楽雑誌「月刊ピアノ」「The Pianoman 1,2,3 -鍵盤紳士たちの音-」などメディア・雑誌等にも多数出演している。2017年11月29日、ワーナーミュージックジャパンよりアルバム『The future of piano』でメジャーデビュー。


主宰・ナビゲーター

湯山玲子

ゆやまれいこ

著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。


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2017年12月6日


現在、毎水曜日出演している、ニッポン放送の番組「レオなるど」。毎回、「カン違い男」というテーマについて、視聴者からの投稿をもとに土屋礼央さんたちと話しているのです。

なのでなので、是非、みなさまの個人史の中に燦然と輝く「カン違い男」のエピソードを reo@1242.com に送って下さい。

女性ネタと思いきや、男がオトコを厳しく見たときの「カン違い男」なんぞは是非、知りたいところではある。

過去の彼氏ネタ、職場の上司や部下、取引先の困ったチャンなどりエビソード、絶賛募集中です。

http://www.1242.com/radio/reo/
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2017年12月5日火曜日

2017年12月5日

今年最後の爆クラ! は21日(木)。ゲストは、今巷を騒がせている美形ピアノデュオ。もう、コミケに鍵盤男子のブースが立つのは必然、という時代とリンクしたその自己プロデュースに至った経緯は、実は現在のクラシック、いや音楽業界の現状の合わせ鏡?!!

作編曲者やソロの演奏家といてもキャリアあるふたりが、今そして将来のクラシック/ピアノ業界を見越して、仕掛けたブランディング、そして、プロの表現者としての戦略、などをきいていきます。コンテンツ業界人は必見の会になるはず。
もちろん、彼らによるクラシック選曲そして、ミニライブにも注目。

http://mameromantic.com/?p=55856
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2017年12月4日月曜日

2017年12月4日2

は、またも、ジョルダンPhillip Jordan&ウィーン響、二回目をサントリーホールで堪能。曲はみなとみらいと同じベートーヴェンの第五運命とブラームスの交響曲第一番、略してブラ1。

まー、ブラ1は本当に素晴らしかった。会場で出会った加藤浩子姐と「ヤバイね!!!」と目と目で愛し合っちゃったぐらい。この曲、第1楽章のティンパニの四つ打ちにオケが階段状にせせり上がっていく「どう考えても、アノ時のエクスタシーの移し替え」疑惑が湯山近辺だけで囁かれているシロモノなのですが、そのキャッチーさは案外あっさり。それよりも終楽章に向かっての音像、音響設計が素晴らしく、「交響曲とはひとつの次元宇宙」というこれも湯山近辺で囁かれているドグマがバッチリ。もちろん、クラシックオケは人工物バリバリなんですが、こんなブラ1は、もはやどっかの森の一年とか、顕微鏡下の細胞分裂に近い。一部が全体、全体が一部という、とてつもないバランス。

その前が第五「運命」だったこともあって大べートーヴェンが確立したオケのスタイルを次世代のブラームスが音響的にその先を可能性を狙った、クラシック歴史あるあるが完全に腑に落ちたプログラムでした。

で、2回聞いたことになる「運命」ですが、私はこのジョルダンでベートーヴェンの政治意識をモロに喰らいましたね。 2楽章以降、何度も繰り返される金管の「意思や意識」と弦アンサンブルの「そうは言ってもさ」の情と気弱部分。強いのはいつだって後者(それを保守という)でも、それじゃ、人間イカンのよ、ということを「運命」はガンガン、意味でなくて音響の強度で伝えてくる。もっという言うと、「人間生きてりゃ、調子悪いときもいい時も両方あるさ」という波感、とかね。どちらにしても、楽曲の掴みが巨視的。そうじゃない、ミクロコスモスな「運命」もあるんでしょうな。

で、これにはシンクロがありまして、帰宅後、つらつらと見ていたNHKBSの「アナザーストーリー」の手塚治虫ブラックジャック編。このシリーズ、ひとつのテーマをそこに関わったそれぞれの仕事や立場の視点から証言していくという画期的なドキュメンタリーなのですが、手塚が晩年起死回生した名作漫画に通暁しているテーマと「運命」の表現がえらくフィットするんですよ。
手塚もペートーヴェンも、最終的に「人間愛」の人。人間の正気を信じるっていうヤツ。いやー、忘れていたなその感覚。

終わってから、加藤浩子姐と軽飲み。彼女のジャーナリスティックな情報と視線、感情とセンスの懐を借りて、談論風発。

またも、楽屋でジョルダンと。上記のごとくの思うことをバーっと言ったら、強くうなづいてくれた。爆クラ! ゲストにお呼びしたし。




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2017年12月4日1

先々週週末の「渚ようこリサイタル」についても書いとかなくちゃ。場所は新宿御苑にある四ツ谷区民ホール。昭和歌謡をきちんとサブカルチャーとして伝承しようとしている渚さん。クレイジーケンバンドや、桑田佳祐などがエッセンスとして重用しているそのセンスを、発声から、衣装、メイク、プログラムまで現代に召喚しているのは、ホント渚さんだけ。

昭和歌謡曲には、私の世代までが、実体験としてある「貧乏で野蛮だった頃のニッポン」のクサさがあるのですが、渚さん、そのあたりまでも表現の射程距離に置いていて、その演出力が素晴らしい。

以前、閉館前のコマ劇場でのリサイタルを拝見してから時間が立っていますが、その後の試行錯誤を経て、今や、今後このスタイルでずっとやっていけるという完璧なオリジナルスタイルが出来上がっていたことに脱帽。

ただのノスタルジックではなく、彼女の歌の間に登場するミュージシャンのまあ、凄かったこと。まずは、三上寛さん。フォークシンガーなれど、過去に山下洋輔さんや大友良英さんとのセッションを行なっているように、形式ではないアヴァンギャルドモードを追求し続けてる彼の音楽性は、もはや芸能の枠組みなんかではないんですよ。ホントこの人、先日来日していた、ファナ・モリーナなんぞに近い人。

でですね。思わずCDを会場で買って、サインまでもらってしまったのが、三輪二郎という若きブルースシンガー。古く大木トオル、憂歌団、吾妻光良とスウィンギンパッパーズという「ブルースの日本人血肉化」問題を知っている私ですが、もうこの若者にとってそんなことは自明の理。

ソリッドな言葉のリズム乗せ、巧みなギターバッキングなどのテクの確かさにも舌を巻きましたが、全体的に日本の演歌=ブルース的な情と湿り気と無縁な、乾いた諦観みたいな独特のダークな雰囲気がたまらないんですわ。

もうね。わたくし三輪二郎、追っかける所存。

打ち上げにちょろっと顔を出して、敬愛する、坂本慎太郎さんとも自撮らせていただきました。ちょうど、雑誌@プレミアの特集で(音楽についてのかなりインテレクチュアルな特集が多い)、彼の「鬼ヶ島」をpick upしていたのでした。








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2017年11月29日水曜日

2017年11月29日

フィリップ・ジョルダンPhilippe Jordan指揮、ウィーン交響楽団@横浜みなとみらいホールに行ってきました。演目は、ベートーヴェンの『運命』とマーラーの『巨人』という、まさに牛肉どまん中(駅弁界の名作ね)な演目。

でどうだったかと言いますと、スゲー上物、だったんですよ。とにかくものすごく意識が細かくて、交響曲の「音響」をこれだけ繊細にチューニングしつつ、その一方でカタルシスを堂々と用意するその腕前にガッツリ心を掴まれました。

特にベートーヴェンの「運命」の2と3.4楽章は、ヤられましたね。ベートーヴェンの楽曲の特徴として、雄々しいツッパリの後に弱くてデリケートな感情部分がむき出しになるところがあり、私はいつもこの曲に関してその加減を味わうのですが、そこんところがこのフィリップ君、本当にカッコいい。「粋」というか、センスがいい。

私はクラブカルチャー経由のクラシックファンですが、この人ほど、一流DJ卓のツマミ操作を思い起こさせる人は今までいなかったかも。なので、マーラーの『巨人』は推して知るべし。例の有名な「森のカッコー」擬音あり、の第1楽章は、まさに、アンピエントの雄、クリスチャン・ボーゲルCristian Vogelの境地と一心同体。不意に入る木管、空気のざわめきのような弦など、とにかく、自然とはこうあるべしというバランスの良さ。バランスの良さをもうちょっと詳しくいうと、「音楽が意図したものではなく、そこに普通に在ったかのように聴こえる」という境地。そう、世の中の音響ファンは、フィリップ・ジョルダンのマーラーを追っかけてほしいものです。

同じ指揮者でも、散々お付き合いしたアンドレア・バッディストーニが楽曲を自分の中に取り込んで咀嚼し、消化した上で「俺様」を乗っけて表現するのと違い、フィリップ・ジョルダンは、曲を「食らって」はいないんですね。曲の隣にいて曲を彫り出す、というか、大きな箱庭を作っているという感じ。そのマニュピレイト感は、また、DJの手つきに似ているんですよ。

今、大注目の指揮者、クルレンティスとフィリップ・ジョルダン、両方を生で体験して、両者持ち味は違えども、交響曲をひとつの「音響」ととらえ、響きのツボを展開していくミキサー的耳の良さ(クルレンティスの古楽アプローチは、巷のアナログ版復権とシンクロだし)は似ているなあ、と思った次第。

楽屋でご本人とパチリ。ロンドンのゴードンラムゼイでビジネスランチしていそうなエリート美男である。

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2017年11月15日水曜日

2017年11月15日


菊池成孔ワークスの中で、私が最も好きなのが、ぺぺ・トルメント・アスカラールという、オルケスタなのですが、その12/1,2の公演にちなんでの対談をCINRAで決行。

そーなのよ。サブカルがいつの間にか、アニメとアイドルとゲームの代名詞になり、童貞力や中二病やこじらせ気質が文化系の旗印になってしまった現在(いや、日本のそれらは昔からずーっと、そうだったのかも・・・)、菊池さんや私はもはや絶滅危惧種ww。

なぜ、私達がそっちに入らなかったのか? という理由は、だったひとつ。ふたりとも「心身ともに体力と筋力があったから」だと私は思っているんですよねえ。(両者、ヨーロッバ好きだし)

「恋愛(性愛)」を音楽に置換すると、まんま、ぺぺのサウンドになる、と私は確信していまして、なので、出会い系で知り合ってまだおっかなびっくりのカップルは、是非、足を運んで、関係をコンクに煮詰めて下さいまし。。

そう、ぺぺか、リヒャルト・シュトラウス。こういう感じは・・・。


https://www.cinra.net/interview/201711-kikuchiyuyama
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CINRA.NETにて記事掲載

なぜ自死した?美人作家ネリー・アルカンの苦悩に湯山玲子が迫る
と題した記事が掲載されています。

記事はコチラから


菊地成孔×湯山玲子対談 「文化系パリピ」のススメ
と題した記事が掲載されています。

記事はコチラから
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2017年11月5日日曜日

2017年11月5日


明日月曜夜の、爆クラ! 「テリー・ライリーに音楽めちゃぶつけ」のために、絶賛選曲中のわたくし。

「ミニマルの父」と呼ばれるテリー・ライリーですが、同じく現代音楽の併走者、シュトックハウゼン、ジョン・ケージに比べ、ループの快感原則、すなわち感覚マヒとトランスに真っ向照準を合わせており、つまり、DJ/クラブミュージックにとっても偉大な「父」なのですよ。

「サウンドに身を浸して、サウンドと自己が溶け出し、自己を乗り越えてしまう」とは、テリーの音楽の特徴ですが、実はこれ、クラシック音楽の真骨頂だったりもするんですね。(特に交響曲)

モーツァルトのピアノソナタ#13k333、アルヴォ・ベルト、アーサー・ラッゼル、竹のガムラン・ジェゴク、リスト、ホーハイ節、一中節、坂本龍一、マーティン・デニー、ヌスラット・ファテ・アリハーン、ストラヴィンスキー、ディグラン・ハマシアン、ビートルズ、トッド・ラングレン、タンジェリン・ドリームなどなど。

選曲アイディア、募集中。

で、月曜日の夜は爆クラ! にどーぞ。「めちゃぶつけ」バターンは図らずも、音楽家の耳、センスが浮き彫りになること必須なので、要チェックです。
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2017年11月4日土曜日

11/18(土)TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」出演!

11/18(土)22:00~23:24放送 TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」
コメンテーターとして出演致します。
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2017年11月2日木曜日

2017年11月2日


テレビ東京「主治医が見つかる診療所」19:58〜、出演しています。腸内ヤセ菌!!! というものが存在していることを知って驚愕。フードファイターたちの腸は、それらが大量にいるらしいのですが、それらを増やす食べ物なんぞの役立ち情報満載です。
実際、収録後のわたくしの冷蔵庫はソレばっかり。ヒント、おろしと汁!!!

http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/
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2017年11月1日水曜日

ニッポン放送「土屋礼央 レオなるど」出演!

ニッポン放送 13:00~16:30放送 「土屋礼央 レオなるど」に水曜コメンテーターとして出演中です。
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11/06(月)爆クラ! 第64夜 『テリー・ライリーに、音楽めちゃぶつけ!』

爆クラ! 第64夜 『テリー・ライリーに、音楽めちゃぶつけ!』

現代音楽、ミニマルの巨匠、テリー・ライリー、爆クラ! に急遽、登場!!! もう、何も言うことはありません。スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスと並ぶミニマルミュージックの代表的作曲家であるライリー氏、爆クラ! 初登場です。

そもそも、爆クラ! のコンセプトのひとつが、「クラブ耳(クラブでの音質、音圧、音楽センスに慣れた耳)に届くクラシック音楽」というものだったわけでして、ライリー氏の音楽は、代表作『In C』でお分かりのように、「音楽は、そう思われているように、メロディーと和声ありき、じゃないのですよ」ということを、それを耳にした人々に、最速アンド最強度にてわからせてくれる凄さがあるのです。

参考資料↓
『In C』
https://m.youtube.com/watch?v=yNi0bukYRnA


12平均律の長調と単調のたった二つの旋法を元に楽曲の宇宙を構築していった西欧クラシック音楽に対して、ラーガという3万4千以上もある旋法を持つインド音楽に学生時代にハマり、自らのスタイルを確立していったライリー氏。民俗音楽はもとより、彼の耳に音楽の森羅万丈をぶつけさせていただいて、その「耳」が何を感じ取っていくのか? を探っていくという刺激的な一夜。

作曲家の中で、未だに別格の存在であり続けるモーツァルトなどのクラシックはもとより、ライリー氏らが産み出したミニマルをクラブという場の要請に合わせて「体感」という魅力を強調する形で発展させていった先のトランスやテクノ、エリック・サティに始まった環境としての音楽、人間のもっとも根源的な音楽発生装置としての「声」、音楽を牛耳る楽器である「ピアノ」という楽器について、などなど。

そう、この「リスニング実験」は実は「爆クラ!」 の十八番なのですが、今回こそはその白眉。「音楽というものは、一体何なのか?」「なぜ、私たちは音楽に惹かれるのか?」「どういった音楽が人の心をつかむのか?」という文化の大問題が彼の言葉によって、浮き彫りになっていくのではないでしょうか。

日程は、来たる11月6日(月)。ジェフ・ミルズ、ファナ・モリーナという稀代の才能たちと絡む、驚くべき公演で来日するライリー氏の、貴重なレクチャーミーティングになること必須なので、ぜひにお運びを!

直前告知になってしまったので、皆さま、シェア、お願します。そして、「めちゃぶつけ」の曲に関して、もし、アイディアがありましたら、ぜひ、ここに投稿してくださいまし。

湯山玲子



爆クラ! 第64夜 『テリー・ライリーに、音楽めちゃぶつけ!』

11月6日( 月)

door open 19;15
start 20:00

場所: 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】


http://mameromantic.com/?cat=6

前売り 4000円 / 当日 4500円 + 1D 600円
学生 前売り 2000円 / 学生 当日 2500円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約

予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=54535

爆クラ! HP
http://bakucla.oops.jp/main/?page_id=2

ゲスト
テリー・ライリー
1935年、カリフォルニア州コルファックスに生まれる。サンフランシスコ州立大学とサンフランシスコ音楽学校を卒業後、インド古典声楽の巨匠パンディット・プラン・ナートに師事。スティーヴ・ライヒやラ・モンテ・ヤングとも交流しながら、即興演奏とミニマリズムを基調とする独自の音楽性を創り上げていく。「ミニマル音楽の父」とも呼ばれる存在。現代音楽分野だけでなく、ザ・フー、ソフトマシーン、タンジェリン・ドリームなどのロックバンド、クラブDJ/プロデューサーたちにも大きな影響を与えた。








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2017年10月30日月曜日

2017年10月30日

日付をまたいで、深夜1時から私のファッションブランド(オジョウ)の秋冬コレクションを「ショップチャンネル」CS放送 055ch で生中継オンエアされます。
(リモコンのCSボタンを押し、055を押す、とよろし)
今回のハイライトは、この私が着ているヘビ柄シャツと、膝丈の合皮パンツですかね。ツインピークス、ニューシリーズ放映にちなんで、ちょっと、フィフティーズ系のバイカーズファッションを意識しました(ホントかな?)
もちろん、ふっとりさん仕様でボトムスのウェストはゴム。秋冬の旅出にピッタリの「風を通さずあったか」仕様。このシャツ、私は釣り、もしくはコンサートに着て行く所存なり。


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10/31(火)ショップチャンネル 出演!

10/31(火) 01:00~02:00放送 Shop Channelにて

湯山玲子プロデュースOJOU(オジョウ)ブランドの通販を行います。

ネットでの販売もしております。

コチラから

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2017年10月21日土曜日

2017年10月21日


しまった! すでに放映後になってしまいましたが、「輝きYELL!」という番組に出演してました。しかし、オンデマンドで残っていたので、是非、みなさんご覧になって下され。

というのは、小中学校と同級で、わたくしの精神形成上に非常に影響を与えてくれた女優の故・深浦加奈子さんについて語っているので、これ、レアです。

今思うと、浅間山荘事件の時、私達は小学校6年生だったのですが、国家権力と学生運動について激論した記憶あり。深浦は学生側で私は国家側。そういう精神風土があった不思議な杉並区立高井戸第二小学校でしたな。

と思い出した、明日は天下国家の衆院選です。

http://vod.ntv.co.jp/f/view/?contentsId=13857#__utma=1.1373106637.1478424132.1478424132.1508594534.2&__utmb=1.2.9.1508594566468&__utmc=1&__utmx=-&__utmz=1.1508594534.2.1.utmcsr=google
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2017年10月20日金曜日

10/29(日)「四十路越え!」「四十路越え!戦術篇」読書会

「四十路越え!」「四十路越え!戦術篇」を演台とした講演会に主演いたします。


■場 所 津山国際ホテル(津山市山下98-2)
■参加料 ひとり1,000円(ドリンク・スイーツ付)
■定 員 100名(先着順で18歳以上の方)
※お子様はご入場いただけません。
■申込先 日本政策金融公庫津山支店へお申込み及びお問い合わせ下さい。

詳しくはコチラから
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2017年10月14日土曜日

2017年10月14日

22時から、TBS 新情報7days ニュースキャスター、出演します。

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2017年10月10日火曜日

2017年10月10日


木ノ下歌舞伎の『心中天の網島』が京都ロームシアターで上演されていることが判明し、当日券で観劇。主宰の木ノ下裕一さんは、歌舞伎の研究者でありその熱が高じて「歌舞伎演目を本当に現代に呼び活ける」ことを是とした活動を続けていて、わたくし、彼の「忠臣蔵」の通し上演に大いにインスパイアされ、拙書「男をこじらせる前に」に「男と忠義の抜き差しならぬ関係」を一章を費やして書いたほどなのなのです。(文庫化のトークショーの後にまた彼の舞台に出会えるとは何かの縁を感じますねぇ)

近松作品の中でもこの作品は、心中に二人が追い込まれる過程が一級のサスペンスさながらに抜かりなく、市井の常識人たちが「社会のシステム(空気含む)」ゆえに、恋に落ちた二人を破滅させていく様があまりにも見事な作品。二人の死出の道行はまさに日本独特の諦観とタナトスエクスタシーに満ちて、文楽でも、蜷川幸雄作品でも「人の目に涙させる」こと必定であり、質感としては関西圏のお好み焼きのソース並みに濃厚で重いわけです。

しかし、今回の糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)演出は、不倫してしまう治兵衛を「真面目に生きている男に突如恋の火が燃え移った」系ではなく、「上の空なチャラ男」にしたことで、歌舞伎ほかが行ってきた「重い悲劇感」が一掃。そのムードを補強しているのが、劇中に何度も現れる登場人物によるミュージカル仕立ての歌。

ミュージカル、これ、日本の演劇に挿入されるとその居心地の悪さにたいてい辟易する、劇薬のようなシロモノなのですが、今回はそうではなかった。ギターベースのブルージーなコードにハモりもふんだんに入って! 歌われる楽曲が、例えるならばウォン・カーアゥイ監督の「マイブルーベリーナイツ」におけるノラ・ジョーンズの音楽ばりの効果を上げているのですよ。

「誰でもいいから一度だけ心の中に入ってきて 誰でもいいから一度だけこの物語を終わらせてよ」というサビの歌詞。つまり孤独と運命を歌っているのですが、これ実は近松の濃厚な戯曲の骨子。しかし、ギター伴奏のその曲はプルースの乾いたあっけらかんさで嗚咽を吹き飛ばしてしまう。

そう、上の空のチャラ男とセックス好きの気性のいい若い女の破滅に至る不倫は、「信じられるものはお前との間の官能だけさ!」という、特権的(なぜなら、コレには身分や立場は不要だから)、だからこそ社会が警戒する男女関係。いといえ糸井演出の音楽づかいは官能の温度を伝えてあまりある。つまり、センスが良いのです。


http://natalie.mu/stage/news/251575
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10/21(土)日本テレビ「輝きYELL!」出演!

10/21(土)21:54~22:00放送 日本テレビ「輝きYELL!」に出演致します。
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2017年10月9日月曜日

2017年10月9日


越前屋俵太氏にご案内される、ディープ京都グルメツアーは新幹線のあっち側。駅でいうと、四条大宮に近いところにあるその名も「壺味」というお店は、たこ焼きの赤提灯が目印のように、お好み焼きなどの粉物のお店。店の様子は、立ち飲み場所が路上にはみ出しているタイプであり、店内は「古びているが道具が効率よく収まっている雑然さ」というローコスト名店に共通のルックス。

粉物の味を決定するのは、何と言っても生地なのですが、この店のソレは特徴的。といいますか、どちらかというとガレットとかクレープに振った方がいいような、滑らかさと自然の甘さがあるのです。そこに、明太子、タコブツなどの具の一点を入れていくのですが、その口どけはチーズフォンデュを彷彿。生地の味を堪能したくて、チーズ入りをオーダーしてみると大当たり。この旨味を閉じ込めた薄味のネットリ系は、白味噌仕立てに通じる京都の味のセンスなんですよ。

てんこ盛りのネギを焼いた生地で囲って蒸し焼きにする、というお驚きの手法で手がけたネギ筋焼きも含め、ついつい、味覚はブルゴーニュ地方に飛ばされてしまうのですが、目を開けるとそこはディープ京都というこのギャップ。

ソースの味が強烈で、せっかくの生地の味を抹殺している感じがしたので、お土産はそれらを抜いてもらったネギ焼きにしたのですが、正解でしたね。胡椒を含め、コレ絶対にあう合うスパイスがあると思うので、今度自宅から持参でこっそり試してみよう。

昭和風おでん屋を経て、三件目の菊屋町のロックバー「ROCK STOCK」もすごかった。美容師でもあるオーナーが自宅のガレージを改装して作っちゃったお店は、ウーハー低音抜群の部室みたいな雰囲気。トイレに飾ってあるコンサートチケットはオーナーのロック史そのものであり、ジェスロ・タルやレーナード・スキナードの半券にお思わず涙。

京都、隠し持っている宝が多すぎるぜ。

 
 
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2017年10月7日土曜日

2017年10月7日


爆クラ! <第63夜>「加藤浩子の2017年欧州オペラコンフィデンシャル〜現場で今、何が起こっているのか?!」は、10/19(木)20:00@代官山晴れたら空に豆巻いて、です。

ゲストは、私が知っている中で、最も多く欧州のクラシック、オペラの舞台を体験し、それを的確に言語化できる(ここんとこ、重要ね!)敬愛する音楽ジャーナリストの加藤浩子さん。

テレビなどに出演していると「今、現場で何が起こっているのかを濃縮簡潔にまとめてみて」系の脅迫観念にさらされるのですが、今回はまさにクラシック最前線のソレ。(ということは、業界必見でしょう!!!)

良質な新書一冊分以上のジャーナリスティックな「ツカミ」はバッチリ。

といいますか、ヨーロッパのクラシックの「攻め」の凄さを感じていただける一夜になるはずです。

是非、お運びアレ。


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2017年10月4日水曜日

2017年10月4日

大阪、京阪神の方々、ぜひ、10/8(土)13;00から、大阪ロフトプラスワンにお運びあれ。拙書「男をこじらせる前に」(角川文庫)の文庫化にちなんでのトークライブのゲストは、越前屋俵太さん。このところ多くのテレビ人をみて来た身にとっての、別格のトークセンス!!! そして、ニッポン男子に珍しく、群れないインディペンデントさが本当にある人。そこに肉薄する所存。


http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/74137
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2017年10月3日火曜日

10/19(木)爆クラ 第63夜 「加藤浩子の2017年欧州オペラコンフィデンシャル〜現場で今、何が 起こっているのか?!」

怒涛のサロンコンサート一ヶ月を経て、久々に通常営業に戻ってまいりました爆クラ! 久
々にオペラ特集です。この夏、私のクラシック音楽観を数百倍アップデートさせたザルツ
プルグ音楽祭でのオペラ体験。それを言葉にするのならば、「オペラはもうこんな先端を
走っているのか?!」という驚きでした。伝統の永続には、時代性と呼応した破壊と創造が
不可欠ですが、それを歌舞伎の最近の方向性でもある「お客の嗜好に合わせた商業的マー
ケティング」とは違うエネルギーで行なっている、パンクなその現場に仰天。クラシック
やオペラは基本再現芸術ですが、もう、再創造、の次元。
ゲストには、日本で一番ヨーロッパのコンサートを観て、そして的確な講評を発表し続け
ている、加藤浩子さん。彼女によると、現在のオペラ状況を語るに重要なキーワードは、
「古楽」と「演出」。そう、この夏私及び加藤さんを唸らせた、ザルツブルク音楽祭のモ
ーツァルト作クルレンティスが振るところの「皇帝ディート」ですが、もう、開幕のオペ
ラ公演を、ウィーンフィルではなく、古楽器のオーケストラ「ムジカエテルナ」が担うと
いう時代なのですよ。
「歌」についても、古楽唱法というか、ヴィヴラートを抑えて、当時の演奏慣習を取り入
れて即興や装飾をするスタイルが今のトレンド。ベッリーニ「ノルマ」(1830年のオ
ペラ)のアリアを、1950年代のマリア・カラスと21世紀のチェチーリア・バルトリ
で聴き比べたりもいたします。
演出面では、当時の設定をいかに、現代のあるあるに持っていけるかどうか、つまり「読
み変え」ができるかどうか、がクリエイションのポイントになっているのです。 たとえ
たとえば、世間を騒がせた松居一代の件なんぞは、性別入れ替えたら「オテロ」そのまん
まなわけで。そういう、古典をビビッドに現代に蘇らせる演出の数々を紹介していきます

今やオペラは、歴史的衣装をつけた太った歌手が棒立ちで歌うコスチュームプレイではな
くて、俳優顔負けの美男美女が駆け回ったり寝そべったりしながら歌っちゃう刺激的な出
し物。17世紀のスペインの伝説的プレイボーイが、NYのハーレムでヤクを打っていた
り、地獄へ落ちたはずがよみがえったりもいたします。なんでもあり!なのです。ここ半
世紀で、ザルツブルク音楽祭のモーツアルト・オペラがどれほど変わったか、これはなか
なか衝撃的です。
そしてここ数年、1970年代生まれの若い指揮者が続々、欧米を代表する歌劇場やオーケス
トラの音楽監督、常任指揮者に起用されていますが、そのあたり、実際に「現場を聴いて
きた」加藤さんにとことん聞いていきます。ちょうど、「爆クラ!」出演日の直前に、現
パリ・オペラ座の音楽監督で、次期ウィーン国立歌劇場の音楽監督に内定したフィリップ
・ジョルダンの「ドン・カルロス」(新制作)を観劇するとのこと、ホットな話題をお楽
しみに。

教養としてのクラシック音楽ではなく、電子音楽の響きを経たクラブ耳を持つ人にこそ体
験してほしい、この爆音音浴。生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現

代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。今回は映像
もがんがんお見せしますよ。
ご来場をお待ちしています。
湯山玲子


開 19:15 演 20:00 ・一般 3000 + 1D 600 + 1D 600/ 学生 1500 +1D



メールでのご予約、くわしくはコチラから



■ 入場は整理番号順

■ 要別途1ドリンク代金600円

■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

●●プロフィール
ゲスト:加藤浩子
音楽物書き。東京生まれ。慶應大学美学美術史学科卒業。同大学院文学研究科博士課程満
期退学(音楽学)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてオーストリア、イ
ンスブルック大学留学。執筆、講演、欧米へのオペラ、音楽ツアーの企画同行と幅広く活
動。著作に『今夜はオペラ!』(春秋社)、『バッハへの旅』(東京書籍)『オペラでわかる
ヨーロッパ史』『ヴェルディ オペラ変革者の素顔と作品』『音楽で楽しむ名画』(平凡社
新書)等。公式サイトhttp:www.casa-hiroko.com

席亭:湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家、ディレクター。爆クラ! 主宰。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装す
る女』(新潮新書)、『四十路越え!』(角川文庫)、上野千鶴子との対談集「快楽上等!  3.11
以降の生き方」(幻冬舎)。『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』(マガジンハウス)、『文化系女子の生き方』(大和書房)、『渇! 迷える女子の人生相談』(小学館)『男をこじらせる前に』(角川文庫)、など。父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。近年はテレビコメンテーターとしても活動。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

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2017年9月27日水曜日

2017年9月27日


火曜日をもって、2年半の長きにわたり出演していました日本テレビ『スッキリ!』を卒業しました。新たに水トアナが加わるなどの大幅テコ入れにて、テリー伊藤さん卒業直後の同期である宇野常寛さんらとともに、文化人ラインがこのたび一新。

最も早くテレビ出演の道を開いてくれたのが、この『スッキリ!』で、いわば学校のような存在でしたね。私にとって全く未知の分野だったテレビの世界を最も激しく、深く体験させてくれたハードコアな現場でした。

現在、政治や外交問題、そして経済など、全てにおいて相当に複雑な様相を呈しています。歴史の中で確立してしまった重くて不動の現実をどうとらえるのか。そして、まさかのトランプ大統領の誕生、長期安部政権、小池都知事の誕生、その背景にある大きな"文化大革命"たるSNSの存在。

勃発する様々な案件の中、最初に結論ありき、の辛口印象コメントだけはするまい、と。結果、口ごもることもしばしば。短い時間での返答では消化不良にならざるを得ないジレンマと闘いつつの仕事の現場でした。

常に私を悩ませたのは、私自身も深く実感がある「人間を幸福にしない日本というシステム(そして空気)」(これ、カレン・ヴァン・ウォルフレンの本のタイトルです)の存在。しかし、「そんなシステムの中で幸福を感じたい人たち」が視聴者の大多数であり、そこに寄り添うことが本義なのだ、というコンテンツワールドもまた現実なのです。

とはいえ、火曜日のメンツはみんな仲が良く、面白いグルーヴを生み出していましたね。そんななかで、私ががんばったのは、ラストの占いコーナーでかます一言ギャグ。ヒットは6割ほどでしたが、非常に勉強になりました。

それはそうと、この夏のNHKFMの「湯山玲子のクラシック放談」でご一緒した、クレイジーケンバンドの横山剣さんが、「ブルーノ・マーズ生出演の時、ユヤマさんが後ろの方でノリノリで身体を揺らしていた」と言われ、「テレビっていろんなトコロを拾っちゃうだな」と嬉しくもびっくりしましたっけ。

これでやっと、金曜夜中発、火曜日中に名古屋入りという4日ので旅程が組めることになります。弾丸トラベラーになる所存。

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2017年9月23日土曜日

2017年9月23日

拙書『男をこじらせる前に』がこの夏、文庫化されました〜。
思えば、初出から現在の間に、女の方は大暴れ。小池百合子は凄腕の喧嘩師ぶりを見せつけ、松居一代の鉄砲玉ぶり、豊田議員のバイオレンス上等と完全にいい意味でも悪い意味でもの「男らしさ」が完全に女性ジャンルになってしまっい、男たちの「男からの逃避」はより色濃くなっているきょ今日この頃。
いわゆる、オヤジを嫌う文化系男子というというのは、本当に多くて、それは一見、同じくオヤジを嫌う女性と共闘できそうですが、「実は、そう思っているのは、当人だけで実は違うんだよなあ」というもうもう一段階のシビアな現実分析をも、この本は書いているので、そのあたり、武田砂鉄さんのあとがきも含めて、お楽しみいただければ幸いです。
でですね。文庫化に際しまして、なんと大阪のロフトプラスワンwestがトークショーを企画してくれました。
日時は10月8日(日)前売り ¥2,500 / 当日 ¥2,800(飲食代別)※要1オーダー¥500以上
■購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002238584P0030001
ロフトプラスワンウエスト電話→0662115592(16~24時)
トークのお相手はなんと越前屋俵太さん!!!!!
関西発信の伝説の番組、面白い物や事は街にあるという「探偵ナイトスクープ」の企画者であり出演者でもある俵太さん。出会いは私がレギュラー出演しているmxテレビの「バラいろダンディ」でした。いろんなゲストさんがいらっしゃる中、その佇まいと確実に笑いに落とす腕前は突出しており、ぶったまげたのですが、彼の半自伝を読み、その筋金入りの自立感にさらにびっくり。
権力に所属する、ということが、どれだけ世代を超えて男性の生き方を支配しているかというのは、如何ともしがたい事実なのですが、そういう能力に十分に恵まれながらも、ソレをしない彼、というものに興味津々なのです。
SNSというスーパーフラットなメディアが生活の中に浸透している今、「男はどう生きればいいのか」を、越前屋俵太という頭脳とセンスはどうこたえ答えてくれるのか?!!
関西の皆さん、いや、東京の皆さんもぜひ、お運びあれ!!!
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2017年9月21日木曜日

10/28(土) プラネタリウムで爆クラ!

プラネタリウムで爆クラ!

~ストラヴィンスキーが爆発!サティでワープ航法、ラヴェルのオーロラ!~
日本初!クラシック音楽の宇宙快感体験にようこそ!



2017.10.28(SAT)
前売¥3,000 / 当日¥3,300
Open_18:00 / Start_19:00 (終演予定20:30)

「爆音クラシック」略して爆クラ!は、東京代官山「晴れたら空に豆巻いて」という音響自慢のライブハウスで行われているクラシック音楽のトーク&リスニングイベント。その主宰者・湯山玲子による選りすぐりの選曲をプラネタリウム映像にコラボする全く新しい試み。極上のサウンドシステムとクラシックを再発見するトーク、全天周のドームに映し出される映像とともに、宇宙空間を旅する、音楽と映像の新たなる体験系イベント。
クラシック音楽ファンはもとより、テクノ、クラブミュージック世代の方々の心身を震わせること必須の、いまだかつてないい映像と音楽との異空間が、岡山の地に降臨です!!!

詳しくはコチラから
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2017年9月19日火曜日

2017年9月19日

ラスト3日になった、American Express✖️数寄屋橋茶房 THE GREEN CAFE サロンコンサート『サロン・ド・爆クラ! 私をとらえる、耳慣れないメロディのように」
多くの人にお運びいただき、また、多くの才能ある演奏家たちに参加していただき大団円モードに突入です。
明日水曜日のマチネ15時からは、今回初のトロンボーン、飯田智彦さん。この楽器のシルキーで豊かな音色は湯山流に言うと「極上グースダウンの布団蒸しのような快感」、菓子で言うならば、マキシムドパリのナポレオンパイ一人喰いのごとく。あの特別空間にいかに響いていくのか、興味津々。
木曜日はまちねもそわマチネもソワレも、波多野敦子(ピオラ)、三浦永美子(ピアノ) のアバンギャルドコンビは、リゲティ、モンポウ、パルトークなど、「草間彌生が好きならば、こんぐらい聴いておかなきゃダメ」というレパートリー(ホントか?)
そしてそして、明日水曜日のソワレ18時からは、今回ラストになる、爆クラ! アンサンブルによるシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」。音楽とは言葉にならない実は相当たくさんの情感や認知が込められた表現なんですが、まさにこの曲はその試金石。「音楽をきっかけに自分の心の移ろいを楽しむ」とこれ、クラシックの聞き方極意の一つなんですね。
アーンド、ラストの22日は、爆クラ! スペシャル合唱団がマチネもソワレも登場します。「バッハ以外の宗教音楽でヨーロッパ一周!」ということで、カトリックとロシア正教を中心とした宗教音楽を無伴奏で演奏する所存。モンテベルディ、プーランク、ブリテン、ラフマニノフ!!!!
お待ちしておりまーす。

http://bakucla.oops.jp/main/?p=651
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2017年9月16日土曜日

10/8(日)『湯山玲子×越前屋俵太 トークライブ in 大阪』

「男をこじらせる前に(角川文庫)」刊行記念
『湯山玲子×越前屋俵太 トークライブ in 大阪』

OPEN 12:00 / START 13:00
前売り ¥2,500 / 当日 ¥2,800(飲食代別)※要1オーダー¥500以上

【出演】湯山玲子、越前屋俵太

競争・学歴・モテ。生きづらい男たちへ、具体的処方箋満載のエッセイ集「男をこじらせる前に」
そんな書籍の刊行を記念して湯山玲子が大阪へ。なんとトーク相手には越前屋俵太さんが登壇!
ロフトプラスワンウエストならではのここだけのお話をたっぷりして頂きます。

詳細はコチラから
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2017年9月14日木曜日

『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』が文庫本になりました!

著作としては初めての男性論である
『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』を角川書店から出しました。

働くことが当たり前になったり、内なる性欲を肯定できるようになったり、と女性はこの10年の間に変化を遂げてきましたが、実はそれ以上の大変革は男性の方に起こっているのではないか?! というのが、この本を書いた動機です。

それなのに、その変化の真相を受け止められず「無いこと」にしている男性の何と多いこと。モテやビジネス本などの対処療法では、そもそも対応することが出来ない男性の状態と環境をひもとき、分析し、おまけに、「こうやったら、より良く生きていけそう」という私なりの回答を、お節介ながら付けてもみた本です。

                                                                         
目次の一部をご紹介します。
●男の「競争」意識はシンデレラコンプレックスよりもタチが悪い
●高齢化で元気が良い母親の無意識の欲望は息子の恋人化(ゆくゆくは愛の名の下の介護)
●「組織のらち外の男は真っ当ではない」という呪い
●男は未だに感情を「無いこと」にして生きている
●「ニッポン男子in外国」は内に漱石を抱えて生きている
●男はひとりの坂本龍一がいればいいという子どもを産みたい女の本音
●マザコン上等で生きるやり方
●おぎやはぎに見るモテ
●四谷怪談、忠臣蔵に看破されていた、集団主義の快楽と安心・・・・・。

男性だけでなく、女性にも読んでいただきたい力作でもあり、そして、この本、よくある女性著者の「だから、男はダメなんだ」系の叱咤激励、単なる社会学的な問題提起の本でもないので、「男がダメなのはわかっているから、これ以上オンナな何か言われるのは嫌だ」と毛嫌いしないで、男性のみなさま、読んでみて下さいな。

本の注文はコチラからどうぞ!

『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』

文庫版
『男をこじらせる前に』

本の注文はコチラからどうぞ!
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2017年9月6日水曜日

9/30(土)「不道徳音楽講座」

不道徳音楽講座 待望の第5弾がついに開催!



著述家・ディレクターの湯山玲子と音楽家・文筆家そしてラジオパーソナリティーとしても大人気の菊地成孔のコンビニよる音楽トークセッション「不道徳音楽講座」

今回のお題は【オンナの種類】。
不思議ちゃん・ぶりっ子などの女性の性格的な面から谷ナオミ的・小池百合子的・松居一代的などの具体的な人物になぞらえてトーク! 初の土曜夜開催! 絶対に聞き逃せない感満載の二人の一夜! に乞うご期待です。


料 金

当日券:一般3,000円/学生2,200円/高校生1,400/ユーロスペース会員2,700円
前売券:一般2,800円/学生2,000円/高校生1200円/ユーロスペース会員2,500円

◆会員=ユーロスペースおよびシネマヴェーラ会員
◆当日券は開演1時間前より販売
◆全自由席(178席)
◆券面記載の整理番号順に入場

電話による前売り予約 (平日10:00~18:00):0120-240-540(カンフェティチケットセンター)
窓口販売 ユーロスペース(12:00~20:00)

詳細はコチラから
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2017年9月1日金曜日

NHK総合「ごごナマ」レギュラー出演!

13:05~16:00放送 NHK総合「ごごナマ」に木曜日レギュラーとして出演しています。
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2017年8月27日日曜日

2017年8月27日

「サロン・ド・爆クラ! 私をとらえる耳慣れないメロディのように」東急ブラザ銀座で9/22まで毎日開催中。そして、カフェなので無料!!

8/25(金) 、9/02(土) 、9/06(水) 、9/20(水)という日程で体験できます。いずれも 18時開演です。
このブレードランナー感を是非!

https://www.youtube.com/watch?v=zVfiVdUHJEk&feature=youtu.be
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2017年8月26日土曜日

2017年8月26日2

これから、TBS 新情報セブンデイズ ニュースキャスター、出演です。

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2017年8月26日1

昨晩、無事に初日を開けた『サロン・ド・爆クラ! 〜私をとらえる耳慣れないメロディのように』。爆クラ! オーケストラの前哨戦たる爆クラ! アンサンブルによるシェーンベルクの『月に憑かれたピエロ』マジで圧巻でした。

とにかくこの東急プラザ銀座のKiRiKO LOUNGE、フラクタルにつなぎ合わされた全面ガラスが圧巻でして、指揮者の坂入健司郎君から「月に憑かれた〜アリですかね?!」と言われたときに、「もー、アタシもそうだと思ってました」と出来が想像はついたのですが、現場で実際に音を出したら、凄かった。

暮れゆく銀座の夕方の光の移ろい。日が陰り、ネオンが灯って、闇が濃くなる、その1時間を、シェーンベルクのあの無調音像が不思議に響き渡たわけです。

今回、あえてPAは入れず、ガラスに反響するここでしか味わえない、建築環境と生音のセッションを行っているのですが、それもまた一興なり。

窓の外には銀座名物、でっかい不二屋のペコちゃんのネオンが見えるのですが、もう、完全にブレードランナー。最高にクール!!! シェーンベルクが生きていたら、絶対聞かせたかった1時間。

このセットは、この後、8/25(金) 、9/02(土) 、9/06(水) 、9/20(水)という日程で体験できます。いずれも 18時開演。

アメックスカード(提携でないもの)会員の方は優先的に席にご案内できるので、是非、ご提示下さいまし。

さて、本日は「旅する合唱隊」ことカントゥスが出演。声のアンサンブルがこの空間でどんな表情を見せてくれるかに期待。

 

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2017年8月24日木曜日

2017年8月24日


【シェア希望】爆クラ! は、晩夏に相応しいサロン・コンサートを、銀座東急プラザにて、明日、8/25(金)から9/22(金)の間、毎日、開催します。

題して、サロンコンサート『サロン・ド・爆クラ! 〜私をとらえる、耳慣れないメロディのように』

銀座東急プラザ6階のKIRIKO LOUNGE内のカフェラウンジ「数寄屋橋茶房」と、アメリカン・エキスプレスのコラボレーションにより実現した期間限定のスペシャルカフェ「THE GREEN Cafe American Express×数寄屋茶房」の特別空間にて、8/25(金)〜9/22(金)の約1ヶ月間、なんと、毎日!!!! 15:00〜と19:00で各30分の2回まわしで、(水曜日の19:00は1時間のスペシャルで湯山もナビゲータで出演なり。

「こんな名曲がクラシックにはあったんだ!」系のプログラムを、なななななんと無料!!!! でお送りいたします。(但し、席はアメリカン・エキスプレスの特典対象カード会員の優先ご案内なのでご了承下さい)

爆クラ! は、特別な場とクラシック音楽が出合うことで生まれる音楽体験を、昨年末の水族館でのコラボを初めとして追求しているのですが(ちなみに、もう一方の追求は、DJジェフ・ミルズ×アンドレア・バッディストー二×東京フィルハーモニー交響楽団のごとくの体感系コンサートなり)、今回は「光の教会」のようなラウンジ空間でのサロン・コンサートに挑むことになりました。

銀座の街にありつつ、莊嚴かつその一方で森林のようなナチュラルな空気が漂うこの空間で、ビアノやバイオリン、声楽だけでなく、サキソフォーン、マリンバ、ハーブ、トロンボーンなどの演奏、宗教音楽や現代音楽など、クラシックワールドの豊かなレパートリーの中で、是非、「この私の心やアタマがついつい大きく反応してしまった」という楽曲や音色に出合って下さい。

プログラムの一部を紹介しますと、まずは新進気鋭の指揮者、坂入健志郎が率いる爆クラ!  スペシャル・アンサンブル(近々発表される、爆クラ! オーケストラのティーザーです!!)が、シェーンベルクの名曲『月に憑かれたピエロ』を演奏。日本のオベラ界を代表するソプラノで菊池成孔のアルバムにも参加している林正子は、官能のリヒャルト・シュトラウスを歌い、天才打楽器奏者、池上秀樹が超絶技巧で披露するモンポウの「ジターヌ」等、「旅する聖歌隊」ことカントゥスが天使か? 悪魔か?のコーラスを聴かせ、気鋭の若手サクソフォーン奏者、上野耕平、人気の連弾デュオ、鍵盤男子などが、それぞれの音楽世界を展開していきます。また、東京藝術大学と(株)ワーナーミュージック・ジャパンの公式パートナーシップにより今年、ローンチした藝大レーベルからの若き才能たちにも注目です。

コーヒーやお茶を飲みながらのサロン形式は、周囲の環境音もまた、このたびの音楽の一部。晩夏の午後と夜の銀座の光の中、あえてPAは使わず、生の楽器が奏でる音を「耳をそばだてて」お聴きいただければ幸いです。

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<サロンコンサート概要>
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クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、
人気のトーク&リスニングイベント=爆クラ! による、
29日間の美的アンド刺激的な音楽会
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『THE GREEN Café American Express×数寄屋橋茶房』
サロンコンサート
サロン・ド・爆クラ!
~私をとらえる、耳慣れないメロディのように~
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2017/8/25(金)~9/22(金)
東急プラザ銀座6F 「KIRIKO LOUNGE」内 数寄屋橋茶房
EVERY DAY :15:00~15:30/18:00~18:30
WENDSDAY SPECIAL :18:00~19:00
※毎週水曜日と8/25(金)、9/2(土)の18:00の回は、
 1時間に拡大して開催。ナビゲーターとして湯山玲子も登場!
入場無料<※カフェ利用の料金は必要>
※お席は、アメリカン・エキスプレスの特典対象カード会員様を優先してご案内します。
主催:サロンコンサート実行委員会
協賛:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.
企画・制作:Bunkamura/爆クラ!
協力:ワーナークラシックス/日本コロムビア
関連サイト:
爆クラ! 公式サイト内特設ページ:http://bakucla.oops.jp/main/?p=651
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2017年8月23日水曜日

8/25(金)〜9/22(金)サロン・ド・爆クラ! 〜私をとらえる耳慣れないメロディのように


サロン・ド・爆クラ! 〜私をとらえる耳慣れないメロディのように

2017.8.25(金)〜9.22(金)

15;00〜
18:00〜
【料金】無料
【場所】東急ブラザ銀座6F 「KIRIKO LOUNGE」内 数寄屋橋茶房
http://ginza.tokyu-plaza.com/access/


クラシック音楽のあたらしい聴き方を提案している爆クラ! は、特別な場とクラシック音楽が出合うことで生まれる音楽体験を追求しているのですが、このたび、東急ブラザ銀座6FKIRIKO ROUNGEにおける「THE GREEN CAFE American Express × 数寄屋橋茶房」のまるで「光の教会」のような空間で新たに挑むのは、毎日のサロン・コンサート。

銀座の街にありつつ、莊嚴かつその一方で森林のようなナチュラルな空気が漂う空間で、8/25から9/22までの約一ヶ月の間、たくさんのクラシック音楽が演奏されていきます。

ビアノやバイオリン、声楽だけでなく、サキソフォーン、マリンバ、ハーブ、トロンボーンなどの演奏、宗教音楽や現代音楽など、クラシックワールドの豊かなレパートリーの中で、是非、「私が心やアタマが大きく反応した」楽曲や音色に出合って下さい。

コーヒーやお茶を飲みながらのサロン形式は、周囲の環境音もまた音楽の一部。晩夏の午後と夜の銀座の光の中、あえてPAは使わず、生の楽器が奏でる音を「耳をそばだてて」お聴きいただければ幸いです。

サロンコンサートナビゲーター 爆クラ! 主宰
湯山玲子

※各回30分程度。
※毎週水曜日<WENDSDAY SPECIAL>と8/25(金)、9/2(土)の18:00の回は、1時間に拡大。
ナビゲーターとして湯山玲子自身も登場。コンサートとともにトークもお楽しみください。

※お席は、アメリカン・エキスプレスの特典対象カード会員様を優先してご案内いたします。


爆クラ!イベントページ



詳しいスケジュール、出演者プロフィールはこちら>>


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2017年8月17日木曜日

2017年8月17日


【拡散希望】さて、本日17日(木)19:30〜21:00、NHKFMの「湯山玲子の爆音クラシック放談」2日目。

これ、ほぼ毎月代官山でやっているクラシック音楽のトーク&リスニングイベントの爆クラ! ゲストをお呼びして、ユニーク切り口にて、クラシック音楽を紹介していく、といういつものアレですが、今回のゲストは、マキタスポーツさんとクレージーケンバンドの横山剣さん。と、ハードコアな布陣でお送りしまっす。

まず、初っぱなはマキタスポーツさん。クオリティーの高いパロディソング、ミュージシャンの思考形態の模写を得意とする芸人さん&ミュージシャンの彼。「すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考」での分析が素晴らしく、そんな彼に、みんなに愛されているクラシック楽曲のヒット曲の秘訣をともに分析する。という試みです。

いやー、面白かった。マキタさん曰く「クラシックは魅力的なメロディーが多すぎる!!!」チャイコフスキーの「花のワルツ」におけるテッパン女子マーケティングとか、もうもう、話がドライブして止まらずの回でした。

そしてそして、横山剣さんをお招きしてのテーマは、「果たしてクラシック音楽は、クレージーケンバンドお得意の、夜、ネオン、セクシー、酒、情事のよしなしごと」を表現できるのか?!!」という命題に取り組みます。結論はもちろん、で・き・ま・す!! なんですけど、その選曲を果たして、ケンさんが認めて下さるかどうか!!!

ケンさん曰く、「オレの今後の作品にどんどん謎の不協和音が入ってきそうですよ!!!」で大成功。どんな曲にどんな展開があったかは、是非チェックしてみて下さい。



http://www4.nhk.or.jp/P4579/x/2017-08-17/07/73015/4621061/


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2017年8月15日火曜日

2017年8月15日


【拡散希望】明日、16日(水)、17日(木)になんと爆クラ! がNHKFMに登場。19:30〜21:00。ゲストをお呼びして、ユニーク切り口にて、クラシック音楽を紹介していく、といういつものアレですが、今回はかなり攻めてますぞ!

初日の一発目は、スポーツ解説者で最近は朝ドラでその美声をお茶の間に届けている増田明美さん。わたくし、ハクガール、という番組で一度彼女とご一緒して、そのたぐいまれな感性に驚きまして、是非、彼女の言葉でクラシック音楽の印象批評をしてもらいたくて、のセレクト。お題はもちろん、「マラソンとクラシック」。カンの良い方はすぐにおわかりのごとく、長尺の交響曲と42.195キロのマラソンは何かとオーバーラップ。ランナーズ・ハイから、連続運動とループ、ドラマメイク、ブルックナー的あるいはマーラー的マラソンコースはココだ! 問題、竹内まりやが好きな増田さんがハマるだろうクラシック音楽を勝手に選曲、だとか、我ながら、他ではまずありえない、超面白い内容になっていると思います。(NHKさすがっす)

二発目はウェンツ瑛二さん。スッキリ! の同僚、っていうヤツですが、彼はマジでミュージカル俳優として非常に優秀で、この夏休みもひとりでロンドンに出かけ、話題の演目をチェックし、要人に会ってきているという強者。彼との回はストレートに「ミュージカルとクラシック」。バーンスタインやガーシュインの作曲の魅力に触れながら、爆クラ! でも頻出する「クラシックの声楽法は歌曲を表現するのに最適な歌唱法なのか?!」問題を、ラヴェルのを軸に、バーブラ・ストライサンドや矢野顕子も登場させ、展開していきます。

17日のゲストは、クレイジーケンバンドの横山剣さんと、お笑い芸人と言うよりも最近は俳優やヒット曲分析をした著述で有名なマキタスポーツさん。こちらも相当ヤバいです。マキタスポーツ→「クラシックにおけるヒット曲の秘密」、横山剣→「夜とゴージャスとクラシック」(続く・・・・)
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2017年8月14日月曜日

8/16・17(水・木)NHK FM「湯山玲子の爆音クラシック放談」出演!

8/16・17(水・木)NHK FM 19:30~21:00放送 「湯山玲子の爆音クラシック放談」に出演致します。
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2017年8月14日2

本日、21:00から、湯山玲子プロデュースOJOU(オジョウ)ブランドの通販をShop Channelで行いまーす。ネットでは先行販売もしております。
これ、今私が手がけている仕事の中で、最も楽しんでやっているもののひとつ。まー、ご立派な体重を誇るわたくしメが、そのふっとりさん具合を「無いこと」にし、絶対、カッコよく見える服たちをセールス・オン!!!
目玉は、フェイクレザーのワイドパンツだな! !! (売り切れ必須という担当者の談なので先行販売でオサえた方がベター)もう、コレ一本でザルツブルグ音楽祭オペラ初演から、センベロ酒場まで行けて、パールからインディアンジュエリーまでイケるワイドレンジ。
そんな感じの服が揃ってますんで、みなさんどーぞ。
男性の方も、けっこうモノセックスなので、使える感じです。

https://www.shopch.jp
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2017年8月14日1

弾丸、岡山ツアー。村おこしでさんざん通い、滝泳ぎツアーまで企画した新庄村での古民家ギャラリー、<バーバーバー>で、映画トークショー。ケン・ローチ監督の『私はダニエル・ブレイク』などの題材を語りました。ケン・ローチ、ずーっとイギリスの労働者階級の物語を紡いでいる作家。
まあ、貧困の問題なのですが、浮き彫りになる「人権」についての意識がもうもう我が国と全く違う、というあたりが論点。加えてキリスト教文化圏ならではの、「隣人に手をさしのべる」助け合いの凄さは、ヨーロッパ仕事体験からも、自分自身得ているのですが、まさにそれ。
で、今回はケータイをタクシーに忘れ、ピックアップできずに岡山に入ったので、写真無し。他の方々がアップしてくれています。
しっかし、初めてお盆に新幹線を利用したのだが、すさまじいね。がんばって帰ってきます。
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2017年8月10日木曜日

CINRA.NETにて記事掲載

真鍋大度×湯山玲子対談 テクノロジーで更新するオペラ『オテロ』と題した記事が掲載されています。

記事はコチラから



クラシック界の若きスター・反田恭平の魅力を湯山玲子が徹底解説 と題した記事が掲載されています。

記事はコチラから
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2017年8月7日月曜日

2017年8月7日

これから、ニッポン放送、土屋礼央レオなるど、2時間出演です。テーマは不倫!!!アンド男問題ですっ
http://www.1242.com/radio/reo/
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2017年8月5日土曜日

2017年8月5日

この週末の出演番組放映でえ〜す。

8月5日(土)19時〜日本テレビ「世界一受けたい授業」2時間SP
http://www.ntv.co.jp/sekaju/
湯山は「座りっぱなし」の密着ロケを敢行。いやー、ホント、現代人、歩いていないわ。現代人の中でも特に湯山がww。
8月6日(日)9時〜テレビ朝日「題名のない音楽会」
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei
ソドレミの秘訣、といった、魅力的な音楽に隠された「ある要素」について探っていきます。シンガーソングライターを目指している人たち必見。
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8/5(土)日本テレビ「世界一受けたい授業」出演!

8/5(土)19:00~20:54 放送 日本テレビ「世界一受けたい授業」 2時間SP【今、日本が危ない!私たちに迫る15の危険】 に出演いたします。...
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2017年7月31日月曜日

2017年7月31日

ザルツブルグ音楽祭のラス日公演は、コンサート形式で行う、モンテヴェルディ作のオペラ・セリアの名作『ポッペアの戴冠』。そう、古楽器を使った小オーケストラによる、バロック・オペラというヤツです。

指揮はイギリス人ながらイタリアに惹かれ(アングロサクソンとゲルマンは常にラテンに憧れるの図)、モンテベルディにハマったこの道の達人、ジョン・エリオット・ガーディナー。そして、バックを固めるのは、イングリッシュ・バロック・ソリスツとモンテヴェルディ合唱団という布陣。

1日目のモーツァルトの『皇帝ティートの慈悲』と同じくオペラ・セリアなので、男性役はアルトの女性、と思いきや、ここはクラシック声楽の注目ジャンルになって久しい、カウンターテナーの嵐。特に皇帝ネロを演じた、韓国人のカンミン・ジャスティン・キムにはびっくり。声質としては、ネロにポッペアを寝取られるオットのMichal Czerniawski(読み方が不明)の方がカウンター特有のデカダンス美があって好きなのですが、カンミンのそれは、パワーとテク、高音、低音の響かせ方が圧倒的。

いやー、日本のポップス界では、韓国人の歌の上手さはつとに有名ですが、それに通じる引きの強さが彼にはありましたね。タイトルロールとしては、舞台を制する度胸も抜群。

テレビ朝日の『題名のない音楽会』でご一緒した、鈴木優人さんのバッハコレギウムジャパンでも活躍するハナ・ブラジコヴァは、バロック声楽界でつとに有名な人ですが、悪い女の代表、ポッペアをその清元のような美声でいけしゃあしゃあと表現するその様子がナイス。

オットの愛人の侍女、ドゥルジッラ役のソプラノ、アンナ・デニス。この人は芝居っけがある人で、そういえば、シェークスピアとモンテベルディは同時代の人間。しかし、この人、存在感が舞台での高畑淳子さんにとっても似ているんだよね。

そういえば、今回体験したコンサート、ウィーンフィルを除いては全てが古楽器が用いられていました。ラロックダンデロンビアノフェスでも、チェンパロが堂々、プログラムに食い込んでいたし、バロックの響きは、実は現代人の耳に非常にフィットするのかも。そう、エンヤとかペンタングル、ポール・マッカートニの一部とか、ケルティックポップスとも通じる世界が古楽にはあるのです。

 

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2017年7月30日日曜日

2017年7月30日2

フランクフルト空港なう。原稿がすすむのは、フライトという締め切りがあるからなのじや。

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2017年7月30日1

ザルツブルグ2日目、またも凄まじい演奏を体験してしまいました。ザルツで一番本気を出すと言われているウィーンフィルが、マエストロ、ベルナルド・ハイティング指揮でお届けする『マーラー;交響曲第9番ニ長調』

目撃したことは、「精神で振る指揮」ということ。これ、クラシック音楽界の最大の謎のひとつ「指揮種の能力」に関する問題で、先日、ぶったまげたロジェストベンスキー×読響に続き、最晩年にさしかかった指揮者がつくり出す音楽の「レベルが違う出来」をまざまざと体験。

もともと、マラ9は大好物の曲ですが、大好物の1楽章のあの超美メロのワンコーラス目にすでに不思議な含みと抑制がかかっている。(そう、このマラ9このメロと展開に任せてのびのび派手にやってもソレはまたよし、の曲なのだ)その「気配」は、未完成とも言われている第4楽章の終わり方のとてつもない静謐に向かってマグマのように熱を隠し持ちながら、展開していくのですよ。

終楽章の最後の小節に、マーラー自身がersterbend(死に絶えるように)と書き込んでいるように、この曲のテーマは「死」。巨匠の人生ももはやそこに直面しているだけに、の渾身の表現だったとは容易に想像できます。

それだと、私が最も忌み嫌う「何も音楽聴かなくたって、ストーリーに反応してるだけじゃん」という話なのですが(ネットの音楽評はそんなんばっかり)、具体的にはウィーンフィルの凄さは指揮者の指示を指先一本でも見逃すまい、という奏者ひとりひとりの気迫の凄さ。これ、今回、2列目という奇跡の席だったゆえ手に取るように解ったのですが、もう、コンマス男性と二番手の女性、ヴィオラの第一奏者、フロント陣が指揮者と三位一体(いや四、五位かな)でまるで真剣勝負のような隙の無さで音楽をつくっている。

ほら、よく剣の達人同士がにらみ合いを続けるじゃないですか、そんなエネルギーの回し方を想像してしまった。

で、ウィーンフィル、なんなんだ、この音響のつくりかたは! いや、もちろん「揃って」いるんですよ。しかし、そのユニゾンが全員でひとつの音波波形をつくっているかのようなユナイト。

というと、「みんないっしょ」の軍隊式統率法、しわゆる「型」を思い起こすのですが、完全にそうじゃないんだよなあ。横並びの精神ではなく、指揮者が発信するひとつの理想の周波数をキャッチして、個人が反応しているという感じ。自分の個性はあるのですが、チューナーの性能が抜群に良い奏者が揃っているのだと思います。

いやー、本当に凄いものを観させてもらいました。というか、もう、こんなスゴレベルの演奏がきけるならば、毎年、ザルツに行くかも。ていうか、ウィーンフィルだけでなく、今後はタイミングと指揮者とを読んで、海外に行くしかねぇ。

私は爆クラ! などで、クラブ耳にも届くクラシックを提案しているのですが、はっきり言って、初心者はこのクラスを聞かせたら一発ですよ。クラシックがお好きではない、近田春夫さんに聴いてもらいたかった。ホント、このあたりクラシック音楽とクラブミュージックは似ている。一期一会感の到達度の高さがとんでもない。

先代の中村歌右衛門のあの日の「政岡」、古今亭志ん朝のあの日の「文七元結」、あの日のジュニア・ヴァスケス、あの日のバート・バカラックと並ぶ、あの日のウィーンフィルになりそう。

 



と、ウィーンフィルのハードコアがありつつ、真逆のブログラムがあるのが、ザルツブルグ音楽祭のいいところ。

三日目の昼はザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団によるモーツァルトマチネ。音楽学校併設の豪華ホールでまあ、ここの伝統ある座付きオケということでしょう。

と、これが昨晩の鬼気迫るウィーフィルのマーラーと違って、良い意味でレッツエンジョイ系の明朗快活仕様。というか、常任指揮者のイギリス人、アイヴォー・ボルトンとコンマスがつくり出すビートが、はっきり言ってスラップスティック!!

コンマス氏は終始ニコニコ顔で、遅れてきた観客の客いじりを表情でするし、ボルトンに至っては、ビオラの指示が手をブルブル震わせてもの凄い形相で振りかぶってくる。これ、またしても最前列二列目なので(ホント、この良席を押さえてくれた、モラス彩子さん感謝です)、手に取るようにわかるのです。

これ、なんか知った世界だぞ、と思いきや、すぐに頭をよぎったのが我がニッポンの漫才コンビ。でぶっちょでマイムに近いシアトリカルなww指揮でガンガン進むボルトンと(この人ご面相が英国映画に出てくる炭鉱ストの首謀者っぽいのよ)、それをわはははの笑みでノリを演者と客席に伝えるコンマス氏(モンティパイソンのエリック・アイドルか? )。

と、その空気感は、映画「アマデウス」でもおなじみのモーツァルト音楽の本質のひとつでもあり、モーツァルトが市民の中でポッブス化しているザルツブルグの面目躍如でしょうね。

演奏は、それでもナイス。特にスケルツォな早いテンポの曲のさわやかな疾走ぶりが素敵。ボルトン、古楽アプローチの人なので、ホルン、チェンバロ、トランペットなどの響きを生かすのが巧みだったっす。

休憩は中庭に出て、シャンバンなのだ。

 

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2017年7月28日金曜日

2017年7月28日

みなさま、誕生日メッセありがとうございました。もう、こうなったら長生きだけが楽しみですww。

ということで、本日、南フランス、ラック・ダンデロンを発って、ミュンヘン経由でザルツブルグに午後にロックオン。そう、今回の旅行のハイライト、ザルツブルグ音楽祭にて、クルレンティス指揮のモーツァルトのオペラ『皇帝ティートの慈悲』の初日だったのです。

キャンセル待ちでケットした席は、前から三列目の下手側という奇跡の良席。タクトを振るクルレンティスの表情がバッチリ解るんですよ。

いやー、結論を言いますと、本当にマジで凄い舞台でした。わたくし今までオペラで落涙することはなかったのですが、今回はティートの死の床でのセストとの掛け合いで目頭が熱くなった。

この曲、『魔笛』とともにモーツァルトの最後のオペラですが、当時すでに時代遅れになりつつあったオペラセリアの手法で描かれていて、皇帝の友人で長いアリアが見所のセストとアンニオがメゾソブラノつまり女性。

ということは舞台上の恋愛関係は女性同士。皇帝との確執も男男のマスキュランではなく男女で観客に届くところがミソ。もう、これだけでもの凄く現代的。しかも、奇をてらっているわけではなく、オベラセリアの伝統ですから、この楽曲をビックアップしたクルレンティス凄い。しかも、チェンバロ二台をはじめとして大量に古楽器を持ち込み、自分のバンド、いや違ったオケであるムジカエテルナで演奏するというシステムは、クルレンティス、勝ちに行ってるな!!  と思いましたぜ。

ちなみに、この曲のモーツァルト「魔笛」のごとくの美メロ無しで単調の地味系。しかし、今回の古楽器の大量使用によって、音響的に素晴らしいシロモノになっている。これ、拙書『クラブカルチャー』(毎日新聞出版局)からの引用だと、21世紀以降の音楽は音響と音圧の時代になる、ということの証左でもあるのです。逆を言えば、その角度でもイケるモーツァルトって「なんじゃあこりゃ」ですわ。

で、この舞台、設定が現代のテロ、欧米の移民問題をガンガン演出に生かしている点も凄い。そもそも、これ皇帝の暗殺未遂の話ですから、皇帝の友人セストがテロリストに変化してしまう様は、「人間は、ローマ時代と変わっていないのだ」という古典の基本を最大限、喚び生けているんですね。

そういう意味でこれ、見事にオペラの再生になっているのです。湯山の目頭を熱くさせたという「裏切りよりも慈悲が強い」という皇帝の独唱は、非寛容に傾く全世界に対しての芸術からの強いメッセージ。それが、本質的なところでこちらの胸に響いたわけで、これ、現代オベラとしては最大級の成果でしょう。

写真は珍道中をご一緒している、鬼久保さん、テレ朝の『題名のない音楽会』のプロデューサーを長きに渡って担当している凄い人。

 






でですね。今回のオペラ『皇帝ティートの慈悲』by指揮クルレンティスは、初日だったのです。それでもって、わたくしザルツブルグ音楽祭のオベラの初日、という特別日の観客のみなさんの凄さに本当に腰を抜かしました。

凄いのよ! ドレスアップが!!!  オベラ座のそれはウィーンやパリなんかで知っているのですが、そのロングドレス率の高さと来たら!!

50歳以上のおばさまたちの着こなしは本当に凄くて、日本の黒紋付き友禅を羽織り物コートでお召しになったり、全身がグレーのチュールレーススパンコールのドレスは、肌が所々透けて見えてセクシーダイナマイトだったり、ラルフ・ローレンならば号泣しただろう、白のデザインブラウスにロングタイトの出で立ちだったり、お腹いっぱい。

凄いのは女性よりも男性かも知れない。まー、タキシードとそのパリエーションの嵐なのですが、超カッコいい。たまにノーネクタイの人もいるのですが、そういう人は「実存主義やってました」系の知性のある着こなし。で、最大限着飾ったドレス女性とガッツリカップルタッグを組んでいるところもミソ。

ふだん日本でサラリーマン親父を見慣れている目には、このあまりの差に愕然としますよね。あら、カッコいい東洋人オヤジがいるな、と思ったら彼らは中国人。まあ、ユーラシア大陸の住民だし、ドレスアップ文化に冠しては上海でも感じることがあるのでさもありなん、というか。

ザルツの夏は寒いので、毛皮も登場。もー、こうなったら、本日のウィーンフィル、ドレス買いで挑む勢い(今は、の話ですが)。


 

 

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2017年7月25日火曜日

2017年7月25日

ラロック・ダンデロンLa Roque Damtheronピアノフェス2日目は、修道院遺跡でのチェンバロコンサートが皮切り。チェンパロ界の貴公子(と勝手に命名)、ジャン・ロンドー演奏の、バッハの『ゴールドベルグ変奏曲』は、たぶん、今回の白眉のひとつ。グールドでさんざん聞いているこの曲集、チェンパロのように強弱やペダルの響きがない楽器だと、フーガの時間軸と骨格がむき出しになり、もはや楽曲と言うよりも、石庭の銘石のごとくの「存在」のみ。

ラロック名物、自然の鳥の声との共演が、ジャンをして、アッシジの聖フランチェスコ(鳥と話すことができるという聖人)にしか見えないというトランス状態。それにしても、ゴールドベルグのあのアリアの旋律は、音楽史上の謎の一個。人間のどの感情にも寄り添わず、しかし、誰の中にも潜んでいる感覚、といった風な。これ、最初と最後に演奏されるのだが、これって、バッハが仕掛けたワープ航法なのか?! という時間感覚の転倒はチェンバロの音色だからこそ浮き彫りになってくるわけです。

田園公会堂では、ディミトリ・リス指揮の南オランダ交響楽団とベゾッド・アブデュライモブ のピアノで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第三番。あと、グリーグの「ペールギュント」、ラヴェルの「ラヴァルス」。ウズベキスタン生まれの27歳のベゾッド君、アンコールのリストの「ラ・カンパネラ」での超絶トリルの粒立ちは圧巻でしたが、ラフマ3ではフォルテ部分が単調で残念。これはリス氏の指揮も問題あったかも。特に「ラヴァルス」の「文章を分かち書きにする」がごとくの「流れの裁ち切り」は意味不明。ちなみに席は最前列ど真ん中。

またも深夜打ち上げディナーは。近くのホテルのレストラン。シンプルなチキンローストと当然ながらのロゼ。地鶏なのか、抜群に旨かったであります。

   
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2017年7月23日日曜日

2017年7月23日


南フランス、エクサンプロバンスに近い、ラロックダンデロンのピアノフェスティバル、International de pianoに来ています。

丸の内で毎年GWに開催されるクラシックのフェス、ラフォルデジュネの主宰、ルネ・マルタンのプロデュース仕事の原型とも言えるこのフェス。なんというか、田園地帯の環境の中で、ピアノを響かせたら、どうなのか? という、まさに漠クラ! の思想にも近いことをすでに37年間も行っているというので、ロックオン。

いやー、素晴らしかった。飛行機遅延でラストの30分だけしか聴けなかったのですが、エフゲニー・キーシンのサウダージとも(ブラジル音楽用語ね)、シレンシオとも(デビッド・リンチ用語ね)といえる神秘的なラフマニノフのプレリュードが、現地の蝉のみなさんの鳴き声と南仏の夜の薫る空気のトリオ演奏して、とんでもない境地が現れていました。

終わった後、マルタン氏とキーシン様、そして、地元の応援者のみなさん(ジャンピエールという名の人大すぎ)とで、La Bocageという地元の名レストランで打ち上げ。

南仏名物ロゼのはちみつ系の旨さはもとより、ここら辺では珍しい、カベルネソーヴィ二オンの赤が激旨い。

キーシン氏(写真)とお話ししたのですが、言葉の反応の仕方が独特。単語を噛みしめ頭で想像を巡らす時間が非常に長いのは、まるでビアノの音を探っていく姿勢に近いのか、と思った次第。

コレが毎晩つづくのさ!!



 




2日目の南仏ラロック。昼間は街のリサーチ。目の前のカフェでブランチ。もちろん、ロゼと赤ワイン。で、メインはフィレ肉のステーキ。付け合わせででた、ガルバンゾー豆のサラダが秀逸。トッピングされたオリーブが檄旨いのは南仏の証し。帰ったら、この味再現レシピするぞ〜。

殺人を犯すほど暴力的な太陽nyカミュの昼下がりの街歩きのハードコアに負けて、崩れ落ちるようにして入ったアイスクリーム屋。「Quille」という店なのだが、ここで食べるべきは、パフェの数々。(フランス語でクーペ)バカでかいてんこ盛りを、大のオトナのみなさんが注文。洋酒入りなので、けっこうハード。
今からホテルに帰ってシェスタ。夜の修道院でのバッハ、チェンバロによる「ゴールドベルグ」と、昨日行った田園内ホールでのラフマニノフビアノ協奏曲3と湯山のテーマの曲のひとつ、ラ・ヴァルスにそなえます。

 
 
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