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2016年8月29日月曜日

2016年8月29日


ダイエットというのに、ロンドン美食三昧の一日。といっても、本日は日曜日なので店が限られている中、ランチはミシュラン二つ星の「Dinner by Hadson Bleumental」へ。ご同伴は、今、ロンドンでアーティストレジデンス中の毛利悠子通称リーモ。偶然、メッセージが入ったので、早速、私にランチ要員として逆ゲットされてしまったのです。

エスカルゴの中身が骨髄のゼラチン質とともに煮込んであって、それが骨に乗っているスターター。リーモのやつは、どう見てもみかんにしか見えないパテ。そう、クリエイティブ、攻めています。しかし、メインのタラ。付け合わせのほうれん草の一部が異様に塩辛く、これは明らかにミス。その荒さがいかにもイギリスですわ。ヴィヴィアン・ウエストウッドのシャツのボタンがすぐ取れちゃった件と似ています。

店はなんと、ナイツブリッジのマンダリンオリエンタルホテルの中。アルゼンチンのチャクラという赤ワインがめっけもの。

写真は、隣のテーブルの窒素噴出アイス製作に驚くリーモ。エクトプラズムっぼい。どう見ても。




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2016年8月28日日曜日

2016年8月28日


到着してすぐに、ロイヤルアルバートホールの「proms」に直行。一部で大注目のソプラノ、バーバラ・ハニガンのオフェリア異聞ともいえる、「let me tell you」に滑り込み。

いやー、凄いぞ。ロイヤルアルバートホール。日本で言うならば、非常に武道館に似ている大箱のクラシック仕様。もちろんこれぐらいの大きさになると、残響がキツいのだが、それもまた、味として楽しむべきなのでしょう。

ハンス・アブラハムセン(1952年生まれ)の手になるこの曲、「かそけき」という日本語がぴったりくるような、小さくて弱い幻想世界。キャロル作「不思議の国のアリス」も含め、我が国の座敷童にもにた妖精感覚はイギリスのお家芸であり、そこにハマりまくりのバーバラ。

私は「この時代にもうクラシックの発声方法はオワコン」という考えを持っているのですが、このバーバラのアプローチは、「そうか、その手があったのか?!」と目からウロコなのでした。

それは、「人間ではない異界の声」ジャンル。アニメの声優さんたちの「月にかわって、お仕置きよ!」というプラスチックな作り声と等価のテクノな妖精感方向が、実はクラシック声楽のブルーオーシャンなのでは、と。

そういう意味では、シェイクスピア中一番の不思議ちゃん、オフェリアを謡ったこの曲はハマりすぎ。

肉眼の感じだと、派手派手でシュトラウスなんかが似合いそうなホール内が、「密やかな森」に一変したのでした。

地下鉄で真夜、一人帰り。マーケットが11時までやっているのが助かりましたぜ。

ほうれん草のスープと水

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2016年8月27日土曜日

2016年8月27日


今から、ロンドン〜アムステルダムに行ってきまーす。目的はふたつ、まずロンドンでは、夏の名物クラシックフェス@ロイヤルアルバートホールでの「Proms」に、私が今超注目している、ソプラノ歌手バーバラ・ハニガンが出るのだ。

それと、アムスではとうとう、ジェフ・ミルズの新作、クラシック音楽「Pranets」の初演なり。すでに、5.1チャンネルで聴いているのですが、素晴らしい出来。ナマ音が楽しみ。

そんなな合間に、ミシュラン二つ星の「Dinner by Heston Blumenthal」予約入れております。

ので、来週の「スッキリ!」は夏休みでござる。

いってきまーす。

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2016年8月22日月曜日

2016年8月22日

今、テレビ東京「主治医が見つかる診療所」出演中っす。この回は夏バテ対策。漢方の先生のカレーレシビが秀逸。そして、本当に丁寧に作ってある番組で、情報量、多いっすよ。
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2016年8月15日月曜日

2016年8月15日


本日、20時からです。我ながら珠玉の選曲なり。戦争と平和テーマは、名曲が多いことが判明。
カントクのトークも必聴。夕涼みがてらに代官山へGO!

https://www.facebook.com/events/932699970209489/
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2016年8月13日土曜日

2016年8月13日

22時から「新情報7daysニュースキャスター」出演します。城所さんメイク中。

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2016年8月7日日曜日

2016年8月7日

2012年の再演を観て、度肝を抜かれた、阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史演出、葛河思潮社公演『浮標』を見に、横浜は神奈川芸術劇場へ。
コチラのパンフ、編集の桃山商事こと清田クンの手になる読み応えのある内容なのですが、今回、私メの語り下ろし文章も5ページ掲載されているのじゃ。
作者はプロレタリア作家として知られる三好十郎。もう、そのジャンル付けで、第三の新人なんかよりも、さらに文学好きを遠ざけていそうなこの作家の手になる戦争直前の「身辺雑記」の何という、豊饒さ!!!
ケラリーノ・サンドロビッチも岸田国士の『パン屋文六の思惑』を演出したことがありましたが、そこに描かれた日本人像と『浮標』のそれの感触はほとんど同じ。
そう、これらの作品に描かれた日本人は。私たちが把握している日本人像とは全く違うのです。「人は人、自分は自分」という個人主義的自立感、空気を読む、というのはもしかして、最近の傾向? というほど、対話が多い。とにかく言葉のレベルが高く、自分のオリジナルな意見を日常にズバズバ言って、後腐れが無い、というまるで、イタリア映画並みの濃い人間関係にまずは驚かされます。
今の日本を覆い尽くしている、思考停止上等のムラ的生き方は、実はそんなに強固な日本の伝統ではなかったのではないか? 近代的自我は付け焼き刃だった、と言いますが、ちょっとこの庶民感覚まで降りている感じは不可解。
結核で死の影がちらつく妻と彼女を献身的に支える貧乏画家、というある意味、単純骨子に、表現することの意味、カネと人間、神の存在、伝統的なイエ社会の軋轢からジェンダー問題まで、とにかく
魅力的なセリフのオンパレードなのですが、前回と今回の観客の違いは、憲法改正問題、トランブ問題、テロ諸問題、という、三好戯曲がテーマのひとつに据えている、「戦争」がリアルにシンクロしているところ。
東京公演は、9/2〜4世田谷パブリックシアターにて。これは、要チェック演劇ですぞ。

バンフテキストに法外なお褒めの言葉を頂いて。アヒル口している私と、長塚圭史さん。

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2016年8月6日土曜日

2016年8月6日

先ほどのMXテレビ「ばら色ダンディ」ななんと、ゲストが山本寛斎氏であらしゃいました。(突然、公家言葉だよ)和の要素を再構築して、世界に打って出たファッション・デザイナーの中で、大漁旗や歌舞伎の舞台美術のような外連味と婆娑羅感覚を持っていたのが寛斎さん。これは、ヤンキーにも繋がるニッポンの装飾センスでして、わびさびを蹴散らして、縄文文化に想いを馳せた、岡本太郎にも通じるのですよ。
ファッションというとセンスというものが取りざたされますが、その正体は"差違"なんですね。流行遅れ、というのはすなわち、時代と差が出てきてしまうことによって発生するわけです。
センスのいい人、というのは、これまでのファッション史を始めとして、膨大な着衣の歴史の中で「カッコいい」とされるものの基本ルールを掌握しているだけなのよ。だから、センスとは生まれつきではなく、ヤル気と環境、そして勉強ってことなのです。
という意味から見ると、寛斎さんのクリエイションは異質。"差違"という関係性ありきのモノなんぞではなくて、未開の部族が「ここに羽根をいっぱい付ければ、孔雀みたいにカッコよくなれるんじゃないろうか? 」 といった、アミニズム的な心理衝動が感じられるわけです。イリアンジャヤはダニ族のペニスケースみたいな。

デビッド・ボウイの初期イメージを決定した寛斎デザイン。出火吐暴威、とマントに書いて有る。そういうことだww。

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2016年8月2日火曜日

2016年8月2日

本日は、御殿日。なぜなら、7:56日本テレビ『踊る さんま御殿』【イマドキVSベテラン 女だらけの年の差SP】に出演。アンド、新橋演舞場にて宮本亜門演出、尾上松也主演のミュージカル『狸御殿』を観て来たのです。
前者はYOUさん、松浦さん、椿鬼奴さんと斯界の達人たちに囲まれての、スリリングな数時間。番組は番組として、女っていうのは、若いときには考えていることが一緒で、年を取ると、恐ろしくモラルやセンスが違ってくるという、まあ、当たり前のことに驚いちゃった。
ミュージカル『狸御殿』。かーちゃんの付き合いで観に行ったのだが(このところ親孝行多発)、出色の出来。特に、服部隆之の楽曲が素晴らしい。フランス五人組、20世紀初頭のジェローム・かーン、もちろん、バカラック風味もある、洒脱な明るさで、これでもうちょっとみなさん歌がうまければ、そして、生オケで聴きたい、というシロモノ。
その中で、見事な歌唱を見せつけてくれたのは、渡辺えりさん。深く、華があり、艶っぽい素晴らしい美声。正直言って宮本亜門演出では「アイガットマーマン」以来の、嬉しい驚き。悪者女を声楽ソプラノに、良き自然神をシマ唄の歌い手に演じさせるところなんぞは、爆クラ! のテーマになりそうなディテール。
大正時代、浅草ではやった、オペレッタの数々。思いっきり日本化した舞台センスは映画には受け継がれたのですが、演劇には受け継がれなかったのですよ。しかし、この和製ミュージカルは多いにあり。

楽屋見舞いで、まさに「えり御殿」を発揮した渡辺えりさんと。



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2016年8月1日月曜日

8/15(月)爆クラ 第53夜「戦争と平和、そしてエロスなクラシック。なぜなら、ゲストが山本晋也カントクだから!!!! 」

8月15日、終戦記念日に行う爆クラ! 自衛隊の活動を飛躍的に拡大させる安保法制が先だっての参院で可決し、世界に目を向ければテロの脅威があり、今年の終戦記念日は、いつもの年とは違った重さとリアルがあります。
そして、人間の心を鷲づかみにし、高揚させるのが音楽の特質ならば、戦争とクラシック音楽もまた、深い関連があります。そして、その逆、平和への祈り、ビースフルという状態をつくり出し、人々に「平和」の抽象性をダイレクトに体感させるのもまた音楽。
yamamamotoということで、今回のゲストは、映画監督であり、カントクの呼び名で親しまれている山本晋也さんをお招きします。カントクは1939年東京生まれ。ということは6歳で東京大空襲を経験している戦争体験者。深夜のお色気番組『トゥナイト』の性風俗レポートでお茶の間の人気者になり、その一方で社会的な問題に対する発言も多く、まさに硬軟取り混ぜの活動をなさっている方。
予約はこちらから↓
http://mameromantic.com/?cat=10
そう、突き詰めると戦争は国家間の暴力。そして、暴力と性のあり方は、人間の本質
抵触する重大事項。もちろん、クラシック音楽もそこのところと無関係ではありません。
第二次世界大戦においては、何せ、クラシックの本場ドイツでヒトラー政権が樹立、ワグナーがそのテーマソングのごとくに扱われいた事実は、戦後も多くの問題を残していますし、多くの音楽家たちが、実際大変な目にもあった。ヒトラー政権下、「退廃音楽」という名付けのもと、多くのユダヤ人作曲家作品、現代音楽、ジャズを取り入れた楽曲が上演できず、作家が迫害された、という事実もあったのです。
戦後は一変して、平和、というテーマが多くの芸術家たちのモチーフとなり、多くの作品が生まれています。特に原子力爆弾の悲劇をモチーフとした作品は、ヒロシマの名の下に多く作られ(佐村河内守の「交響曲第1番<ヒロシマ>」参照のこと)、チェロのマエストロ、カザルスは積極的に平和活動にコミットしました。そして、戦後の冷戦構造の中では、ソ連が対西側プロパガンダとして、反戦テーマの楽曲がよく作られたりもしたのです。
開戦
そして、戦後の「平和」は我が国では、高度成長期とバブルという豊かな時代のバックボーンにもなり、多くの日本人作曲家がその才能を開花させます。その時代にメディアの中心にいて、活動をしていた山本カントクの世相証言は、一聴の価値あり!! (そして、このあたりに「エロス」が入ってくると思われます)
戦争、平和、そしてエロスに関するクラシックをかけつつも、戦後の生き証人であるカントクのトークが今夜の主役。ワタクシ湯山は某テレビ番組でカントクとご一緒して、一発でそのセンスと人間性に圧倒されてしまいました。是非、生カントクの言葉の迫力に出逢って下さい。
みなさまのご来場をお待ちしています。
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8月15日(月)

爆クラ<第53夜>「戦争と平和、そしてエロスなクラシック。なぜなら、ゲストが山本晋也カントクだから!!!!」

door open 19;15
start 20:00
場所:
晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20
モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?cat=6
料金: 
¥3,000(消費税込み)+ドリンクオーダー
¥1,600(消費税込み)+ドリンクオーダー(学割)
予約はこちらから↓
http://mameromantic.com/?cat=10
山本晋也(やまもとしんや)
1939年東京生まれ。早稲田高等学校から日大藝術学部に進学。1965年『狂い咲き』で監督デビュー。『未亡人下宿』で一躍人気者に。その後、深夜番組『トゥナイト』のレポーターとしてテレビに出演、「ほとんどビョーキ」というフレーズは流行語になった。ワイドショー『テレビスクランブル』では硬派なジャーナリストとして活躍。異色の履歴から芸能界に幅広い交友関係を持つ。
席亭
湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、上野千鶴子との対談集「快楽上等!  3.11以降の生き方」(幻冬舎)。『文化系女子という生き方 ポスト恋愛時代宣言』(大和書房、『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(kadokawa)等。近著に二村ヒトシとの対談『日本人はもうセックスしなくても良いかもしれない』(幻冬舎)。父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。
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