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2011年10月31日月曜日

【速報】11.11は爆クラ7 島田雅彦ゲストにて「 甦るGOS48 (グレート・オペラ・シンガーズ)」必見!!


「オペラ、三島、ヨーロッパ車とくりゃ、俗物三種の神器じゃねえか!」~『美味しんぼ』

へへっ、どーもすんまへんっ。

美味しんぼの山岡のダンナにそう言われちゃいましたが、これは言い得て妙の発言。そう、オペラは俗と欲のかたまりである人間さまの声のありったけが、「そんなはず、ないじゃん」というようなドラマチック&ロマンチックな物語を舞台に結集した芸術ゆえに、官能オリエンテッドな人々の心を捉え続けてきた表現なのですから!

  クラシック音楽を爆音で聴く「爆クラ」。第今回はゲストに、稀代のオペラ通として知られ、オペラ「Jr.バタフライ」などの台本作品もある小説家の島田雅彦さんをお迎えして、めくるめく楽曲と歌手たちの魅力を存分に紹介していただきます。第3回目には、マリア・カラスという稀代の歌手を深掘りしましたが、今回は”オベラ”という舞台芸術とその歌手たちのオールスター大会、なのです

題して、「 甦るGOS48 (グレート・オペラ・シンガーズ)」

タイトルは一瞬、蘇るGSかと思ってしまいますが、タイガースや筒美京平の代わりに、パバロッティー、マリア・カラス、ヴェルディ、ワーグナー、ブッチー二が登場。島田さんの「海よりも深いオペラ愛」から発せられる、刺激的なオペラ論を、爆音とともに堪能する一夜です。

ゲストの島田雅彦さんご本人からいだたいたコンセプトは、「ハーデスの薄暮から聞こえてくる20世紀往年のオペラ歌手たちの声を堪能し尽くす夜」。フフフ、素敵でしょ? ハーデスとは、ギリシャ神話の冥府の神。人々の心をその声で千々に乱れさせ、快楽の扉を開けてしまった罪で、名歌手たちの魂は地獄に落ちているやもしらず、その声を召還する、という試みになることは必須。

参考資料↓
  



ワグナー『ローエングリン』 ブラシド・ドミンゴ
  



 プッチーニ『トスカ』マリア・カラス

そう、オペラは人間の愛と死を、人間の本能に直接話法で訴えてくる芸術。ご本人、文壇きってのグルメであり、ヨーロッパ史にも詳しい島田さんが、作曲家と歌手たちにどう切り込んでくるのか?! 少数のディレッタントが育ててきた20世紀の西洋音楽の中の大輪の花を 、今宵はじっくりと堪能しましょう。

教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。録音とクラブ音響という現代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能していただければ幸いです。

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Yuyama Reiko presents
爆クラ 第七夜「 甦るGOS48 (グレート・オペラ・シンガーズ)」

11月11日(金)19:15開場(ひみつの映像有り)、20:00開演
音楽実験室 新世界【六本木通り沿い。西麻布と六本木の間、ディスコa-lifeの並び】

料金;¥2,000+ドリンクオーダー
¥1,000+ドリンクオーダー(学割)

予約をぜひ!

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曲目予定

1、モーツアルトとサリエリ 
「ドン・ジョヴァンニ」から
Madamina ! Il Catalogo e questo ローランド・パネライ(B)
Fin ch’han dal vino calda la testa ニコライ・キャウロフ(B)
サリエリの隠れた傑作 チェチリア・バルトリ(MS)
2、テノール・レッジェーロの魅力
ロッシーニ 「タンクレディ」「アルジェのイタリア女」
「ウイリアム・テル」「オテロ」から
テノール ホセ・カレーラス、クリス・メリット、フランシスコ・アライサ ほか
3、マリア・カラスのコロラトゥーラ
ドニゼッティ、ベッリーニの名アリア
夢遊病の女 ルチアから
4、ヴェルディ マッチョ礼賛 二〇世紀の名歌手列伝
「運命の力」から ドン・カルロとドン・アルヴァロの二重唱
「オテロ」から Esultate!  と「イアーゴの信条の歌」
「アイーダ」から ラダメスのアリア
「仮面舞踏会」から おまえこそ心を汚すもの
「イル・トロバトーレ」から 見よ恐ろしき炎を
テノール マリオ・デル・モナコ、ベニアミーノ・ジーリ、ホセ・クーラ、ラモン・ヴィナイ、エンリコ・カルーソー、ユッシ・ビヨルリンク、ルチアーノ・パヴァロッティほか
バリトン ティート・ゴッビ、エットーレ・バスティアニーニほか
5、勇気がワグナー
「ローエングリン」から In fernem land プラシド・ドミンゴ(T)
「ワルキューレ」から Wintersturme wichen dem Wonnemond マリオ・デル・モナコ
6、ヴェリズモの美メロ
「アンドレア・シェニエ」から Un di L’azzuro spazia Come un bel di d’Maggio
「道化師」から 衣装をつけろ
「ウエルテル」から 春風よなぜ私を目覚めさせるのか
テノール フランコ・コレルリ、カルロ・ベルゴンツイ、ジュゼッペ・ディ・ステファノ
7、商売上手のプッチーニ
「マノン・レスコー」より Donna non vidi mai
「トスカ」より 歌に生き恋に生き
「蝶々夫人」より 二重唱
ニコライ・ゲッダ、マリア・カラスほか
8、島田雅彦氏のお気に入り
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ゲスト
島田雅彦(しまだまさひこ)

小説家。東京外語大学外国学部ロシア語学科卒業。大学在学中の83年,『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。芥川賞候補となる。『彼岸先生』で泉鏡花文学賞を受賞。初期の作品に『ドンナ・アンナ』という表題があるように、オペラに造型が深く、皇室をめぐる血族4代の恋愛を描いた『彗星の住人』を発表のその後、「Jr.バタフライ」として2004年に自信の台本にて、三枝成彰作曲にてオペラ化された。他にも同作曲家とのコンビで「忠臣蔵」などの作品がある。法政大学国際文化学部教授。芥川賞選考委員。
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2011年10月5日水曜日

爆クラ <第六夜>「脱原発クラシック ~曲たちは警鐘を鳴らしていた! 10月14日(金) 20時


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「父さん 父さん 聞こえないかい   魔王が小声でボクに言うのが」
「落ち着くんだよ なんでもないよ。枯れ葉にざわつく風の音だよ」
~ゲーテ「魔王」

 3.11の震災と原発事故から、はや半年以上がたちました。のど元過ぎれば熱さ忘れる、という国民性も、さすがに今度ばかりはなりを潜め、表立っては平穏でも、個人的にいろいろと行動を起こし始めている人が多いように思います。

録音クラシック音楽を爆音で聴く「爆クラ」。今回のゲストは、快著『クラシック批評こてんぱん』などで名高い音楽評論家、鈴木淳史氏。彼から上がってきたテーマは、ずばりこれ!!

爆クラ <第六夜>「脱原発クラシック ~曲たちは警鐘を鳴らしていた!」 
10月14日(金)  20時 @音楽実験室 新世界http://shinsekai9.jp/2011/10/14/bakukura5/

クラシック音楽は、いかに原子力を描いてきたか、ということを耳で体験する試みです。水や火や風のように自然界にあるパワーと異なり、人間が科学を通じて作り出してしまったエネルギーである原子力。 1960年前後の文化フィールドを背景に多く生み出された現代音楽作品には、そのとんでもないパワーへの”畏れ”をクラシック音楽の音響的挑戦で描いた傑作が多く、その響きに、3.11以降の現実に生きる私たちの耳は何を読み取るのでしょうか。今、問われている原子力とエネルギーの問題を、時代性とともにクラシック音楽の力を借りて、さかのぼって検証していきます。

市民革命の気風を音楽に込めたベートーベンや戦後の東洋思想ブームを象徴したジョン・ケージなどの例にもれず、 クラシック音楽はいつの世も時代と密接に関わってもきました。音楽評論家、鈴木敦史氏のさすがの豪腕セレクションにて、クラシックはいかに原子力を描いてきたか、を紹介していきます 。

映画「原子力発電の夜明け」中、臨界シーンに登場する 山本直純作品、という直裁なものから、広島と長崎に落ちた原爆の脅威を前衛的な音響技法で描いたといわれるペンデレツキやシュニトケといった現代音楽作曲家たちの作品たち。そして、核の落とし子である「ゴジラ」を描写して伊福部昭は、あの印象的なオーケストレーションで大衆を魅了していきました。そして、古典の分野でも、ゲーテの詩にシューベルトが曲をつけた歌曲『魔王』の内容は、目に見えない魔王に怯える子供と、それを気の迷いとして聞き入れない父親の悲劇、というもので、これまさに、現在の原発を巡る世論のせめぎ合いの人間心理ともいえるものです。

参考資料↓「ゴジラのテーマ」





ご存知。怖さの一方でユーモラスな生命力もあるテーマメロ。

Threnody for the Victims of Hiroshima - Seiji Ozawa / Staatskapelle Dresden (1976)




小沢征爾指揮のペンデレツキ「広島の犠牲者のための哀歌」。高音の弦の震えが本当に怖い。

それらの作品たちに色濃く感じられるのは、暴走すれば自分たちの制御能力をはるかに超え、兵器となれば大変なことになる原子力への”畏れ”というもので、クラシック、現代音楽がそこをどう表現してきたか、というもの。それら、オーケストラの音響成果というものをじっくりと体験してください。


教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。録音とクラブ音響という現代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能していただければ幸いです。


曲目予定

●山本直純:映画「原子力発電の夜明け」より臨界シーン(映像)
●J.シュトラウス:ポルカ・シュネル《起電盤》/爆発ポルカ
●シューベルト:魔王
●ベートーヴェン:ハンマークラヴィーア(管弦楽版)
●ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱付き》
●モーツァルト:レクイエム+ノーノ:広島の橋の上で
●ペンデレツキ:広島の犠牲者のための哀歌
●シュニトケ:オラトリオ《長崎》
●伊福部昭:映画「ゴジラ」の音楽
●ヴァン・デ・ヴェイト/チェルノブイリ

ゲスト
 鈴木淳史(すずきあつふみ)
クラシック音楽評論家。1970年生まれ。法政大学日本文学科卒業後、主にクラシック音楽に関する私批評を展開。著書に『萌えるクラシック―なぜわたしは彼らにハマるのか 』『わたしの嫌いなクラシック』『美しい日本の掲示板―インターネット掲示板の文化論 』(以上、洋泉社新書y)、『「電車男」は誰なのか―“ネタ化”するコミュニケーション 』(中央公論新社)、『クラシック批評こてんぱん』(洋泉社文庫)、『不思議な国のクラシック―日本人のためのクラシック音楽入門 』(青弓社)ほか多数。
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湯山玲子presents
爆クラ 第6夜「脱原発クラシック ~曲たちは警鐘を鳴らしていた!」 
10月14日(金)

料金 ¥2,000+ドリンクオーダー
¥1,000+ドリンクオーダー(学割)
19:15ドアオープン
20:00スタート
場所 音楽実験室 新世界【六本木通り西麻布と六本木の間、クラブ「alife」の西麻布方向の隣地下  03-5772-6767】

●↑予約を是非どうぞ。
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