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2011年1月5日水曜日

フグ釣りイン金沢八景と、カニドンペリ入りマーライオンの謎



フグ顔 2
1キロ級の赤目フグの野郎が釣れました!!!
フグ顔 3
二匹目も、赤目のプリティーちゃん。


さてさて・・・。

 今年初の遊び方向アンガージュマン(何だかなー)は、厳冬期の釣り。それも、釣りの中では難易度が高いとされる冬期のフグをゲットしに、3日に金沢八景に行ってきました。

二年来の釣りの師匠、棚部裕貴センセイ(wall paperをはじめとして内外の賞に輝く建築家ながら、プロの釣り師でもある)から、「本当に寒いので、防寒は完璧にしてきて下さい」と言われていたのに、わりと冬山スキーなんかでは薄着で大丈夫なタイプなので、80パーセントぐらいの装備で望んだのが大間違いだった。寒いのなんのって!   出がけに何の気なしにバッグに入れておいた、薄いダウンの膝掛け腰巻きがなかったら、今頃、低体温で入院していたよ! 

 長靴の足下は常に魚バケツ用の水が流れていて、続々と下半身に冷え込みが伝わってくるのです。おまけに前日、実家でのカニ&ドンペリ、いずし(北海道のなれ寿司、珍味)新年満漢全席に二日酔い気味&寝不足が祟って・・・。と、皆さん、もうお分かりの通りにまさかの”船酔い”でございます。

船上のトイレに駆け込み、残留カニドンペリもろとも、シンガポール名所、マーライオンのように見事にぶわーっと吹き上げまして(ゴメン)、その後、船内キャビンで横になる羽目に陥りました。しかしながら、そのキャビン、火の気はもとより、毛布すらなく、これまた、厳寒の路上のよう。頭の中は、昨晩のあのカニドンペリの饗宴が幻のように浮かんでは消え、私は初めて、王宮からコンシェルジュリーの牢獄におくられた、マリー・アントワネット様の御心を理解したのでした。

しかーし、今まで幾たびの困難(徹夜のクラブ活動)を乗り越えてきた我が身の回復能力はなかなかのシロモノで、小一時間後にはほぼ復活し、竿がしなうまさにオトコの戦場(うぷぷ)に戦線復帰。(トラベルミンをくれた隣のアニキ(けっこう美形)サンキューです。釣りにおいてお隣は敵同然なので、この敵に塩を送るがごとくの親切行為に、感謝感激)

ですが、真にハードだったのは、実はこれからでした。フグはビビットなキスと違って、魚が餌をつつく、アタリというものが全く分からない。棚部センセイ曰く「肉眼で竿先をキャッチするんだけど、まあ、ほとんど無理でしょう。この船でもそれが分かるのは、オレと船長ぐらいだと思いますよ」ともの凄いお言葉(この言葉の重みは、やがて明かされるのです)。

師匠の言うとおりに、重りが海底に届いたらしゃくり上げる → 静かに重りを下ろして、五秒待つ、のこのパターンを延々とやり続けるうちに、しゃくり上げの時にフグの野郎のカラダが餌の下の三つ叉の針に引っかかるという寸法。

それで・・・・・、やりましたよ。延々、5時間。しかし、全く釣れない。これは私だけでなく、トイレに行きつつ他の人のバケツを見ても、ゼロ匹の人が結構いるのです。そんな、どんよりした戦場でひとり師匠だけは、軽々と10匹を越えている。なっなぜだ?

それでも、師匠時々のコーチにより、「エビがジャンプするイメージで、出来るだけスナップを効かせる」という感覚をつかんでからは、だんだん、私の右手と竿に一体感が出てきた。こりゃ、まるで、ドラムといっしょだわい、とグルーヴが出てきた瞬間、ぐーんと竿に尋常ならざる重みと振動が伝わったのですよ!   こりゃ、でかい。1キロ級のフグが釣れました。その後も、小型のヤツが一匹釣れ、これから、と言うときに、帰港になってしまいました。

フグは船上で、船長さんがサバいてくれますが、その順番を待つ人よりも、下船する人の方が多い。そう、彼らは一匹も釣れなかったんですね。結局、棚部師匠は破格の16匹を釣り上げて、ダントツの一位。しかし、私もなかなかのモノで、「最初のフグ釣りで、1キロ級のヤツをあげて、もう一匹釣るのは、才能有り」と師匠にも褒められましたぜ。ちなみに釣り宿はフグ釣り専門を誇る「野毛屋」。船長はフグ用の竿も開発している達人であります。

その後、夜は、適当に声がけをして、刺身と鍋のフグ三昧。

釣ったのは、赤目フグとしょうさいフグですが、私的には赤目が好きかな。しかしながら、やっぱり、トラフグに勝るモノはないなー、などど、素晴らしい町歌を前に、不謹慎な発言をしたりして。

以上、この顛末を読んでもお分かりのように、釣りは人間がそうとう、粘っこくないとダメですね。五時間、延々と竿のビートに合わせる感じは、Pファンクか、一晩中続くブードウの儀式、もしくは、延々と続くハノンのピアノ運指練習。

久々に、ハードコアな体験で、帰りの車中の体感は、スキーと全く同じで、冷えた足に血が通って、ほてっているのが妙に心地よい。まあ、こんぐらいやんないと、色んなコトは面白くないんだよねぇ。特にアラフィフにもなると・・・。

この冬は、また、フグにトライする所存。

後ですね。金沢八景、始めて行ったのですが、一瞬、スウェーデンのアーキペラゴを思い出すような、素晴らしい隠れ家シーサイド風景。マジにここで不動産見つけたいなり。

金沢八景
金沢八景、朝焼けの港なり。


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2011年1月4日火曜日

2011年、ハッピーニューイヤー、新月の誓い




猫うさぎ
 
2011年、あけまして、おめでとうございます。

ウチの悪猫、ホウちゃんとモスクワの骨董屋で購入した、ちょっとダイアン・アーバス入った、ウサギ仮面で松の内の最後を言祝いでおります。

旧年中の2010年は、自分の中では、意識的にちょっと今までとは違う意識が出てきた年でした。まあ、共著の『ビジネスの成功はデザインだ!』と『四十路越え!』の二冊書き下ろしを山として、相変わらず継続中の美人寿司は、なんと、ノルウェーのSKIDIとベルリンのジョニー・ラ・マラマというワールドミュージック&ジャズの俊才たちとコラボすることができて、その動きは自分の中の”自家薬籠”を徹底していく、という意識。何よりも、「やっと、自分が本当にやりたいことが分かった」という気持ちが固まった一年だったのです。

 今更、それかよ!  って、ちょっとびっくりでしょ? だって、私、去年アラフィフど真ん中(まだ、隠すのか)で、織田信長がかつて「下天の内に比った」年ですぜ。それに今までの経緯は「やりたいことばかりやってきたじゃん」のようにも見える。しかし、去年のツカミはもうちょっと違って、やりたい、に、やるべきが加わった、ちょっと社会にコミットした意識というものです。そう、アンガージュマン(社会参加)という気持ちが強烈に出てきたのです。

 誤解されないように言っておきますが、私はそのあたりの標榜が大の苦手で、どう見ても、自分の欲望にもキチンと向き合えていない人間が、〜のために、という、「世の中にイイ事」に単純に傾倒する様子を嫌うこと、小学校高学年以来100万年の歴史があるわけです。しかし、その上でこういった境地が自分に訪れたのは、やはり自分の年齢ということに大いに関係がある。

 月並みですが、今まで好奇心と欲望のままに自分にインプットし、蓄積してきた知識と知恵を社会に還元すべきだという、伝統的な大人、そして、長老の考え方ですね。そのあたりは、非常に年相応のオーソドックスな分別だと思っています。

 ちょっと時代的なものもあるかもしれないですね。ツイッターを中心として、コミュニケーションのコール&レスポンスが直接的に行われると、自分が書いたもの、やったことの反応が非常にダイレクトになります。ツイッターが突如として自分の日常に現れて一年ちょっとになりますが、自分が表現したことの反応がこれほどガチンコでコチラに届く、その双方向性は少なからず、自分の"やること"に影響せざるを得ない。

 これまでの自分の仕事としては、雑誌やイベント、時と場合によっては広告系のコミュニケーションなどの間接話法に大きく時間を割いていましたが、自分をして、それと直接話法のどちらが人に”届く”のか、と考えた場合、実にいろいろと回答が出てきます。それを実現するも、しないのも、自分次第、というわけですが、なるたけその辺を、ハローバイバイ関の都市伝説にしないように、じっくり取り組んでいきたいですね。

 今年は人生後半戦の土台として、真面目にいろいろなことを形にしていきたいなり。などど、プチ・ロマネコンティーであるドメーヌ・ロベール・アルヌー・ヴォーヌ・ロマネ2007の新年会で残ったヤツを、コップ酒をしながら思ったのでした。

明日のブログは、1月3日の「フグ釣りレポート」です。お楽しみに!

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