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2010年11月26日金曜日

『四十路越え!』トークイベント各種、速報!!



本日、拙書『四十路越え!』が発売ナリ。

『女装する女』(新潮新書)に続く、女性の欲望についての書き下ろし第二弾として、
現在、何かと取りざたされるアラフォー女性にターゲットをしぼり、
特に現在、男女間で大きな地殻変動が起こっている恋愛とセックスをクローズアップ。
相変わらず昔と変わらない恋愛のファンタジーと方法論しか頼るすべが無く、
その一方で男性からの臆面もない女性からの逃走になす術が無い、
という、 
「”恋愛砂漠”をどう歩んでいくのか女たちよ!」の内容は、
男性の方々にも対岸の火事ではなく、興味を持っていただけるものと存じます。
読んでみたい!  と思われましたら、ぜひ、以下のサイトでポチッとご購入のほどを!!
そしてそして、
以下の三つのトークショーが開催されます。
音楽評ライター、DJ、編集者の三田格氏、
女性誌『ジンジャー』の片山裕美編集長、
編集者、川勝正幸氏という、
三人三様の論客ゲストを得て、『四十路越え!』を土台に
様々な角度からそのテーマに迫っていきますのでぜひ、足をお運びください。
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【第1弾:12/1(水)18:30〜19:30 @紀伊国屋南店7F】
『四十路(ヨソジ)越え!』出版記念トークショー
ゲスト:三田格さん(音楽評ライター、DJ、編集者)
三田さんとは、ポップミュージック界の90年代を震撼させたビッチたちを軸にポスト・フェミニズムを論じた、彼の共著 『ゼロ年代の音楽 ビッチフォーク篇』にお呼ばれして、ビッチカルチャーを語ったご縁。その観点から、時代とアラフォーをカルチャーよりで語り合います。
■日時:12月1日(水)18:30〜19:30
■場所:紀伊國屋サザンシアター・ロビー(紀伊國屋南店7階)
渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア/TEL:03-5361-3301
■定員:40名
■申込方法:(紀伊國屋南店で本書をご購入のいただいた方限定となります)
1)11月26日10:00〜紀伊國屋南店5階カウンターにて「四十路越え!」をお買い求めの方に1冊につき1枚イベント参加整理券が発券されます。
2)お電話での予約も受け付けております。
TEL:03-5361-3315 (5F直通)
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【第2弾:12/6(月)19:00〜20:30 @丸の内カフェ】
「アラフォーという生き方」
ゲスト:片山裕美さん(幻冬舎『ジンジャー』編集長)
 
本書中にも取り上げ、2ちゃんやサイゾーウーマンでも話題になった、女性誌『ジンジャー』のリアルな恋愛特集を企てた編集長の片山さん。アラフォーのホットな実感と女性の欲望に日々対峙している編集長の観点から、女性の四十路越えを語り合います。
■日時:12月6日(月)19:00〜20:30(18:40受付開始)
■場所:丸の内カフェ 
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F/TEL:03-3212-5025
■参加費:1,000円(当日支払)
■ 申込方法:
1)丸の内カフェ インフォメーションカウンターでの受付
2)申込フォームからの受付
■ お問い合わせ
丸の内カフェ:03-3212-5025/OPEN 8:00-21:00 (Sat/Sun/Holiday:11:00-20:00)
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【第3弾:12月中旬予定 @シブヤパブリッシング】
「アラフォー男女の教養」
ゲスト:川勝正幸さん(編集者)
アラフィフをすでに超え、最高のナイスミドル男性っぷりを日々更新している川勝さん(湯山の私感)には、本書の”恋愛砂漠”時代の恋愛とセックスを、男性の視点から語っていただき、男女の間の川は果たして、もう一度水深を取り戻せるか?!
■日時:12月中旬予定
■場所:シブヤパブリッシング
東京都渋谷区神山町17-3/TEL:03-5465-0577
■参加費:1,500円(ワンドリンク付き)
■定員:50名
■ 申込方法:SPBSの「SPBSラボ」のページ
からご予約下さい。
12月1日からの募集開始を予定しております。
☆詳細は http://www.shibuyabooks.net/ にて告知致します☆
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2010年11月25日木曜日

バナナ学園純情乙女組と長塚圭史演出のムロジェックの『タンゴ』




一昨日の休日前は、超弩級の演劇二本立て。
バナナ学園純情乙女組とシアターコクーンの長塚圭史演出のムロジェックの『タンゴ』という、ある意味極北同士の時間差攻撃にやられちゃったのか、昨日の休日は冬眠状態でした。バナナ学園は、敬愛する演劇ジャーナリストの徳永さんのリコメンにて初参戦だったのですが、まあ、多分今の演劇が時代と切り結ぶところの最先端を突っ走っている集団ということは間違いがない!  
秋葉原、アニメ、ニート、草食男子、とまあ、この辺りの言葉でしか伝わってこない、現代の若者の新しい空気感は、音楽では相対性理論、そして、神聖かまってちゃんが見事に表現化して、私たちにソレをわからせてくれましたが、演劇でもその流れはあって、快快に続き、こんな才能がひかえていたとは! AKB48もどきの制服コスプレ集団男女がハイテンションで歌い踊って暴れまくるだけ、といったら元も子もないような舞台なのですが、その狂騒とノイズ(大友系ではなくて、歌舞伎町のセクパブの店内放送系)感だけで2時間あまりが表現として成立してしまっているんですよ。
とはいえ、この"俗"を取り入れる方法は、小劇場演劇ではそれこそつかこうへいから、第三エロチカから、アングラの手法としては目新しくも何ともないのですが、バナナが凄いところなのは、舞台に出る有象無象の役者たちが、全く役者的な自意識と無関係なところ。それ、しろうとが舞台に立った時の異化作用、といったものとも違うんですね。
少年少女時代からブログでカラオケで自らをオモテにさらし続けてきた世代のあまりにも自然で屈託ない"表現エネルギー"をそのまま、演劇の舞台という生け簀に呼び活けた、という演出家の手腕はもうもう凄いとしか言いようがありません。客席には、ホントにこのバナナ学園をアキバ系の新モノとして追っかけているような真性オタクファンも紛れ込んでいますし、女の子の何人かは本当にアイドルを本気で目指しているようにも見える。そういう、ギリギリなところで勝負をかけてきて、演劇の現場自体をトリッキーなものにしてしまっているのにも恐れ入った次第。
まあ、『女装する女』『四十路越え!』の著者的なジェンダー観点から見ると、女の子たちと一緒に歌い踊る男子集団たちの、かぶくでもなく、お笑いでもない嬉々とした制服スカート女装は、もうもう、現在の男性すべてが持ち始めている"めんどくさい男を降りて、カワイイ女願望"がだだ漏れかつそんなに楽しんじゃっていいの?!ぐらいの屈託のなさなのです。
世の中が成熟していくにつれ、私たちの中に抗えなくわき起こってくる"子供化"願望は、バナナたちが、無防備に客席になだれ込んで、舞台と客席のケジメをユルユルにした瞬間、大きく観手の心に自覚される事になってしまう。一見、ノリだけで作ったバカ舞台のようなふりをして、実は「この時代に役者とはどう見え、そして彼ら自身はどう舞台に立つべきなのか」という方法論や集団のあり方=政治をコチラに突きつけてくるあたり、意外にも寺山修司の天井桟敷と似ています。
彼がやったのは「既存の価値観のひっくり返し」でしたが、バナナがやっているのは、「情報の速度が速すぎちゃって、意味が形を結ばない」価値なき時代の躁病的な舞踏、ってヤツでしょう。これ、音楽がクラブで先んじ、ドラッグカルチャーにも通じる、エゴの手放しと両輪のものです。天井桟敷は演劇実験室と銘打ちましたがか、バナナのやっている事はそのスローガンに今最も近いかも。youtubeやツイッターなどの、発信ツールに関しても、彼らは抜かりなく全体像としてバナナ学園を表現している。
長塚圭史演出のムロジェックの『タンゴ』は、68年に書かれた脚本が、そんなバナナ学園な現代においても、充分に通用する、理想と現実、野党と与党の物語。長塚圭史演出の白眉は、ラストのブラックな笑い。これ、全く喜劇としては描かれていないのですが、構造としてはひとりの真面目青年が、奇天烈人間の中で大いに悩む、という、「マカロニほうれん荘」そのまんま。
しかし、主演の森山未來は凄まじく上手い。あの膨大な台詞量を難なくこなし、その言葉がいちいちこちらに明瞭に刺さってきます。決して舞台向きの派手な佇まいの人ではないのに、光量がバカでかいんですよね。本当に将来が楽しみなのだ。




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2010年11月16日火曜日

著作『四十路越え!』11/26に発売、という宣伝なり。



11月26日に新しい著作が出ます。タイトルは『四十路越え!』。帯の文言は、「オンナでつまづかず、女で生きろ!! ニッポンの女子にかけられた1億年の呪いを弾き飛ばす完全21世紀型生き方バイブル」。いやはや、派手にぶち上げさせていただきましたが、あながちウソでもないような、型破りかつ実効性重視のテキストを書かせていただきました。

『女装する女』が出たのは、2008年の年末でしたから、あれから、2年たっての「女性ジャンル」の書き下ろしとなります。(こういっちゃナンですが、当時描いた女模様のほとんどは、スピリチュアル、走る女、山女、しみったれオヤジ居酒屋、森ガール(エコ女の一部としての)などなど、巷に確実に現象化。今後もロングテールで行きそうな気配が濃厚です。もう、資本主義下の女の欲望は揃いきった、ということなんでしょうね)

この2年間、幅広い年代の女性誌を中心に様々に執筆やコメント、編集協力を求められたのですが、やっぱりオーダーとして最多なのはセックスを含む恋愛、というもの。それらは女装~の通奏低音としては大音量で響かせてていたのですが、テーマとしては表立って扱ってはいなかった事柄です。今年の頭に、ワニブックスの編集者である三宅花奈さんからメールが入って、「アラフォーと、そしてアラフォーの予備軍のための生き方戦術書のようなものを書いてほしい」という依頼があったときに、まあ、真っ先に思ったことは、その2大テーマでしたね。多くの女性の強迫観念であり、男性の臆面も無い女性からの逃走を目の前に取り組まなくては行けない今どきの女たちの”恋愛”というものを、じっくり取り上げて、そのトラップの数々を検証していきます。

10月にTBSの『シンデレラ画報』という特番に出演したのですが、私に振られた役割はなんと「アラフォー期のセックス」(涙)。アラフォー期にマックスになる性欲をコントロール技術としてのマスターベーションについて打ち合わせで口走った「光合成女子」という言葉が番組では今田耕司さんの司会のもと、”企画一等賞”をとらせていただきましたが、その件についても言及しています。女性の性欲について、フェミニズムでは慎重な立場を取っていますが、当書では完全に与党的立場を取っています。すなわち、もちろん自分の体験も含めて「ムラムラしちゃうんだから、どうすんだよー」という。それを”恋愛”が解決してくれるような現実世界は、残念ながら今はないのです。

現在、30代の後半で、すでにアラフォーと呼ばれる人たちは、日本の歴史においておそらく最後の「人口人数多い組」であり、今までもそのマスの威力にて、多くの消費や考え方のトレンドを作ってきており、おそらくそれは今後も続きます。(サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」参照の事)その前後の世代は、よく見悪くもこの世代の人々の影響を受け続け、ということは、世の中はこの世代がキーとなって変容していく。

特に女性は人事権も裁量権もあるようなプロの仕事人が史上初めて多く現れた最初の世代で、今後、少子高齢化の中で確実に中核になっていく世代です。彼女たちよりも約10年年かさの私からみると、彼女たちの現実というものは理解不可能というわけでは全くなく、実は私たち世代の少数過激派がやっていたことのマス化のように思えることが非常に多いんですね。40代は人生後半戦のベースメイク作りの期間。ここから私の場合、人生が本格化したという実感があるだけに、僭越ながら、この重要な時間を有意義に過ごすためのアドバイスをさせていただいた次第。


コンテンツは、以下のごとく。
・四十路と恋愛
恋愛を因数分解して欲望を分散化/若い男は逃げていくものと知れ
・四十路とセックス
身体がヴィンテージバイク化/自分で性欲をまかなう光合成女子/ゲイに学ぶ官能の纏い方
・四十路と健康
不健康を逃げ道にしない/ハイヒールとの付き合い方
・四十路と美容
40歳はスタイルの元服期/費用対効果が高いのはヘアスタイル
・四十路とファッション
「人並み」から逸脱せよ! ?冒険と”イタい視線”とのバランスは?
・四十路と仕事
「褒められたい」動機は身の破滅/スタイルではなく、感情で仕事をする

 女性は元気だよな、などと、世間は言ってますが、そんなことあるわきゃ、ないだろーという実感がある。このコンプライアンスの世の中、女性は「アクセルを思いっきり踏みながら、ブレーキも同様に思いっきり踏まなきゃならない」というぶすぶす状態を、以前にもまして発動しなければならないので、ストレスフルなことこの上ないわけです。ブレーキの原因は実は”知らないこと”の不安やもやもやだったりするので、それをこの本では解き明かしていきました。人並みの女の幸せ、というものは、もはや無い。それぞれが”規格外”を目指す他は無いという、わかっちゃいるけど、無理っぽい事に火がつくと嬉しい限りです。

 11月26日(金)発売ですが、アマゾンで予約受け付けています。
四十路越え!帯あり 

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