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2010年9月27日月曜日

TBS特番「シンデレラ画報」出演と「美人寿司の夜 ドイツ編」でふ〜。


いやー、怒濤の二日間でした。
(二日間の一日目の9/25)
まずはこの日、TBS特番で、10/5 11:50放送予定の、「シンデレラ画報」のスタジオ収録のため、砧のスタジオ入りしました。雛壇のひとりとして出演したのですが、バラエティー番組の制作現場体験は相当に興味深いモノでした。一時間番組を作るために、たっぷりと時間をかけ、リハを行います。
リハはホンモノの司会であるタレントふたり、今田耕司さんと柳原可奈子さんではなく、スタッフが台本通りに進めていくのですが、ここで私たちは、「司会のフリが無い限りは発言の機会が与えられない」という過酷な現実にぶち当たります。そして、雛壇の人間はもともと、そういう気ではないにしても、その現実を前にして、強制力が働くんですよね。
他のトークセッションの場合、「割り込む」ことで発言の場を確保できるのですが、その「突っ込み」の権限を与えられているのは多くは司会者だけ。とすると、台本上自分の番が回ってきた少ないときだけが、約束された発揮どころ、なのですよ。ここいら辺、twitterと似ていますよね。とすれば、質問に対して、紋切り型を裏切る、かつ言い切り型のフレーズで応戦することが効果的だと分かってくる。
素人雛壇番組として有名なのは、「恋の空騒ぎ」ですが、あそこに出ている素人出演者たちが、露悪的ななっていくのが非常に理解できました。明石家さんまがおもしろがれる、かつ好みの女の子たちだけが雛壇のヒエラルキーで勝ち組になることができるわけです。あの場は女性のリアルな恋バナという体裁ですが、司会のさんま氏がその生殺与奪をにぎっているだけに、彼の女性観の反映となる。弾けているようで、実はけっこう古くさい男と女の関係がベースだったりします。
ということは、この番組のテイストは司会者に大きくかかってくるということになります。番組は女性の情報番組の体裁を取りながら、その実、かなり過激でリアルな女性の美容や性癖の現状を披露するというもので、男性司会者に「こんな女、信じられねー」というような蔑視や逃げの感覚が横たわっていると、これ、大きく"キワモノ"に傾いていくという心配も出てくるわけです。現に若いスタッフによるリハは、そういうテイストが感じられなくもなかった。しかしながら、本番の今田耕司さんの司会は、そういった危惧をはらいのけて、素晴らしいものでした。
リハを経て、つい露悪に走りそうになる出演者がいると、彼はそこに突っ込まずに軽く交わして話を進めていきます。(ここ、凄く重要なことで、この番組を支持するはずの女性視聴者の辛口の目は、そういう、女の発言者を多分、許さないからです)  加えて、男としての自分の体験に則した興味、これは世論、ということですが、それを見事に質問化してバランスを取ってくれるんですね。
柳原可奈子さんのサブ司会も上手かったなー。瞬発力かつ、前述した同性ならではの意地悪目線による突っ込みの切れ味が良いことといったら!! この収録の長丁場、最後の方までテンションと細やかさが変わらないという点にも、プロの凄さを感じました。生き馬の目を抜く競争の中で頭角を現すおふたりだけのことはあります。
フェリーニの『アメリカの夜』やレッドフォードの「クイズ・ショウ」などの作品を通じて、テレビや映画の非日常な祝祭空間を見知ってきましたが、やはり現実の現場は迫力に満ちていました。大人数のスタッフが一丸になって、そのパワーが数時間の中に凝縮されるという"異常事態"そして、それがデイリーに行われているという世界。番組を余裕で仕切って、颯爽と帰る今田さんの後ろ姿は、「ゴルゴ13」のようなハードボイルド感満載でしたね。番組内では、ゲストの私たちの固有名詞を連呼していましたが、仕事が終わればさっぱりと消去して、また次の戦場に出向くんでしょうなぁ〜。
シンデレラ画報収録photo
写真はユーレカちゃん。実は彼女が上智大外国語学部生だったころからの知り合いだったのだ。オモロイ女!! 
(二日目)
7月に続いて、<月観ル君想フ>と組んでの「美人寿司の夜」第二回目のドイツ編です。タッグ相手は、ベルリンのジャズトリオの <ジョニー・ラ・マラマ>。会場は代官山の"M"。いつも顔を出してもらっている、御常連、ドン小西さんや野宮真貴さんを筆頭にまたまた、いろんな人たちが遊びに来てくれました。Ustチームとして、関智さんの番組「関っちなう」も参入。いつも日本酒をご提供いただいている瀬古酒造さん、そして、今回の食材にご協力いただいた、葡萄屋さん、どうもありがとうございました。
 酢飯の恐るべき親和力に目を付け、世界のあらゆる食材と寿司のコラボを追求しているこのたびの美人寿司ですが、試行錯誤の上、ドイツのボロニアタイプのソーセージは粒マスタードをわさび替わりにつけた巻き寿司が手前味噌ですが、秀逸でした。ソーセージのちょっと強めの塩気が赤酢とよく合うのです。
 JLMの演奏は、二度目ですが、至近距離で観ると、ベースとギターが役割を交代したり、プレイヤーオリエンテッドな細かい引き出しが目白押しでした。ギターもタフサウンドでちょっと面白い音がするな、と思っていたら、カスタム仕様。そして、問題の"表現"そのものですが、これは映像のシンクロなども使い、欧州カルチャーの中にある古典的なアヴァンギャルド、といった色合い。古典的とアヴァンギャルドは対立用語ですが、心ある文化系の方々はこの意図するところがおわかりになるはいず。「ジャズは死んだ」とアイロニカルに彼らは歌ってはいますが、死んだ、後の続け方としての菊地成孔、ファイブ・コーナーズの意識的なスタイルがあることに対して、彼らはマジに素朴でしたね。これは、悪いことではなく、この構えで突き進むと、演奏的には骨太感が出ます。惜しむらくは衣装で、彼らの"ユニフォーム"である、軍服よりも、白いスーツでこの"肉体派"をやっていただきたかった。
もとい、美人寿司は、今回初めて、若女将をデビューさせました。
近い将来、本当に女だけ9人の美人寿司をやる計画があるのでその第一号というわけです。野宮真貴ちゃんは、「美男寿司もやってよ」と言っていましたが、それはまた、別個の企画有り!
そして、今回、女将の頭上に輝いたのは、伝説の編み師、203gowさんのオリジナル。「竜宮城のかんざし」というお題に「こう答えるのか!!」という凄い作品。ありがとうございました。
それとですね。
お客様の中で、写真を撮っていらっしゃった方、ぜひ、お送り下さい。カメラ忘れちゃって、自分のを撮っていないんですわ〜。お写真はこのページに逐次貼り付けさせていただきまーす。
美人寿司べ4DSCF0044
美人寿司べ3photo
 
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2010年9月26日日曜日

西本智美 指揮・演出「ロミオとジュリエット」と錦糸町「ゲゥチャイ」


ハーパスバザー連載の「ベルばら手帖」がご縁で連絡を取り合っている、世界の(強調)西本智実さんによる指揮・演出の「ロミオとジュリエット」@すみだトリフォニーホール。ご招待を受けたので、湯山昭を誘って、久々の父娘鑑賞。西本さん、実は父の曲を子供の時にさんざんピアノで弾いており、ご自身も作曲科を出られたこともあって、ファンを公言なさっていたからの所以なのです。
連載にも書いたけれど、多分西本さんは人類始まって以来、初めての「バレリーナとしての体験がある」指揮者なんですよね。そう、彼女は中学生時分までバレエを習っており、舞台の踊り手としてクラシック音楽を身体で体験しているわけで、これはもの凄い武器なんですよね。ワルツなんかの3拍子は、例のウィーンフィルのヨハンシュトラウスの恐ろしいほどの突っ込みのごとくに、エンヤーコーラのどっこいビートの日本人には難関と言われていますが、そこの感覚を身体が知っているという点で。事実、彼女はそこのところをヨーロッパの先達たちに評価されているといいます。今回のロミジュリもエモーショナルで大ロマンチックなプロコフィエフの名曲をグルーヴィーに、かつ非常に良くオケを鳴らせるパワープレイで振り切りました。
オケが舞台を全て占め、なんと、バレエはホリゾントに浮かんだ奥行きのない高台で踊るという演出の趣向。これは非常に知的な企てで、マイムっぽいバレエ(狭いスペースなのでそうならざるを得ない)が、中世の人形芝居のようにも感じられて、バレエと音楽、今回は主客が転倒したその立ち位置を奇天烈にせず、正しく納めることに成功しています。そう、ご存じ文楽は実は人形の動きを見ながら、三味線と義太夫節を聴かせる表現なのですが、そのバランスに近い。
それに加えて、両脇にシェークスピアの電光掲示板のストーリーの一節が流れるのです。最初はちょっと盛り込みすぎかな、とも思ったのですが、それは杞憂に終わりました。というか、その文言と音楽の宛所が異様にマッチしていて、逆に感情が総動員してロミジュリの世界に入っていく、ブースターのように作用してくる。また、今回発見したのですが、このロミオとジュリエット、実は珠玉の文言に溢れている!!ものすごーく有名なストーリーなので、知ったつもりになっているのですが、これ、こんなに文学的に凄い作品だったとは。シェークスピア、本当にあなどれん。楽屋で尋ねたら、西本さんはこのテキストにもきちんと手を入れていて、全体のバランスを調整したと言うから、凄い。
でもまあ、本当にプロコフィエフの音楽がいいんですよね。音響的にも例の「モンタギュー家とキャビレット家」の中にアルトサックスがふらっと不良っぽい旋律を拭いたり、ビオラの美しいソロもある。ジュリエットのテーマの美メロ具合は、もはや、ギャンブル&ハフとか、マーヴィン・ゲイと同根。
父はなんでも、5.6年前にバリオペラ座でロミジュリを観て、「人生で初めて舞台を観て泣いた」らしい。
ということを、しきりに西本さんに言ってましたね。
来るときに違う改札に出ちゃって、線路をまたいで大回りしてやっと会場に着いたという父は、その長い?道程の最中にお腹がすいても「人生初めて、牛丼屋に入って250円の牛丼を食べた」と自慢していましたw>
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錦糸町と言えば、タイ料理の名店「ゲゥチャイ」。父を帰したあと、一人タイメシ。クイティアオ・ナムトックという肉麺と菊花茶とデザートにチェストナッツのタピオカ。
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2010年9月19日日曜日

9月26日(日)「美人寿司の夜 世界音楽篇② ベルリン」開催します


「おもしろき こともなき世に おもしろく」

と、これただ今佳境を迎えているNHK『龍馬伝』は高杉晋作の辞世の句ですが、
これ、まさに美人寿司のポリシーであると感じ入りつつのご案内です。

寿司のある、ポストクラブ時代の新ラウンジ「美人寿司の夜 世界音楽篇②ベルリン」は、彼の地のフリー・アヴァンギャルド・ジャズユニッ ト、「ジョニー・ラ・マラマ」御一行との夢の饗宴が実現することとなりました。

他の文化ジャンルと同様に「もう、新しいことは何も出てこない」と言われ続けていたジャズも、ゼロ年代を経て、大変に面白いことになっています。日本ではご存じ菊地成 孔、フィンランドのザ・ファイブ・コーナーズなどなど、彼ら新世代のアプローチは、クラブカルチャー以降の音響や、サウンドだけでなくジャズの歴史感を踏まえた上で の知的かつ身体的なリミックス感覚が特徴的で、ボストクラブ時代の新たなファンを開拓していました。

ベルリンの「ジョニー・ラ・マラマ」もまた、その流れのまっただ中にいる存在。彼らの特色は、そのスピリットの中に、色濃くアメリカのアンダーグラウ ンド感が潜んでいるところ。まあ、もの凄く簡単にいってしまえば、ザッパ、ミーターズ、トッドド・ラングレン(アヴァンギャルドモード時の)、デ ビッド・リ ンチ、トッド・ソロンズといったセンスに反応する方々のためのジャズ、といっても過言ではないでしょう。

invis氏がブログで以下のごとく、紹介しています。http://invs.exblog.jp/10621797/

フリージャズのイディオムを意識しながらも、ヴォイスを巧みに取り入れた構成により、ジャンルを超えていることさえ忘れさせる、鋭く現代を抉るベ ルリンの トリオ。ポスト・ロック、メタル、ドラムン・ベース、ニュー・クラシック、キャプテン・ビーフハート、フランク・ザッパの影響を見せながらも独自の視点で新たな音楽世界を拓く。音楽にユーモアは溶 け込むことができるのかという命題を抱えながら、自虐・諧謔・抱腹絶倒のステージ・パーフォーマンスは音楽という範疇を超え、現代アートやイギリ ス BBCのモンティ・パイソンにも通じるアグレッシヴさを持っている。音楽を奏でながらその枠組みを同時に解体していく不安と爽快さが不思議に同居する稀に みるグループだ。

もう、これ以上の説明はありませんね。

迷彩色のミニタリーバトルスーツに身を包んだ彼らの面構えは、映画「フルメタ
ルジャケット」でミッキーマウスマーチをバックに敵陣に突っ込むアレ や、
「MASH」で戦時下手術をしながらとんでもないブラックジョークを言い交わす、
不良外科医のようでもあります。




↓白いスーツでジェフベックから、エレベーターミュージックまで!





彼らが今回、代官山のMという空間と酢飯の匂いにインスパイヤされてどう、イ
ンプロを炸裂させてくれるか!! もちろん、女将の公開インタビューでは、ベル
リンとユーロのジャズシーンや文化状況も尋ねていきます。

さてさて、寿司ですが、こちらも彼らの諧謔味とユーモアにちなんで、寿司はも
ちろんのこと、ベルリンの”江戸前”である、ソーセージやアイスバイ ンなどの
肉ネタを色濃く盛り込みみ酢飯との二国同盟を実施する所存。「寿司が喰えな
かった」という前回のお声も考慮に入れ、今回は画期的なシステムを取り 入れ
る所存。

↓想像図

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Images-2  かつら1

 

 

耳と目からは彼らのアヴィンギャルドな演奏、口からは美人寿司、そして、それ
らの情報を受け取る頭脳ははひとつ!!! 皆様、ひとりひとりのアタマの中で感情
やセンスがどう動いていくのか、を夏の断末魔の季節にぜひ、ご賞味下さい。

この夜はみな様にゆったり楽しんでいただくため、
先着定員制を取らせていただきますので、ぜひぜひ、お早めのご予約を!!
下記の予約フォームまたはお電話にてご応募くださいませ。

●予約フォーム(~9月24日24:00迄)
http://www.moonromantic.com/?p=85
*「希望出演者欄」に「美人寿司の夜」とお書きください。

●電話予約
03-5474-8137(16:00 ~ 21:00/窓口:月見ル君思フ)
*会場はM EVENT SPACE&BAR(代官山)となりますのでお気をつけ下さい。

●前売:4500円+1Drink 500円


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美人寿司の夜 ~世界音楽編 vol.2 ドイツ~
feat. Jhonny La Marama from Berlin
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【LIVE】
Jhonny La Marama

【Food Performance】
美人寿司

■日時
2010年9月26(日)
開場:19:00/開演:19:30

■会場
M EVENT SPACE&BAR(代官山)
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山B1F
http://www.m-event-bar.com/

■料金
前売:4,500円/当日:5,000円 (+1D 500円)

■チケット予約
●予約フォーム(~9月24日24:00迄)
http://www.moonromantic.com/?p=85
*「希望出演者欄」に「美人寿司の夜」とお書きください。

●電話予約
03-5474-8137(16:00 ~ 21:00/窓口:月見ル君思フ)
*会場はM EVENT SPACE&BAR(代官山)となりますのでお気をつけ下さい。
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◆ 美人寿司とは……
著作『女ひとり寿司』の脱稿間際、とある友人の出版記念パーティーで自慢料理
を提供しようと思っていた矢先、「ユヤマ、寿司の本書いているんだっ たら、
握ってみてよ」という冗談を真に受けて2004年にスタート。
白装束の男の美学の真逆。フリソデ姿と高島田というデコラ着物スタイルにて、
寿司を握るパフォーマンスを行い、内外問わずのパーティー、お集りに お声を
かけていただいている。
ふざけたルックスに対して、寿司はなかなか本格派。酢飯の酢は江戸時代に使わ
れていた赤酢を使用、築地場内に買い付けにいき、ハイクラスのまぐろ はもと
より、旬の珍しい魚介が選ばれていく。(秋のいくら、夏はたこのたまごの海藤
花、沢ガニの素上げなど)
海外公演?にも積極的で、2004年にボローニャ、2005年にモスクワ、2007年には
ベルリンのコムデギャルソン・ゲリラショップで寿司を 握っている。
2010年は、7月にノルウェーの注目ユニット、SKIDIとのコラボを行った。





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2010年9月16日木曜日

UST「関っちなう」第二回目に出演


本日9/16、21時より、UST「関っちなう」第二回目に出演します。

ナビゲーターの関君は、徳間書店時代にSFアドベンチャー誌の編集長としてサイバーパンク黄金時代を築き上げ、ゲームブロデューサーとして数々の名作を世に出した才人。

まあ、同じ文化系肉食偶蹄類? で共通なところがある方なのですが、今日の話はなんでしょな。

予想するに、バズ・ラーマン、デート、スナック、イタ飯、小説、坂本龍馬、釣りなんぞが話題になるのでしょうか。

しかしながら、関君、故ナンシー関も一目置いた名編集者ですので、実は名インタビュアーでもあります。故に私は大船に乗った気持ちで楽しんできます。
よかったら、遊びに来て下さい。
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