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2009年6月5日金曜日

5月16日 長野県大鹿村でのレゲエパーティーと翌日の中川翔子ライブ夫の趣味はレゲエ。



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いや、趣味っつーかライフワークでありまして、最近、学生時代の友人に誘われて、レゲリーマンバンドなどというバンド活動を再開して、仕事ゾンビ状態からやっと人間レベルに復活している昨今なのですが、その関係上、この週末は、レゲエ仲間のお誘いにて、長野県は大鹿村の自宅コンサートへ行ってきました。


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この大鹿村、先にもブログで書いた、「TAO老師」の英米文学者・詩人の加島祥造氏も在住する伊那谷にあり、なんと、日本のヒッピーカルチャーの長老・内田ボブ氏も在住のいわばそのコミューンとしても名高い場所。ご存じのごとく、そっち方面とレゲエとは大変に相性はよいわけで、ライブ場所である宅のオーナー氏はもちろん、レゲエのドラムを叩き、奥様はアフリカン・ダンスを踊るという強力布陣。よって、この日のライブは、平均年齢たぶん全員50代、タイヘンに濃ゆいレゲエ人脈が終結しておりました。一歩玄関から足を踏み入れた瞬間、はっきり言って、吉岡家に道場破りに来ちゃった宮本武蔵の心境。「女ひとり寿司」の音楽版か、「お呼びでナイ」の植木等と言いますか、車座になって酒を飲んでいる全員の好奇の目が、東京のギミックと装飾をプンプン漂わせているだろうワタシにバシバシ注がれるのが痛いほどでございます。自宅内ギグはゆるーく始まったのですが、演奏がドえらく上手いのには超驚きました。プレイヤーたちはみな、レゲエという音楽とともにその強力なカルチャーの重力にガッチリハマり、それを実践なさっている方々なのだろうが、そんな中で長年じっくり練り込まれてきた匠の技はホントに凄くて、ギターもドラムもヤバいったらありゃしない。ただ、まあ、ねえ・・・。ラヴァースなんかはいいんですが、例のごとくの紋切り型の自然礼賛&文明批判なリリックが入ると思いっきり、心に興ざめのスイッチが入る私。しかし、まあ、伝統芸として、また、レゲエDNAの宿命コードと思えば、そんなに腹も立たないのですが(実際、そういった歌詞でも、オヤジたちのそれは上手いので聞けてしまうんですね)、20〜30代のギターひとり語りなんぞの連中が、そのもっとコンクでベタな歌詞を陶酔気味に歌う段になって、さすがに耐えられなくなり、外にひとり、散歩に行った私でした。霧のロマンチックな山中をi-podのフォーレとスタイリスティックスとトッド・ラングレンで一時間ほど歩き回って、戻ってみると、どうやら、夫が入れ知恵したらしく、ブルースを二曲ほど、私が叩くことになっていたのですよ。


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ええ、こうなりゃ、思いっきり叩きましたぜ! (まさに、吉岡道場対武蔵対決ですな)私のドラムはとにかく音色がでかくて良く鳴るのが身上でして、レゲエ仕様の浅胴スネアが悲鳴を上げるほど、バシバシ決めさせていただきました。レゲエのグルーヴ哲学の中には、スネアの2,4拍の重量感で押していくというパターンは無いわけで、一緒にやったオヤジたちは勝手が違ってやりにくかったでしょうね。嫌われたかな、と思ったら、みんな喜んでくれて、終わったらいろんな人が話しかけてきてくれて拍子抜けしちゃった。つらつら思うに、レゲエという音楽にとって不幸なのは、ブルース以上に「音楽単体の魅力よりもその歴史にあるメッセージ性」にハマるファンがあまりにも多いことだと思います。そこからのスタートでも、もちろん、音楽単体の魅力に到達しうるわけですが、もうそのころには、どんな表現もレゲエワールド傘下に強力に絡め取られてしまうというつまらなさ、がある。レゲエのサウンド自体にある一種の冷たさや理知的な細かさ(特にドラム)に由来するサウンドシステムの非人間性が私はとても好きなのですが、それをイメージの表看板で出したのはグレース・ジョーンズだけだもんね。

翌日は、中川翔子ライブ。
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ちょっと、お疲れ気味だったのですが、萎える心身にむち打って、行ったのがホント、良かった! といいますかね。しょこたん、前回、初めて行ったときももちろん、そのめくるめく才能に驚かされたのですが、今回はサウンドそのものがナイス。全盛期の森高千里もカーネーションという凄腕がバックバンドでめちゃくちゃやったのがカッコよかったのですが、しょこたんバンドともいうべきバンドが今回、ガッチリ、サウンドを固めていて、テープは一曲だけ。なぜだか、ジェファーソン・エアプレインを思い出してしまった。とすれば、しょこたんはグレイス・スリックか? ということになるのですが、方向性は全く違えども、グレイスの華やかなロックカリスマぶりと今回のある意味、鬼気迫るしょこたんの力唱にはなぜか、通じるモノがあったのでした。
招待席の隣には、評論家の速水由紀子さんがいて久々の再会。次回の武道館は、マジでチケット買って、何人かでコスプレして行くとひそかに心に誓いました。ワタシ的にはこれはオタクの文脈ではなくて、DEVOのコンサートに黄色のジャンプスーツで行くがごとし。ところで、後ろから、ピンクの看護婦さんコスプレの女性がルミカライトを手渡してくれたのですが、どうも、その女性はしょこたんの母、桂子さんだったみたい。
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2009年6月3日水曜日

5月14日 「薫や」主催薫製パーティーinソシエタ



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「湯山さん!いたんですよ薫製王子が。それでもって、彼の作る薫製を心ある業界のみなさまにご紹介して、ブレイクさせたいので、どっかいい場所と機会がないっすかねー」と文藝春秋のヒゲ男爵こと秋月さんから連絡が入り、それだったら、と、渋谷の隠れ家、宇田川町のSocieta(ソシエタ)をご紹介申し上げた。
 初めて合う、薫製王子こと、岡本野人くんは確かにクラスにいたら男女からともにモテるタイプの気さくな可愛い子ちゃんイケメン! パティシエや店長など飲食業のオモテもウラもわかり尽くした彼が薫製に目覚めたのはなんと、お母様の存在があったが故、ということで、実はその日助っ人として厨房で立ち働いていたママがまた凄かった。若いときはさぞや美人だっただろうなという彼女の方がはっきり言って、王子よりもキャラがっているんですね。というか、この息子と母、凄くいい感じのリレーションで、これ、小林カツ代とケンタロウの料理親子に通じるカップリングができそう。この、母+息子のタレント化は今後、いろんなところで出てきそうな感じでもありますね。
 Hanakoの広瀬さん、ハーパスバザーの吉村さん、コヨーテの羽鳥ちゃん、Allaboutフレンチ達人、嶋さんなんかにお集まりいただき、しばし歓談。薫製は力作ぞろい。チーズとタマゴが美味。ウィスキーやウォッカとの合わせを研究したいものであります。
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2009年6月1日月曜日

5月8日西麻布から、翌日、江ノ島のへの久々、クラブ遊び



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連休はカレンダー通りでしたが、その合間の平日二日というのは、なにやら非常に忙しく、案外、みんな働いているんだなぁとクサっていた金曜日、突如、社員・村松君から情報が入り、深夜一路、西麻布の<ブレッツ>へ。この場所、2000前後、クラブ雑誌をやっていた時にオープンしていて、靴を脱いで上がり寝ころんでダラダラできる大変にチルアウターな雰囲気が気に入っていたのですが、まさか、今もなお続いており、音響、アンビエント、アコースティックの牙城になっていたとは、思いも寄らなかったですよ。
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お目当ては細野晴臣、DJ WADAという斯界の大物ふたり。行ったらすでに細野プレイは終盤で。しかし、しばし、アンジェロ・バダラメンティーのような、いや、山頂の空気のような音に浸かりました。久々のDJ WADAのタッチは今回は、デトロイトの芳香がそこはかとなくただよう黒系仕様。彼の十八番であるその場の地霊を召還するような呪術性は健在でした。サブライムレコードの玉手ちゃん、科学未来館の森田さんたち、レイハラカミフリーク一家たちと店を出て、小腹を満たしに西麻布<権八>へ。安さにびっくり。今まで避けていたが、これからは、深夜の軽食処(特に蕎麦)として大いに活用しようっと。


ほぼ四時間の睡眠にて、翌日は江ノ島展望台で行われたフリーパーティー<Freedom Sunset>に参加。
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この主宰者であるShiba君は昔、私がやっていたクラブ雑誌LOVE PA!のイビサ取材に同行してもらった人。アンビエントDJ/プロデューサーとして活動を続ける彼はイビサのチルアウト・カフェシーンに本質的なモノを感じたらしく、帰国後、満を持して地元・鎌倉で始めたパーティーの5周年だということで、行ってまいりました。雑誌編集者の妙味は自分が誌面で紹介し、仕掛けたことが、世の中に現実化していくことにつきるのですが、コレなんぞはまさにその有り難い実例です。
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何せ、前日に遊んじゃってるものだから、13時からのヨガにはやっとこさ途中から間に合って、「棒のポーズ」からの滑り込み。海風と太陽の下のヨガは気持ちいいにきまっていますが、いかんせん、リードをするセンセイが今イチ。普通のギャルでリードの言葉が弱々しい。こういう機会って、普通の人がヨガに出会うもの凄くいいチャンスだと思うのですが、それゆえに呼吸法や意識の保ちよう、そして、語り口や声(これ、重要!)でその境地にハメていくような指導がマル必なのですよ。次回からは、経験豊かなオバハンインストラクターの方を望みます。ホント、私なんぞはかけ声だけは上手いと思うんですが、何と言っても生来の身体の硬さでポーズがテキトーなんで何年やっても、無理。どこぞに阿川泰子、伊集佳代子のような声の、凄腕ヨガ・チャーチャーはいないものだろうかねぇ。
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果たして、この現場、展望台なだけに、海風が通って本当に気持ちがいい。畠山美由紀嬢の美声に酔い、Chari Chariこと井上薫のプレイに酔いましたが、Joiには驚いた。これ、ディープハウスのバンドユニットなんですが、ボーカル男子がアル・グリーンもかくやの甘アマのファルセットボイスなんですよ。ヘアもアフロにして、そのへんをよーくわかってらっしゃる。これから、チェックしておこうっと!
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