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2009年2月9日月曜日

明後日、2月11日に世界小料理サミット2009に出演します。



突然のお知らせですが、『世界小料理サミット2009/The World Summit of Ko-ryouri 2009』にパネリストとして出演致します。
今回の肩書きは、“世界の小料理評論家”!!!!!
ご興味のある方は是非、ご来場ください。当日となりで世界料理サミットが開催されているなか、ばかばかしくもこんな素晴らしいイベントに急遽参加できるとあって、光栄です。
「小料理」の奥に広がる「食」の大宇宙!
    料理を作っているのはカリスマシェフばかりじゃない!!
    日本の味、日本の食文化は、「小料理」にこそあり!
    ところで、小料理の「小」っていったい何?!
    もう一つ ところで、「小料理」ってジャパンオリジナル?!
    世界をつなぐ「小料理」ワールド!

日時:2009年2月11日(水・祝) 14:00〜16:30 (開場13時半)
会場:東京国際フォーラム(有楽町) 
    ホールD1(Dブロック1階、有楽町ビックカメラのすぐ向かい側)
定員:100名
会費:5千円(事前振込)
参加方法:下記宛てに「エントリーメール」を!(会費振込口座をお伝えします)
      foodjournalist*gmail.com(*を@に変えてメールして下さい)
      以下の項目を明記の上、エントリーメールをお送りください。
      1. 氏名・職業・会社名(所属・職種)
      2. 当日配布名簿掲載用に簡単なプロフィール50文字程度
        (「食」にまつわる特記事項があればぜひ)
      3. 懇親会の出欠
<パネリスト>
   ★葉石かおり(エッセイスト、利き酒師、料飲専門家団体連合会 関東甲信越支部副支部長)
    *京都先斗町に実在する小料理屋さんを舞台にしたケータイ小説「酒亭 心酔」連載中
   ★ジョセップ・バラオナ・ビニェス(1日1組限定「レ・ストゥディ」オーナーシェフ)
    *スペイン的小料理「タパス」や「ピンチョス」の第一人者、大の小料理屋好き、小笠原伯爵邸元総料理長
   ★湯山玲子(クリエイティブ・ディレクター、世界の小料理評論家)
    *振り袖姿の寿司パフォーマンス「美人寿司」プロジェクト、著書『女装する女』『女ひとり寿司』

主催:世界小料理サミット実行委員会(日本フードジャーナリスト会議)
後援:FOOD ACTION NIPPON
特別協賛:東果大阪株式会社
協賛:日本箸文化協会 株式会社 一品一会 株式会社たむらや 白瀧酒造株式会社 
協力:緑提灯  
懇親会協賛・差し入れ:大歓迎!
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2009年2月6日金曜日

神田昌典さんとトークショー、ジンガロ、坂本龍一さんと寿司、美人寿司インコ



さて、一月後半は、エポックメイキングなイベントが目白押し。「だったら、ブログに早くアップせい」なのですが、ホントに風邪、ひどかったのよ。


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 1月23日は、拙書「女装する女」のトークショー第二弾が日本橋、丸善にておこなわれました。


 ゲストはカリスマ、ビジネスコンサルタントの神田昌典さん。今回の「女装する女」が、氏が2007年に翻訳した「3つの原理—セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす」の内容のある意味、現実化そのものだ、ということで高く評価してくださったことから今回の対談が実現した次第。前回の菊地成孔さんのときとはうってかわって、場所柄、ビジネス寄りの内容で語らせていただきました。


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 まあ、私の本は「女はすでに女ではない」という、ボーボワールの昔からいわれていることの現段階リアル実証なのですが、それでも、まだまだ、女性は社会的弱者であり、これはそう簡単に引き上がることはないぞ、というシビアな実感が私の中には確実にあるんですね。そういう絶望感も本の中には少なからず存在する(と思う)。しかし、神田さんは「そうではない」ということを、日本企業の現在の実体とインターネットを中心としたビジネスの可能性を含め、かつ、ご自身の経営コンサルタントとしてのデーターや知見を織り交ぜてぐいぐい、前向きな希望として語ってくださる。これには、当の著者が勇気づけられましたね。観客席には女性も多く、みな、真剣な目でうなずいていたのが印象的でした。

 
 帰りは日比谷のクニギワ、”ウイッフィー”で、丸山さん、博報堂アーキテクトの大谷社長、経済産業省の滝本さん、新潮社の足立さんとで飲み三昧。結局、最後は足立、滝やん、湯山組でカラオケ。結局、この時の深酒が、風邪にダイレクトに響き、この後数日、地獄の日々をみることになったのでした。




 1月23日、ジンガロの「バトゥータ」のプレビュー公演に行ってきました。


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今回の出し物は、2つのジプシー・バンドの賑やかな音楽をバックに、ジプシー村の花嫁略奪騒動のドタバタを描いた新作。モルドヴァ地方のブラスバンドと、トランシルヴァニア地方のストリングスの2組の楽団が交互に音楽を奏でる中、円形のコースを馬たちがズドドドと翔け、まさに人馬一体となったスペクタクルが繰り広げられます。拙書「クラブカルチャー!」でも、記述しましたが、「生活の中に馬がいる、いない」は、人の身体のリズム感を大きく変えてしまう要素です。同じアジアでも騎馬文化のある韓国は、三拍子系の跳ねるリズムがあったりします。膝を曲げてすり足で田んぼに稲を植えていた日本人の対極とも言える騎馬文化というものをこれだけ、ダイレクトに肉感的に体現させてくれたという意味で、この公演は私にとって、相当、特別な意味を持つものでもありました。


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モレシャンさんに会ったので、そのあたりのことを手短に話しました。「これ、アナタにとっては格別の演目でしょう」と言ったら、笑って大きく頷いていました。このあたり、彼女にとって、ジプシー文化も色濃い、フランス人ならではの感想があるはずで大変に興味深いものがあります。今度会ったときに詳しく聞いてみよっと。

 
 一方、この人馬一体のパフォーマンスは痛みを伴う美しさでもあります。


「馬は一生懸命やっているんだけどさ、それって、馬の一生としては幸せなの?」という人間文化に宿命的に張り付いている原罪が感じられるゆえ、このジンガロという企ては異様に人々の心を打ち、パワフルなんですね。調教ってSMでお馴染みのように、そういった、性関係の支配関係もそこにはうっすらと漂っています。そういえば、我が社の村松君のご両親は馬術部出身者だけに、今年は馬、挑戦してみるかな。
 成山画廊の成山明光君も来ていたので、久々にいっしょにメシ。錦糸町のタイ料理名店「ゲウチャイ」にて、相変わらずの、成山節を堪能しましたぜ。社員の2人が借りてきた猫のようにおとなしいのには笑った。




 1月25日、坂本龍一さんと恵比寿の鮨小野で寿司を食べるの巻。

 
 「女装する女」をたいそう教授が気に入ってくださったということで、坂本さんからメールが入り、「一度、寿司でも」ということで実現したディナー。教授とはバルセロナのミュージックフェス、ソナーで一度、取材でお会いしていまして、その時、ウチの父と芸大作曲科つながりの話が出て盛り上がった経緯があります。(父は池内友二郎門下でフランス系だったのですが、教授はそれを横目でみつつも、ドイツ系にいっちゃったらしい)本当に久々に会話のローリングストーンと話題のグルーヴに思いっきり身を任せられる、壮大な「おしゃべりロングプレイ」(トムトムクラブ似だー)を堪能しました。もう、後半はお酒も回って、なんだか、おばはんがガールズトークをしているみたいでしたね。

 
 語られたネタは、ホストクラブ、ボーボワール、沢尻エリカ、篤姫における宮崎あおい他、バート・バカラック、坂本龍一作「ONGAKU」の美しさ、日本人とアメリカ人、アースダイバー、諏訪神社、グリーンランド、インド、都市のつまらなさ、死生観、大人の自己規制について、男と女、寿司、土佐のカツオ、登山などなど。と、これだけでもワクワクするでしょ。実はこの内容、教授のサイト「コモンズ」にて近々、発表される予定なので、ご期待下さい。  

 

 
 1月30日、美人寿司@コンテムポラリープロダクション新年会に登場の巻

 
なんだか、今年になって各週で寿司を握っている計算になりますな。当日は全国的に雨降りで、こういうときの築地市場は魚の並びが悪いはずなのに、けっこう良いネタが入りました。マグロは味わってみると、血の鉄分が旨味として感じられる良い頃合いのもので切りつけると色のグラデが大変に美しい逸品。カンパチのいいアブラの乗り具合で、コハダの仕込みも今回はバッチリ決まりました。しかし、この仕込み中、私は昼寝した上にネイルサロンに行っちゃったもんで望月、村松からはごうごうの非難の嵐。でもさ、着物着てカツラかぶっての、寿司握り重労働がこれから待っているんだから、大目に見てほしいものだ。
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信藤三雄、もりばやしみほ夫妻宅、コンテムポラリープロダククションは下北沢にある瀟洒な一軒家で、いつも、ミーティングに通されるところがまんま、寿司ルームと化しました。ここはキッチンと直結していて、美人寿司的にははじめてと言っていいほどナイスなロケーション。何が凄いかというと、温かいネタが出せるということ! それを見越して、今回は季節ネタでもある白子を湯通しとソテーの両方で出したのですが、これが旨いのなんのって。DJ時代にピンク・フロイドのアルバムをノンストップでフルオンエアしたことで私個人的にファンの、ニッポン放送元社長、亀淵氏の「んまいッ」というお墨付きもいただきました。思いつきでつくった、イカワタのネギミソ焼きも焼酎派に好評で、まるで、本当の寿司屋みたいだ、と(笑)。
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イラストレーターの平松昭子さん、シンガーのちわきみゆみさんにもお会いできて、大満足。ふたりとも美人。お二人に限らず、この日集結していた女性は全員、完璧に「女装する女」でしたね。それも、ちょっと、ハードコアなタイプの。それは、KIKIの川崎社長、アナタが代表者じゃ。
 それはそうと、さすが、世界のコムテンポラリープロダクション。美人寿司の夜のステキなポスターが当日、お目見え。緋牡丹お龍ですかね。


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2009年2月2日月曜日

岸野雄一、新春大歌舞伎「象引」、日藝授業の九龍ジョーという一月前半日記



気がついてみると、1月はブログを完全休業でした。
 というのはですね。あんなにノリノリだった正月、昇仙峡、弥三郎岳登山のあと一週間目にぎっくり腰、追い打ちをかけるように風邪でもう、仕事をこなすのに精一杯。特に風邪はひどかったですね。もう、咳がけいれんのように繰り出され、苦しいったらなんのって。耳鼻科で咳止めのカフコデを処方してもらったけれど、ほとんど気休め程度。
 ぎっくり腰はいつもの駆け込み寺である、武蔵小山鍼灸接骨院の源先生(天才!)に行ったついでに咳のことを相談したら、「血を取れば一発で治る」っていうんで、手指と胸にシラクというガラスのカップを付けての吸引採血をやったら、黒い血がどばどば。これ、効くんですね。風邪の引きはじめに来てくれたら、もっとラクだったのに、という先生のお言葉。いかに身体関係の駆け込み寺を持っておくか、が、中年からの処世術の根本ではあります。
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 さて、1月の発病直前、11日の夜は、岸野雄一君主催のO-WESTでの「OUTONEDISC PRESENTS「FUCK AND THE TOWN」。
 これ、何と入場料が、客が見おわった後料金を決めるオープンプライス方式。テレビやフリーペーパー、そしてインターネット上の表現をはじめとして、コンテンツが無料で当たり前、という時代に、表現とその対価を意識させる、という岸野君らしい意思表明。内容は素晴らしいもので、「腰は調子悪いし、ちょっと顔出して帰ろうか」なーんて思っていたら、結局、一階のフロアで前から七列目ぐらいにセンターで陣取ってかぶりつき状態。いいDJ時と同様、この立ち位置って好きみたいです。
 
 スタジオボイスの編集者、中矢君に声をかけられ、彼のアナウンスによると、「相対性理論」という次に出てくるバンドが、インディーズながらオリコン・アルバム・チャート25位、タワーレコード・チャートでは1位を記録する人気者らしい。ボーカル(名をやくしまるえつこと言う)はゴスロリ風ファッションの無愛想な不思議ちゃんなのですが、そうするとバックもワンコード、パンクヘタウマ系と思いきや、これがおしゃれで軽やかでなんととってもAORっぽいんでしすよ。
 私は大学時代に車でブライアン・オウガーやスタッフを聞きながら、フューの国分寺ライブなどに通っており、その蝙蝠のようなどっちつかずの嗜好に悩んだものですが、今やそれが何のてらいもなく音楽作りに取り込まれていることに感慨を覚えます。昔は良くも悪くも、かつて音楽は周辺カルチャーと切っても切れない関係だったのですが、もはや、自由にクリエーションの1パーツに成り得るということだよね。「相対性理論」の音楽の不思議な浮遊感とメッセージ性には、やっぱ、彼女のボーカルとそのサウンドね、といったハイブリッドの必然性があったのでしょう。バンドにテクニックがあんまりなくて、音楽に追いついて
いかない感、もまた、いい感じの味になっているんだよなー。
 
 DJの七尾旅人は、初DJなんていってたけれど、意外な拾いもので私は一発でファンになりましたよ。間にトークを入れていく、最近、ちょっと局地的リバイバルを見せている、ディスコスタイルで、次々とマッドなファンクをプレイしていきます。映画「ブルーベルベット」のオカマの暴力歌手、マッドプロフェッサーなんかの世界が好きな人ならば、確実にハマる。こりゃ、図らずもニューヨーク・アンダーグラウンド風味。
 
 岸野さんのWATTS TOWERSは、もう、私にとっての「児童遊園地」。輪郭と精神がはっきりしていて、でも、出てくる乗り物や登場人物はスウィートで楽しく、美しくいというひとつの境地を創り出していますね。最近、とみに子供化している自分、いや、自分だけでない周りの大人たちにとっての「おかあさんといっしょ!」なのだった。なんて言うことを考えていたら、岸野さん、春からNHKの子供番組の音楽をやるそう。やっぱ、最近NHKは良い仕事、しちょります。
 そういえば、くだんのオープンプライスのお値段は、7000円と付けさせていただきました。

 1月14日は、母親と国立劇場で新春大歌舞伎。
 
とはいっても、母親、年始に起こった家の水漏れ大修理で工事立ち会いをしなければならず、欠席。トラで母友人のA夫人登場。織りのキモノ姿がよく似合ってました。見所はなんといっても、団十郎の白血病からの復帰第一作で、歌舞伎十八番の「象引き」。あんまり、上演されない演目ですが、神社の初詣感があるいい演目。「楼門五三の桐」と同じく、一発芸のパワフルで呪術的な魅力に満ちていて、歌舞伎が江戸時代に果たしていたエンターテイメントの特質が理解できる一作でもあります。私も、先代の片岡仁左右衛門が最晩年に演じたそれを今でも脳が忘れていない。そんな、根源的な芸能のかたちがあるのだと思います。
今、お笑い界で頻発している”一発芸”をなぜ、私たちは好むのか、ということのひとつの答えがあるのかも。

 1月17日は、美人寿司インしりあがり寿プレゼンツ(有)さるハゲロックフェス09。
 
 しりあがり寿さんの事務所は毎年、オモロイ忘年会をやっていますが、それが本年はフェスとして、新宿ロフトにお目見え。で、お誘いを受けて、ヨロコンデ、美人寿司参上。いやー、久々の出動、しかも、お腹を空かせたバンド野郎どもが集う、というので、量産体制で築地買い出し。しかし、こんなときに適当なお値段のマグロがなく、ななんと、キロ7千円クラスを買うハメに。今日の客筋から言うと、多分、回転寿司愛好者の若者が多いだけに、もはや「ボランティアでグルメ教育だ」の心意気ですぜ! 
 しりあがりさん周辺のアマバンが集結したというのだけれど、みんな、アイディアがあって面白い。ニューウェーブ体験者は今や立派な中年なわけで、それでも音楽をやり続けていることは素晴らしいことっす。そういえば、野宮真貴嬢とノエミ嬢とチェリーボム・バンドをやるという話が本当にありまして、来年のさるフェスは寿司と同時にバンドで出場要請をしておきました。
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1月20日は日大藝術学部の本年度最後の授業。
  久々のゲストは、ライターの九龍ジョー氏。この方、実は某出版社のプロパー編集者でもあり、彼がかつて編集していた、実話雑誌、マッドマックスに惚れ込んだあまりのご出演要請。このマッドマックス、何が凄いかといえば、「ヤクザの組員が愛人と全裸でスカイダイビング」曰く、空翔る愛(笑)、こんなバカな特集をこれまた、AV界の金満家のお金で実行しちゃうピカレスクぶりが凄い人。彼が編集した雨宮処凛著「生きさせろ!」は、今の派遣問題の世論形成の大元をつくった好著でもあります。学生たちには彼の「世の中に風穴を開けることの深い欲望」がどう伝わったのだろうか? 現代美術家、チンポムの「ピカ」事件についても大いに語っていただきました。
一月前編終わり。
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