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2009年12月20日日曜日

今年の文化ソーカツは飴屋法水と椎名林檎で



細菌性胃腸炎のため、本日夜「ヌメロ」の取材後、各種お集りにもいかず(クーリーズクリーク、みはるちゃんごめん!)家に戻っておとなしくしておりました。それでもって、食事はお歳暮でもらった伊勢うどん。(なんですかね。この伊勢うどん。ぶわぶわしたちくわぶみたいなうどんに甘辛海藻味のたれをかけて食べる摩訶不思議なもので、およそ、つるしこアルデンテの麺美学からかけ離れている)
そう、こういう時にブログ書かなきゃどーするよ。
ということで、2009年下1/2期の振り返りをやってみようかと。
まあ、舞台演出家・飴屋法水の復活というのが大きかったですね。彼はもうアート界ほかでいろんなファンがいますが、現役業界人でのファン一号は間違いなく、この私でしょうね。なんといっても、ぴあの演劇班の木っ端社員だった私は当時の演劇シーンのどれもが嫌いで、絶望の縁にいたときに、当時の飴屋が主宰する東京グランギニョールの舞台を観て、宗旨替えをしたのでした。人生、これほどのライブな文化的エポックメイキングは次に39歳でDJジュニア・バスケスinトワイロが来て二度目、ということになります。とにかく、時代の最もカッコいい音を使って、視覚と聴覚を通じてテクニカルにエモーショナルに人の本能的や肉体的な共有感覚を激しく引き出して行く、その能力はとてつもないもので、もし彼がその後職業的な舞台演出家になったとしたら、引く手あまただっただろうな、と思っていました。当時のインタビューで唐十郎が「飴屋君には、縁日の夜店のキラキラしたところのような魅力がある。だから、人はくっついて行きたくなるんだよ」と言っていましたが、彼にはそういった人の心をぐらっとさせる天性の演出術が備わっているのでしょう。
しかし、才能と本人の欲求は贅沢にも違います。飴屋さんはその後、現代美術方面に行ったり、動物商をやったり、いわゆるデュシャン的な表現者としての生き方を貫いて行きます。もちろん、同じ人間ですから、表現行為の端々には一貫したものが出てくる。しかし、あれだけ舞台で人の心を震わせた"演出"そのものは表にはあらわれず、残念な思いをしていたところ、今年は後半、二発のでかいタマをぶち上げてくれました。(一発目の「転校生」はすでにブログにアップ)
 東京デスロックの多田淳之介の戯曲を演出した「3人いる」は、「自分の部屋に自分を名乗る他人が自分だと行ってやってくる」という、不条理モノの王道のようなネタなのですが、飴屋演出は、そこに「すべての公演の出演者が異なる。しかも、ガイジンを入れてのド素人」というメタな構造を導入してくる。そこには、自ずと「他者と自分との区別に必死にコミュニケートせざるおえない」劇中登場人物と、素人である役者たちの今、ここにある緊張が化学反応して、最大効果を上げていた。この、戯曲の持つ魅力と伝わり方を瞬時に判断して、最高出力&センスで見せて行くという手つきは、かつて私が痺れきった彼の豊かな才能部分、のものとは別個(この舞台では、美術も音楽も饒舌ではない)のもので、真に飴屋法水、おそるべし。現代美術フィールドで、コンセプチュアル、ということを大いに学んで来たことも関係しているのでしょう。
そして、この間、フェスティバルトーキョーの一環で行った『4.48 サイコシス』は、全二作では封印されていた飴屋の「天性の演出術」が、その戯曲のキモを一瞬でつかみ取る頭の良さとコンセプチュアルな手つきと共振し、これにて、多分、今後の飴屋演劇時代がスタートするがごとくの作品となっていました。
原作はデビュー作以来、生々しい暴力や性の描写に特徴のあるイギリスの劇作家、サラ・ケインの遺作戯曲は、まあ、作者自身の肉声にも近いはずの「イッちゃった人の頭の混乱ディスコミュニケーション」でして、電波系の人たちと同様の「意味はわからずとも、圧力と強度がマックス」というもの。飴屋氏はまさにそこにつけ込んで(いい意味に置いて)まるで交響曲のピースを埋めるように演出をかぶせて行くのです。
 出演者はまたも全員素人(彼がなぜ、プロの俳優を嫌うのかは、よく理解できる。プロの役者は不安をメソッドや自分のテクで解消しようとするが、彼の手がける戯曲はそれをやられると"出力"が落ちてしまうタイプのもの)、ホーミーアーティスト、山川冬樹のホーミーと逆さ吊りの登場、観客と鏡面状態になる舞台設営、舞台を横切り人が出入りする血の川、シンメトリーの配置でプレイされるドラム、たびたびインサートされる「ロング・サイレンス」という女性の声、そして、邪悪な小鬼のように走り回って天井桟敷から罵声を浴びせる山川冬樹。
 「ドグラマグラ」や「ルクスソルス」ある意味、「死霊」という文学群は、読んだ時に意味ではなく、言葉の羅列から脳の中に異様なガスが発生し、それにヤられてしまうのですが、彼はこの戯曲に充満する同種のガスを濃厚抽出し、見事に火をつけたことになります。そして、その火にはもちろん、私が好きな彼の才能=キラキラ部分が今回はやっと、濃厚に入っていたのでした。
 まあ、今回も感じ入ったけれど、こんなに耳がいい演出家は、世界でも珍しいのではないでしょうか。全共闘演劇関係者が上に居座っていたかつての小劇場界と違って、今回、飴屋さんの理解者、バックには平田オリザのような政治家(悪い意味じゃなくて!)がいるわけですから、ぜひ、彼の才能を海外に持って行っていただきたいものです。ホントに、ベルリンオペラの演出ぐらい、やっていただきたいものだ。(なーんて、考えたのは今、「魔笛」をDVDでみていたからなのだ)
飴屋法水で長くなってしまいましたが、あとは、ギルギエフはブログにしたし、最近では椎名林檎の「能動的3分間」ですかね。私、初めて椎名林檎にハマったかも。それほど凄いんですよ。ポップスをはじめとして、おおよそすべからくの歌はもう全く新しいものが出てくる余地はない、と思っていたのに、こういう境地があったのか、と。分野としては「孤独」。バンドはハードで巧者ばかりの男所帯なのですが、その楽器やコーラスがオンナ林檎と対をなして、"泣いて"いる感じが実にセクシー。3分間、の事柄を歌い、実際に曲の長さが3分間という、宮島達夫、村上春樹、ウォン・カーウァイという時代の才能と引き合うテーマもヤバいわけです。これ、心ある人は買った方がいいですよ。
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2009年12月14日月曜日

プログ始めました。と、ギルギエフ、湯山昭、シュスターコーヴィチ、都筑道夫、岸田一郎とか



  • ホントに久々のプログ書きです。
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  • 書くこと無かったって?  な、わけはない。逆にいつものアレですよ。まとめて書こうと思うと、日々のネタが多すぎて大作になっちゃうといういつものジレンマです。ほんとにねえ。しょこたんクラスならば、猫写真に「猫カワイ---」で芸として成立するのですが、なかなかそうもいかないわけでして  
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  • ところが・・・・・。
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  •  いやー。ツイッター、とうとう始めちゃったんですよ。ブログ書かないけど、ツイッターではつぶやっいていたというわけだ。ツイッター、もちろん、その存在は知っていたのですが、完全にタカをくくってました。同時期に別ジャンル(音楽系、ビジネス系)の男子からその効能と「いろんなとこに出没していて、ブログに腰が重いアナタこそ、やるべきだ」と諄々と説教され、やってみたら、あーた、本当にその通りだった。
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  • 主に移動中と寝る前と仕事前のつぶやきで、ちゃんとつぶやくようになってから、まだ、一ヶ月経っていないんだけど、タイムラインを見ると、ちゃんと日記になっているんですよ、これが。
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  • ちなみに、本日までの空白の時間を記してみますと、11月25日は従兄弟の結婚式で九段会館に行き、式の間、暇だったのか毒舌ファッションチェックやボースのスピーカーから出る気の狂った音量につぶやいておりますな。
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  • そして、
  • 「父、湯山昭のピアノ曲集、音の星座、の出版とCDリリースならびに喜寿をお祝いする会@ホテルオークラ、に、出席中。 10:13 PM Nov 28th Echofonの時分は、
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  • 「何故に、ベートーベンのロマンス? 自作のバイオリンソナタやればいいのに」「あっ、やっばやるんだ!第二楽章は私の子守り歌であり、通奏低音 」「つくづく、既作、お菓子の世界、が、凄い名作だと得心」「音の噴水、は、ショパンとジャジーの融合なり。ゆかいなピエロ、は、トリッキーラヴェル。きいていると、やっぱ湯山節集大成なり」
  • などと実況ライブでつぶやいております。
加えて、12月は世界が誇るマエストロ、ワレリー・ギルギエフをバレエも含め三連発、足を運んでおりまして、これ、相当感動したらしく(らしく、って自分だけれど)  シュスタコービッチ10番。もう、とんでもないことがおこっていた。松坂牛100枚食った感じ。2:47 AM Dec 1st Echofon

翌日は。
「体調悪し。ゲルギエフの「悲愴」CD、三楽章の三連叩き込みで無理矢理アゲて、仕事している。でも、風呂欲求が、もうすぐ・・・・・」「 連チャンでギルギエフ。シュスタコービッチ交響曲二発。プロ変更のピアノ協奏曲がど迫力。デニス,マツーエフpはどっちゃん坊やだな。 1:30 AM Dec 1st Echofon

などと、しめくくっております。
  • マイリンスキー・バレエ(ギルギエフ+マイリンスキー歌劇場管弦楽団)の「イワンと子馬」は、
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  • 「マイリンスキーPlusギルギエフ、今終了。世の中の幸福なもの全てが舞台から津波の様に押し寄せて来たロシア、民度高すぎ。 2:57 AM Dec 8th Echofonときて、
  • その舞台はロシアアヴァンギャルド炸裂。衣装はコムデギャルソンかズッカかという可愛さだ。一言で言えばしりあがり寿が全編にあふれ感?!  それにマイリンスキーバレエの技とギルギエフのエモーションが加わり大団円でござった」
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  • それだけじゃ、モノ足らなかったらしく
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  • 「『イワンと仔馬』は、燃えるパリ・コミューン前夜にペテルブルクで演出振付けされたバレエ。今年の3月に、天才振付家ラトマンスキーの手によって改訂版がマリインスキー歌劇場で上演され大喝采、それを旬のままに持って来たのが今夜なのだ」
  •   
  • といううんちくや、
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  • 「せむしの小馬」の作曲家はシチェドリン。もの凄く色彩的で華やかで豊かなオーケストレーションをギルギエフはエモーショナルにバレエを支えていましたね。ロストロポーヴィチも好きだったらしい」
. と、相当、コーフンしています。
 ミクシーの時は割とアーリーアダプターで、その「面白さ」はミクシーをやったことの無い人でも、比較的想像させることが容易いものでした。「コミュニティーがその人のセンスと人となりを表す」というのは、本棚を見ればそいつがわかる、という昔からのセオリーの移し替えだったし、オフ会と掲示板という付属して出てきた行動もわかりやすかった。
 しかし、ツイッターはその面白さが理屈では到底わからないのです。ツイッターというストリームに自分が参加し、ゆだねてみることで、それを段階的に理解していくしかない。理解というか、自分のリテラシーを造らなければならない、という面倒なところがある。
 私の専門で言えば、よりクラブ的なコミュニケーション空間であるとも言えます。そのタイムラインのフォーラムは、たとえば、24時間やっているパーティーのようなもので、人は出たり入ったり、いろんな小部屋を訪れて音、ならず、つぶやきと戯れて、また出て行くというもの。
もちろん出て行ったまんまでもいいが、これ、クラブ通いが人生の習慣になるように、確実に人生の一部を浸食いたします。
 最近、体得した感覚は、バーッとタイムラインをスクロールして、使われている単語が感覚や求めているものに合う人をフォローすること。もちろん、友人や知り合いもいますが、映画で言うとグランドホテル形式っぽく、今ここにいる世界の言葉の編集が刻々となされている、という不思議な快感があるのです。
 とはいえ、これでバレちゃったことも多く、ビジネス書の書き手や愛好家たちの何人かは、ちょっと考えられないようなセンスの悪さを臆面も無く出してきますね。
 これまでパブリックイメージや著作では好意的に見ていた或る人物がいるのですが、その人の頻繁なつぶやきに自ずと立ちあらわれる「生活に全く個人的な嗜好が見えてこない」「ユーモアとセンスの壊滅的な欠如」「はしゃぎっぷり」に他人事ながら、大丈夫か?  と思ったりして。
 対して、元レオンの岸田一郎氏は、けっしてバブリーで軽々しい、という世間が思いがちなイメージを裏切る、なんだか、都筑道夫を彷彿させるライトで知的なつぶやき群でありまして、今、最もお気に入りかも。
 来週、日芸の授業にて、学生たちとこのあたりの話をしてみようかな。
 水道橋博士もブログとツイッターの両立に悩んでいるらしいが、ホントに今後、どうしませう。
 とはいえ、ツイッターはやっていると思いますので、よろしかったらフォローして下さいまし。
yuyamareikoで出ています。
 
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2009年11月18日水曜日

明日19時から「丸の内オンナ塾」ラスト。



毎週木曜日にやってきた『湯山玲子の丸の内オンナ塾』、明日がラストナイトです。

11月19日(木)第三夜:男女術
恋愛熱を止めた時から、豊かな男女関係が広がる?! 男女間にかつては流れていた深くて広大な河が、水深30センチの小川になってしまった2009年末の、女と男のあり様を徹底分析。『女装する女』で収集された数々の事例等をもとに、今、女はどうしたら、男をゲットできるのか (またはその逆)、そして、アラフィフ歳上女の視点から見た女性の弱点などの仮説と実践を語り尽くします。

■場所:丸の内カフェ 2F

■講師:湯山玲子(クリエイティブ・ディレクター&エッセイスト)

■参加費:各回 1,500円【税込】(1ドリンク付/当日支払)
全3回セット 4,000円【税込】(1ドリンク付/当日支払)

■定員:40名

■主催:三菱地所株式会社

■企画協力:有限会社ホウ71

■企画運営:株式会社イデー


■申込方法:
1)丸の内カフェ インフォメーションカウンターでの受付

2)メールでの受付
「1.セミナー名・ご希望の日程 2.氏名 3.参加人数 4.メールアドレス 5.電話番号(日中連絡がとれるもの)6.認知媒体」をお書き添えの上、 event@marunouchicafe.comへご応募くださいませ。


■セミナーのお問い合わせ:
丸の内カフェ 青木・大瀧
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
TEL 03-3212-5025 
event@marunouchicafe.com
OPEN 8:00-21:00 (Sat/Sun/Holiday:11:00-20:00)
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2009年11月9日月曜日

明後日、ティファニー・ゴドイさんとトークショー!



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今年で10年目を迎える『東京フィルメックス』の関連イベントにファッション・ディレクターのティファニー・ゴドイさんと一緒に出演します。テーマは、「1930年代のトウキョー・ガール」について。

1930年、モダン日本の女たち
~生き方、男女関係、おしゃれ、東京~

11/11(水)@丸の内カフェ
19:00〜20:30(18:40受付) >>> 申し込みはコチラ
ゲスト:湯山玲子(クリエイティブ・ディレクター&エッセイスト)
ティファニー・ゴドイ(ファッションエディター&コンサルタント)
モダニズム文化が花開き、トーキー映画が登場した1930年代。当時、松竹の蒲田撮影所と後継の大船撮影所では、新しい映画演出が数々試みられ、モダンでお洒落な映画が次々と生み出されていました。新進スターは流行を体現するモダン・ガール、モダン・ボーイだったのです。「女装する女」の著者であり、都市環境と女性の欲望の考察を得意とする湯山玲子氏と、日本と欧米をまたにかけて、ファッションディレクターとして活躍しているティファニー・ゴドイ氏に語っていただきます。
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2009年11月8日日曜日

本日の深夜24時からRADIO SAKAMOTO出演!



今夜、深夜24時からJ-WAVEの『RADIO SAKAMOTO』に出演します。坂本龍一さんがナビゲーターを務めている、2ヶ月に一度((奇数月の第一日曜日))の番組ですね。
是非ともご拝聴いただけたら幸いです。
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2009年11月2日月曜日

湯山玲子の「丸の内オンナ塾」、今週木曜からスタート!



「今、女性が知っておいた方がいい、人生を輝かせる実践とテク」を三夜にわたり痛快に語る「丸の内オンナ塾」を開催。
男はつらいよ!といったのはトラさんですが、実際のところ女の方がもっと大変だったりします。今の世の中、みんなと同じに普通にしていれば、気分が落ち込むのは実は当たり前、そんな中でいかに自分のうちに眠っているエネルギーに熱を持たせ、爆発させるかで残りの人生、かなりやるべき事が見えてくるはず。
そんなことを木曜日の三夜、リアル体験的に3つのテーマにそって伝授いたします。今が乱世の幕末ならば、女塾はオンナの松下村塾か!? という勢いにてお話しする所存。もちろん、心ある男性もエントリー可。

■日時:11月5日(木)、12日(木)、19日(木)
19:00~20:30(18:40受付開始)
*各回のお申し込み、または全3回セットのお申し込みも可能です。
<プログラム>
11月5日(木)第一夜:ひとり術
ひとり行動は、都会に住むオンナの特権であり、素養のひとつである!友情や彼氏、おつきあいのシバリから解き放たれて、ひとり行動を手中にすると、今後の人生、死ぬまでオモシロくなる。ひとり寿司はもちろんのこと、フレンチ、旅、釣り、マンガ喫茶、クラブ、パーティーなどなど、ひとりだからこそ開ける快楽の扉とそのテクを実体験を通し、お教えします。
11月12日(木)第二夜:旅術
インターネットと格安エア時代に突入し、本格的な大旅行時代が スタート。しかしながら、雑誌のネタを追体験するパックツアー同様の旅しか体験していない人は多いのでは。ホテル滞在、食事、夜遊び、タクシー、リラックス、危機管理、今、どこに行 くべきか、ハイ&ローの合わせワザなど、旅のダイゴ味と方法論を30代をメディア海外仕事で得たリアル経験から伝授します。
11月19日(木)第三夜:男女術
恋愛熱を止めた時から、豊かな男女関係が広がる?! 男女間にかつては流れていた深くて広大な河が、水深30センチの小川になってしまった2009年末の、女と男のあり様を徹底分析。『女装する女』で収集された数々の事例等をもとに、今、女はどうしたら、男をゲットできるのか (またはその逆)、そして、アラフィフ歳上女の視点から見た女性の弱点などの仮説と実践を語り尽くします。
■場所:丸の内カフェ 2F
■講師:湯山玲子(クリエイティブ・ディレクター&エッセイスト)
■参加費:各回 1,500円【税込】(1ドリンク付/当日支払)
全3回セット 4,000円【税込】(1ドリンク付/当日支払)
■定員:40名
■主催:三菱地所株式会社
■企画協力:有限会社ホウ71
■企画運営:株式会社イデー

■申込方法:
1)丸の内カフェ インフォメーションカウンターでの受付
2)メールでの受付
「1.セミナー名・ご希望の日程 2.氏名 3.参加人数 4.メールアドレス 5.電話番号(日中連絡がとれるもの)6.認知媒体」をお書き添えの上、 event@marunouchicafe.comへご応募くださいませ。

■セミナーのお問い合わせ:
丸の内カフェ 青木・大瀧
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
TEL 03-3212-5025
event@marunouchicafe.com
OPEN 8:00-21:00 (Sat/Sun/Holiday:11:00-20:00)
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2009年10月15日木曜日

明朝7:30から『丸の内 朝大学』で美人講座!



明日の朝、7:30から『丸の内 朝大学』で講座をおこないます。
10月16日(金)7:30〜8:30(60分) 
「常識破りの女術~女性の日常を確実にアゲていくテクニック、教えます」
女(オンナ)術って忍法かい、って? そうとも言える、丸の内で働く女性たちの日常を確実に輝かせる、現代教養&ノウハウ講座。ひとり飯の効能、タイムマネージメント、30、40歳の女の節目越え、京都の使い方、ファッションという自己プロデュース、などなど、2009年の今の東京生活者が「知っておいた方がいい」実体験的生き方テクを、ヒット新書「女装する女」を世に出し、広告、出版分野で活躍する著者が繰り広げます。常識破りの女タクティクス=戦術メニューで元気になろう。
ご来場をお待ちしております。
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2009年9月26日土曜日

野宮真貴リサイタルvol3「Beautiful People」とうとう完結!!



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アフターパーティーは、トランプルームにて
9月22日、恵比寿ガーデンホールにて、無事、野宮真貴リサイタルvol.3「Beautiful People」の公演が終了しました。
京都の祇園祭なみ、と私はこの夏、人々によく言っていましたが、今回は当日に至るまでに、ブティック「マッセメンシュ」の野宮嬢一日店長から、並木橋の古城「アマランス」のプレバーティー、ヴィヴィアン佐藤さんに仕切っていただいた、新宿二丁目の舞台宣伝行列ツアーとラストの非常口での「FANCY HIM」でのパーティー、名古屋文学会月曜会に招かれての読書会+トークショーと、盛りだくさんの衛星イベントがありました。
その頂点が「Beautiful People」だったわけですが、文字通りBeautiful Peopleに大いに支えられた今回でした。演出の林巻子さんをはじめ、音楽監督のキクチモモコ(菊地成孔+momokomotion)さん、衣装の丸山敬太さん、ヘアメイクの富沢ノボルさん、映像のニシモトタロウさん、振り付けの横町慶子さん、あと、参加していただいた方々すべてに深く感謝いたします。
まあ、野宮さん、今回は彼女の原点回帰というべき「着替える女」を20世紀のファッションアイコンに重ねて表現していったわけですが、これはやはり女性にとって、物心ついた時からの最大妄想のひとつではないかと思うのです。
しかしまあ、これまで女はそうとう、いろんな服を着てきたのですねぇ。
ゼルダのフラッパースタイルのドレスと、バルドーのレオタードにデニムの巻きスカート、両方位もかなり極端なモードですが、それを支持した当時の女性の心は、そのまんま、現在の東京の多くのブティックの試着室で自分の姿を鏡に映す女性たちの心と時空を超えて呼応します。丸山敬太氏が舞台で繰り広げた服の世界は、まさにそういった"秘訣"を体得している人の手になるものでした。
各時代に固有のファッションスタイルを求めたのは、もちろん着る女性の精神ですが、男性の視線というものもある。ひとつのモードが成立するにはその双方向の視線が必要だったわけで、舞台の野宮真貴が今回、着替えた時代の女たちはその服を着て、どういう恋愛のステージに飛び込んでいったのでしょうか。なーんて、感じたのは立った今、ananの赤西仁のラブショット付き恋愛特集を読んでいたからで、恋愛無き時代の冷徹かつ機能的かつ現実的な記事の数々には、かつてのような男と女、ファッションが三つどもえとなって繰り広げられていた、甘美な余裕などはもはやひとかけらも存在できないのです。
さて、「私は化粧する女が好きです。そこには、虚構によって現実を乗り切ろうとするエネルギーが感じられます」という名言を「青女論」にて記したのは、寺山修司ですが、化粧、これすなわち、ファッションであり、この言葉は舞台の野宮真貴と、観に来ていただいた観客の皆さんとの「共感=合い言葉」になりえていたでしょうか。
アフターパーティーは、オーナー松村さんのご好意で「トランプルーム」にて、大団円。名古屋文学サロンの山本さんが、中村うさぎさんを連れてきてきていただき、お初にお目にかかりました。想像よりもずっと小さくて、凄く可愛い。しかし、声と語り口は、完全にモノを書く人のそれ、で、なるほどと得心した次第。
あっ、それと、例の新宿二丁目ツアーの模様は「野宮真貴の二丁目ハーメルン」として、i-tuneのpodcastに上がっていますのでぜひ、視聴してみて下さい。これをつくっていただいた、ボッドキャストキング、早川洋平君ありがとう。

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2009年8月30日日曜日

夏の思いで vol.2曽根裕、エドゥアルド・サラビア、坂本龍一叙勲、小松弥助の寿司、よし村、メシアンの鳥のカタログ



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そーいえば、こんなことがあった今年の夏。現代美術家の曽根裕から急に、ロスから国際電話があって、「バンドやるから、ゆやまちゃん、ドラム、よろしく。魔神さんもギターよろしく」魔神って、夫のことなんですけどね。なんでも、彼が中国の制作工房に行く前に東京で知り合いのアーティストがレクチャーするんで、そのアトラクションにバンドを急遽やることになったのだそう。スネアとハイハットだけで間に合わせるかな、と思っていたのですが、前日から妙に盛り上がってしまい、最近とんと発揮していない、怒濤の現場手配能力を発揮して、ドラムセットを借りだして、青山の国連大学内にあるtokyo wander siteにゴー。ええ、やりましたよ、ピンクフロイドにプルースにボサノバに・・・・・。音をあまり出しちゃ行けないっていうので、ワイヤーブラシで叩いていたら、ものすごーく腕が疲れましたですよ。しかし、突然のピンクフロイドでしかも、。あのドラムって、もの凄く"間"があるんですよ。ちょっと、馬鹿か、と思われるギリギリなんですが、当然、この日のアタシの演奏はバカに転び切りましたぜ。かーんかーんというシンバルのなんと間抜けだったことか。フリーセッションに近かったので、観客のひとりがボサでパーカッションを買って出てくれたのですが、このヒトがものすごくリズム音痴でしかも音がでかいと来ている。もう、必死でリズムキープしましたが、なんといいますか、これ、酔っぱらいながらクレペリン式計算やるがごとくの大変さではありましたなー。

●●●日本メキシコ交流400周年記念 アーティスト・トーク&音楽セッション エドゥアルド・サラビア&曽根 裕
07月11日(土)

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坂本龍一さんがフランスから、芸術文化勲章オフィシエ(Officier). を受勲されるというので、お招きを受け、フランス大使公邸に行って来ました。この間は、モレシャンさんだし、今年はホント、よくここにお邪魔しております。そういえば、スーツ姿の教授というのは、とっても珍しいかも。役者さんのような華やいだ雰囲気になりますね。あっ、そういえば、彼は堂々、映画俳優の経験があるのでした。戦メリのヨノイ、ですね。スピーチでは、幻冬社社長の見城さんが、ミシュランを引き合いに、対仏辛口のナイスなスピーチをブチかましており、あっぱれ。こんぐらいやっとかないと、あのフランスのレディキュールな文化には拮抗できませんですとも!
●●●坂本龍一氏芸術文化勲章オフィシエ(Officier)受勲式@フランス大使館  
07月16日





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と、会半ばで中座して、一路羽田から最終便で金沢に。瀬古篤子さんの誘いで、念願の「小松弥助」の寿司を食べにいくという、念願のツアーです。すべての寿司グルメにおける"生ける伝説"のたたずまいは、はっきり言って"その辺の駅前にある、飲み屋代わりの街場寿司屋"。アパホテルの一階に、ものすごーく、フツーの感じで在るのでした。
 入ってみたら、色つやのいい大将がカウンターでトントンとネギトロ作業に熱中しているのに遭遇。もうこちらとしては、気合い充分で大将に対峙したのに、そのトントン状態があまりにも、自由奔放。ネギトロはまな板中に乱れ飛んで、頓着の無いノイズ状態なんですよ。そのあとにもちろん、まな板はサッと拭かれるんですが、そういえば、つけ台周辺も、いろんなたれやトッピングの皿が並んでおいてあり、親しみやすーいルックス。
 東京での一流寿司屋がすきやばし次郎をはじめとして、江戸前の寿司美学を「握る所作」の美しさまで端正に追求しているのに対して、こちらはその様子がみじんもない。とここまでくればお分かりのように、すでにストーリーは、スターウォーズのヨーダやクライング・フリーマンの百八龍の頭目と同様、「そうは見えないのに凄腕」という予感にワクワクしていたのですが、果たして、それはイカに仕事をする段になって、まずは発揮されたのでした。出てきたのは赤イカの一枚。すると、大将はこともなげにその薄いイカに水平に包丁を入れて、なななななんと、ソレを三枚に下ろし、重ねて切ると見事なまでのイカの糸作りが出来上がるのです。それは握る段になると、よじれを加えられ、口の中でほどけ、切り口の鋭角と身のねっとりとした食感と甘さと端正な酢飯とが合わさって、私は一発で昇天。トロも凄かったですね。斬りつけ方と隠し包丁がヤバい。どう、寿司が口の中で噛み砕かれ味わわれていくのか、ということをものすごく知っている寿司ともいえるかも。
 握る所作も個性的。とにかくこの大将、身体をしょっちゅうスピーディーに動かしています。その動作の間に電光石火のように寿司を握りのですが、そのとき癖のようにきゅっと右肩腕を上げるのです。そういえば、ベジャールの振り付けにそういうスタイルがあったな、などと考えました。自由への希求と"目的のための最速最善スタイル"。小松弥助とモーリス・ベジャールの組み合わせは悪くないわね。
 このときに同行したメンバーのひとり、藤澤龍一さんは、小松弥助のかねてからのファン。このときのために、"マイ古備前"を持ち込み、日本酒を飲んでいる。「本当に味が違うのよ!」というので店のガラス杯と比べてみたら、本当に古備前の方が甘くまろやかになる。これ。プラシーボではありません。世の中にはまだまだ、面白いことがある。

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寿司の後は、骨董屋めぐり。美人寿司用に朱のうるしのおひつと小皿を購入。夜は夜とて、割烹の「よし村」へ。ここも秀逸。久々のてんぶらづくし。寿司もいいけれど、実は魚の最もうまい調理法はこっちじゃないか?という想いも私にはあります。今が季節の毛蟹に昇天。郷土料理のじぶ煮は、本物をやっと食べることができました。出汁を濃厚に食べるようなスープ、といえるでしょう。


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翌日は、金沢21世紀美術館にて、メシアンの「鳥のカタログ」。楽譜が席においてあり、譜面をおいつつも、ピアノを愉しむ。美術館の中のピアノ、というのは、イイものですなー。そう思うのは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」からのイメージなのだろうか・・・。展示室には卓球台が一台おかれ、観客がピンポンを始めると、ピンポン球が弾む音が思いがけない音色に変わって空間に響きわたという、一柳慧のアート・ワーク《オープン・ダイアローグ》の一環が、この企画だったのですが、メシアンの原曲目当てだっただけに、それ、とのセッションははっきり言って、キツかったかなぁ。鳥の声(中川賢一のピアノ)を聞きたいのに、(ピンポンと野鳥のサンプリング)がうるさくて聞けない、というフラストレーション(笑)。偶発性とノイズ感覚はこの際、いいから、ピアノに身を委ねたかったですね。それはそうと、企画者の一柳慧氏をお見かけしました。いやー、ヨーコ・オノの前の旦那は白髪痩躯でカッコいいっす!
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2009年7月24日金曜日

日食を見に上海行き その1

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日食を見に上海に行ってきました。
ホント、先週末から今週頭にかけては、金沢に行って、帰ってきてから即、上海という私、往年の取材マックス時がよみがえったような日々でした。時系列的には金沢⇒上海なのでしょうが、ブログの即時性(私の場合は中一日が即時性かい?)から言って先ずは上海報告。
 
 いやー、中年クラバーの私としては、この際、奄美大島で日食レイブが本懐なのでしょうが、ぼやぼやしていたらもう空きがない模様。まあ、当たり前です。全くあきらめていたら、とある飲み会で上海も日食があって、しかも時間が長いというネタが入ってきたんですね。酔っぱらった勢いで、帰ってからネットで予約したらすんなり取れちゃった、というわけです。20代の頃、香港に一ヶ月いて怒濤の香港グルメマップをつくった私としては、上海はすでに勝手知ったる場所。ヒッピーやトラベラーがとぐろを巻いているはずの奄美大島よりも心理的には楽(笑)。蟹の季節ではありませんが、上海風のナマコの醤油煮も、極上小籠包も日食のオマケについてくる方がいい。
 しかし、上海は暑かった。湿気も凄くて、夜、到着後にバンドで夜景を見ようかと、和平飯店に行ったらななんと、改装中。その辺を歩いていたら、好ましい小飯屋を発見。店員の兄ちゃんと目が合って、ひとり夜の汁麵夜食。八角がほんのり効いた牛肉という典型的上海な味付けを堪能しつつ、テレビを観ると、番組では中国古代の甲骨文字の読解のようなバラエティー教育番組が流れてしました。
この、一気にどーんと異世界にワープするような、旅の初日のローカルフードはやっばりこたえられませんな〜。
 翌日はロケハンという名のショッピングと散策。現在のおしゃれストリートのひとつ、泰康路のブティック「金枝服飾」で中国刺繍の効いたシルクストールとチャイナ衿のケープを購入。衿の高さがウォン・カーウァイの美人登場人物並みで、このような観光ハイエンドブティックの充実度は、上海、凄いものがあります。香港資本の「上海灘」がその草分けだったと思いますが、一方、日本はその辺りの展開がヘタですよね。京都でも金沢でも着物系をつかった伝統のハイエンドブティックというものは真の意味では存在せず、在ったとしてもものすごくオバさんっぽいか非モード。
 さて、食事ですが、昼は小籠包の知る人ぞ知る名店黄河路の「往家湯包」へ。ここには現地のかつてのクラブ友達、リンダ・チャンと連絡が取れて一緒に行きました。ここでの「純蟹粉湯包」こと蟹の小籠包は激ウマです。要するに具が蟹肉+みそのミンチ状。数日前の金沢でも毛蟹三昧。市場で二匹生きているのを購入して、東京でも毛蟹ディナー。そして、上海でも相変わらず蟹食ってる。ワタシの血のほとんどはボルドーワインとのたまったのが、川島なお美なら(多分)、私の場合はこの数日は蟹、ということになるわけです。
 夜はグルメと本の名店が並ぶ、福洲路の名店「老正興」へ。ナマコの醤油煮はお約束の絶品。この店はこれだけで名高いのですが、単に甘辛いだけではなく、ちょっとエビの風味も在り、ナマコの押してくる食感とともに大変に官能的。今もその味をトレースできるほどの感じは、寿司で言うならば、新富寿司のコハダのようです。牛肉の辛煮もちょっと川菜料理の引用あり、で大変に美味しい。ですが、ヤバいの汁ソバ。これが麺がやたら多いわ出汁は効いていないわのトンチンカン。多分、メインの料理人は帰って、そのへんの小僧がつくりやがったんでしょうかねぇ。
 翌日はきちんとロケハン。ここに来る前に赤坂の気功のセンセイ、朱さんから勧められた「上海植物園」に行ってみました。上海の南はじにあるここはとにかく広い。生い茂る植物の植生は完全にここが熱帯雨林の場所であることを示しています。アーティストの曽根裕が昔、インドネシアの密林で日食に遭遇したことがあって、そのとき、夜の虫が一斉に泣き出したということを話していて、ここではそれが体験できそうな感じです。園の中にガラス張りのモダーンな建物が建築途中で、見せていただいたら、「Aone dragon palace」というホテルで8月オープンらしい。上海であえて市内を避けて、こういう所に泊まるのもしゃれています。香港であえて、南Y島のヴィレッジに泊まる感じと言いますか。
 昼は上海錦江飯店北楼にある「錦福会」へ。ここもグルメの間では人気の場所です。が、唯一の成果は、佛跳牆かな。アワビ、魚の皮、スペアリブなどが渾然一体となって上湯スープに溶け込んでいます。しかし、他は結構ダメなのよ。暑さで血迷ったのか、どうしても麻婆豆腐が食べたくなってオーダーしたのが悪かった。前菜の青菜と豆腐の窯も平凡でヌーベルチャイニーズを狙うも中途半端な感じでした。
 この日の夜は、散策に疲れ、その辺の小メシ屋にて粥を食らいました。それと、大好物の腸粉のベストチョイス。腸粉は米粉のクレープの蒸したものですが、これ、なんで日本のデパ地下で展開しないのかがわからないほどの美味スナック。新天地の「上海灘」に行ったら、バーゲン中でシルクニットのチャイナ風カーディガンを購入。ここでの成果は、ジャスミン系のお香。これ、匂いマニアの私としても新機軸の芳香で「上海灘」の攻めのブランディングを感じさせる力作です。
 上海にはこの間購入した、vaioのモバイルpcが大活躍。コーヒーチェーン店の「The coffee bean & tea lief」はwifiがフリーで入るので、全くストレス無くメール仕事ができました。

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↑小メシ屋の兄ちゃん。こいつと目が合ったばっかりに・・・・・。

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↑上海風牛肉麺の甘辛問答

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↑「老正興」の店内。上海のディナーはオーダーストップが早い。この夜は駆け込みでした。


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↑「老正興」のナマコの醤油煮。記憶に残る味。

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↑「往家湯包」の小籠包づくりのお姉ちゃんたち。

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↑問題の蟹肉入り小籠包。


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↑蟹肉がこのようにみっちり、びっしりと。


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↑上海植物園の中の謎の中国庭園なり。

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2009年7月22日水曜日

鳩山+西田+天海、政界芸能惑星直列の寿司カウンター



高級寿司屋のカウンターでは、「隣に座ったのがあの人」という素晴らしい偶然が起こることがあります。寿司グルメの友人たちからは、だれそれが彼女と来ていた、などという香ばしい話を聞いたりしますが、私はとんとご縁がない。
 ご縁が無いというよりも、私は日常で有名人の顔というものがいつもほとんど判別できない。代々木上原のワインバーで馬鹿話にのけぞったとたん、後ろの男性と頭をガツンとぶつけてしまったことがあって、「やっ、ごめんなさい」でやり過ごしたのですが、後から彼はスマップのゴローちゃんだということが判明。ふつーのサラリーマンかと思ったよ。
 
 さて、この日、フランス系のPRを一手に引き受けている斯界のクィーンであらせられる、瀬古敦子さんのお誘いで西麻布のK寿司にご招待されたのでした。ほぼオンタイムでその店の指定された離れの小窓を除くと、ななななんと、そこにはどーんと釣りバカのハマちゃんの姿が! そう、西田敏行さんがひとり杯を傾けている。恐る恐る入ると、なんと、瀬古さん、一番端っこに座ってた。
 まあ、そういうこともあるでしょうと、つまみと瀬古さんのご実家、瀬古酒造の逸品を堪能していたら、ああた、お次に入場していらっしゃったのが、クールビューティー、天海祐希さん、そして、竹ノ内豊さん(しかし、またもこのイケメンの顔と名前が一致せず、これは瀬古さんの判断)
まるで、ビールのCMのエキストラになったような気分でありまして、瀬古さんも私も業界なれしているとはいえ、脳の聴覚野の30パーセントは西田チームに集中している始末。
  カウンターの席順はというと、西田氏と私の間は二席開いているので、お互いのグループはいい距離感であったわけですが、この夜のハイライトはその後にやってきたのでした。
 何気なく、例の小窓を見やると、そっそこには、このところ話題的にはマックスボンバーな人物の横画がっ・・・・。(と、この話は飲み屋話題ではここで人物あてクイズに入るが当たった人は誰もいませんいないのだ)
ヒントはポッポッポー。鼠先輩ぢゃないよ(と、すげーオヤジギャグ)鳩山由起夫氏と奥様の幸さんだったのだ。そして、なんと、鳩山氏は私の真横に座っちゃったのである。このときはまさに小沢問題で鳩山氏が党首になった直後。久々の気分転換に訪れたそうです。
  さすがに大人の皆さんですから、非常に節度を守って寿司を楽しんでいましたが、そこはそれ、寿司屋のカウンターマジックというやつで、息子さんのロシア留学話を聞いたり、なんとなーく、リラックスした仲間の雰囲気。
 鳩山由起夫さん、美形ですよ。文科系女子が憧れる、文科系男子の典型というか、大島由美子の漫画に出でくる教授っつーか、秘密博士っつーか。役者のような華がある。奥さんの幸さんははっきり行って、カウンターを一手に仕切っていましたね。天海さんとは宝塚の先輩後輩の関係ですから、幸さんが「あまみぃ~」なんて言うと、天海さんがびしっとした男ぶりの敬語で答えて、ヅカの伝統たる上下関係の凛々しさと美しさに、私は脳の30パーセントで身もだえしていましたぜ。
 
 しかしながら、この夜の贅沢さというのは、この今をときめく”役者”たちの、声の饗宴を体感できたこと。現代音楽の雄、メシアンの作品で野に生きる野鳥たちの声をそのまま”音楽”に移し変えた「鳥の歌」という作品がありますが、私はこの夜、この場の寿司屋の周りのささやきのサウンドスケープをそのままま「K寿司の歌」に写譜したいね!
西田敏行さんのあの不思議な倍音がかかる声と語り口は、もうそれだけで、大原のあわび級、さすが宝塚出身の天海さんと奥様の幸さんの声は、とにかく、よく通る。話の内容はもちろん、不明だけど、天海さん、役柄と同じく、ものすごく男っぽくて気風がいい感じでしたね。
 鳩山氏のおごりでカウンター全員に、「森伊蔵」がふるまわれました。そうしたら、寿司屋の大将が森伊蔵の古酒を出してきて、鳩山さん、飲み比べ。じーっと見ていたら、「飲んでみる?」って言うんで、なんと、鳩山氏と同じグラスで利き酒しちゃった!  この間接キスは後で効くよ。必ずや民主党を勝利に導くだろう。なんちて。
 さて、お寿司ですが、最初にネタの顔見世として、ネタ箱に魚介がまるでアルチンボルドのようなルックスで盛られている。珍しいものをいろいろ出してくる、攻め、の寿司で、こういうやりたいことがはっきりとしている店は活気をもらえます。
  
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