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2017年12月6日水曜日

12/21(木)爆クラ!<第65夜> 「鍵盤男子 SNS世代のクラシック音楽家・解体新書(ちょいライブ有り)」


爆クラ!<第65夜> 「鍵盤男子 SNS世代のクラシック音楽家・解体新書(ちょいライブ有り)」




クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 本年最後を飾るのは、クラシック/ピアノ業界に現在、想定外の大波をぶっ立て始めている人気連弾デュオ、鍵盤男子の登場です。彼らによるクラシック選曲そして、ミニライブにも注目。



さてさて、私との出会いは、今年の初秋、約一カ月に渡って開催されたクラシックサロンコンサート「サロン・ド・爆クラ!」。才気ある若い才能たちに多くであった企画でしたが、中でも鍵盤男子には、すでに追っかけファンがたくさんいて、登場するやいなや会場の空気が激変。この一種アイドル的な熱気は、かつて、リストが演奏旅行をした時に、若い女性が詰めかけ、失神騒ぎを起こした現場は、こんな感じだったんだろうなぁ、と時空を超えて深く納得。



彼らから伝わってきたのは、他の若い演奏家とは全く違う「今、クラシック音楽ベースの自分たちのピアノ表現はどういうやり方ならば、プロとして活動していけるのか?!」というハングリー精神と挑戦する姿勢でした。そして、ファッションや自分たちのイケメンぶりをよく理解している自己プロデュースの覚悟を含め、「実際にお金を払って見にきてもらう」という興行のシビアさをしっかり飲み込んでいる自立感が、もうもう桁違いに強いことにも感銘を受けたのです。



メンバー二人のプロフィールを見ると、そのバックボーンは両者ともクラシックバリバリ。大井健さんは、幼少からドイツ・イギリスに渡り、彼の地において13歳でバッハのピアノ協奏曲をオーケストラと共演するなどの経歴があり、中村匡宏さんは、自身が作曲したオペラが新国立劇場で演奏されるほどの凄腕ぶり。




彼らは二人とも1980年代生まれ。高度成長期の豊かさの象徴として一家に一台ピアノが在った時代の子供を親に持つ彼らは、自分たちの世代そして続く次の世代のクラシック音楽をどう思っているのか。何に苛立ち、何に可能性を見出しているのか?




国際化、そして、打ち込みなどの演奏のAI化とSNS発信の時代が今。日本のクラシック界を支えてきた、学校システムほかの「内需」が目減りしていく時代の若き才能たちの特徴や個性、そしてリアルを当事者である、鍵盤男子とともに語り、そして聞いていく爆クラ! 版「しゃべり場」。あえて「鍵盤男子」というユニットを目論んだ彼ら世代が今、取り組んでいるクラシック音楽の今、そして今後の展望に光を当てていきます。




湯山玲子

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爆クラ!<第65夜> 「鍵盤男子 SNS世代のクラシック音楽家・解体新書(ちょいライブ有り)」


12月21日(木)



door open 19;15
start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】

http://mameromantic.com/?cat=6


前売り 3800円 / 当日 4200円 + 1D 600円
学生 前売り 2000円 / 学生 当日 2500円 +1D 600円



■ 入場は整理番号順

■ 要別途1ドリンク代金600円

■ 会場は畳敷き(椅子席あり)



メールでのご予約

電話でのご予約

予約はこちらから

http://mameromantic.com/?p=54535



ゲスト

鍵盤男子

けんばんだんし

繊細かつダイナミックな音楽を奏でるピアニスト、大井健(おおいたけし)。 あらゆるジャンルの音楽を自在に表現する作曲家、中村匡宏(なかむらくにひろ)。 新しい時代の到来を告げる“作曲家とピアニスト”のふたりが新感覚ピアノデュオ『鍵盤男子』を結成。

超絶技巧を駆使した高速連弾や観客と一体となるコンサートが人気を呼び、今、クラシックホールを中心に女性層から圧倒的な支持を得ている。 2014年、アルバム「Bon Voyage」をリリースし、初めての全国ツアーを行う。現在は「ピアニズム」という新しいコンセプトを提唱し内外の著名人からの賞賛の声も多く、ストラヴィンスキーの「春の祭典」のパフォーマンスはフランスを代表するピアニスト、フィリップ・ジュジアーノ氏に激賞された。 大井健のソロ活動と中村匡宏の1年間の留学期間を経て、2015年12月に「TOKYOピアニズム宣言」を発表、再始動。Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」、テレビ朝日「関ジャニ∞の仕分け」、日テレ「スッキリ」、日テレプラス「魔法のピアノ」特番、ファッション雑誌「リンネル」、音楽雑誌「月刊ピアノ」「The Pianoman 1,2,3 -鍵盤紳士たちの音-」などメディア・雑誌等にも多数出演している。2017年11月29日、ワーナーミュージックジャパンよりアルバム『The future of piano』でメジャーデビュー。


主宰・ナビゲーター

湯山玲子

ゆやまれいこ

著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。


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2017年12月6日


現在、毎水曜日出演している、ニッポン放送の番組「レオなるど」。毎回、「カン違い男」というテーマについて、視聴者からの投稿をもとに土屋礼央さんたちと話しているのです。

なのでなので、是非、みなさまの個人史の中に燦然と輝く「カン違い男」のエピソードを reo@1242.com に送って下さい。

女性ネタと思いきや、男がオトコを厳しく見たときの「カン違い男」なんぞは是非、知りたいところではある。

過去の彼氏ネタ、職場の上司や部下、取引先の困ったチャンなどりエビソード、絶賛募集中です。

http://www.1242.com/radio/reo/
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2017年12月5日火曜日

2017年12月5日

今年最後の爆クラ! は21日(木)。ゲストは、今巷を騒がせている美形ピアノデュオ。もう、コミケに鍵盤男子のブースが立つのは必然、という時代とリンクしたその自己プロデュースに至った経緯は、実は現在のクラシック、いや音楽業界の現状の合わせ鏡?!!

作編曲者やソロの演奏家といてもキャリアあるふたりが、今そして将来のクラシック/ピアノ業界を見越して、仕掛けたブランディング、そして、プロの表現者としての戦略、などをきいていきます。コンテンツ業界人は必見の会になるはず。
もちろん、彼らによるクラシック選曲そして、ミニライブにも注目。

http://mameromantic.com/?p=55856
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2017年12月4日月曜日

2017年12月4日2

は、またも、ジョルダンPhillip Jordan&ウィーン響、二回目をサントリーホールで堪能。曲はみなとみらいと同じベートーヴェンの第五運命とブラームスの交響曲第一番、略してブラ1。

まー、ブラ1は本当に素晴らしかった。会場で出会った加藤浩子姐と「ヤバイね!!!」と目と目で愛し合っちゃったぐらい。この曲、第1楽章のティンパニの四つ打ちにオケが階段状にせせり上がっていく「どう考えても、アノ時のエクスタシーの移し替え」疑惑が湯山近辺だけで囁かれているシロモノなのですが、そのキャッチーさは案外あっさり。それよりも終楽章に向かっての音像、音響設計が素晴らしく、「交響曲とはひとつの次元宇宙」というこれも湯山近辺で囁かれているドグマがバッチリ。もちろん、クラシックオケは人工物バリバリなんですが、こんなブラ1は、もはやどっかの森の一年とか、顕微鏡下の細胞分裂に近い。一部が全体、全体が一部という、とてつもないバランス。

その前が第五「運命」だったこともあって大べートーヴェンが確立したオケのスタイルを次世代のブラームスが音響的にその先を可能性を狙った、クラシック歴史あるあるが完全に腑に落ちたプログラムでした。

で、2回聞いたことになる「運命」ですが、私はこのジョルダンでベートーヴェンの政治意識をモロに喰らいましたね。 2楽章以降、何度も繰り返される金管の「意思や意識」と弦アンサンブルの「そうは言ってもさ」の情と気弱部分。強いのはいつだって後者(それを保守という)でも、それじゃ、人間イカンのよ、ということを「運命」はガンガン、意味でなくて音響の強度で伝えてくる。もっという言うと、「人間生きてりゃ、調子悪いときもいい時も両方あるさ」という波感、とかね。どちらにしても、楽曲の掴みが巨視的。そうじゃない、ミクロコスモスな「運命」もあるんでしょうな。

で、これにはシンクロがありまして、帰宅後、つらつらと見ていたNHKBSの「アナザーストーリー」の手塚治虫ブラックジャック編。このシリーズ、ひとつのテーマをそこに関わったそれぞれの仕事や立場の視点から証言していくという画期的なドキュメンタリーなのですが、手塚が晩年起死回生した名作漫画に通暁しているテーマと「運命」の表現がえらくフィットするんですよ。
手塚もペートーヴェンも、最終的に「人間愛」の人。人間の正気を信じるっていうヤツ。いやー、忘れていたなその感覚。

終わってから、加藤浩子姐と軽飲み。彼女のジャーナリスティックな情報と視線、感情とセンスの懐を借りて、談論風発。

またも、楽屋でジョルダンと。上記のごとくの思うことをバーっと言ったら、強くうなづいてくれた。爆クラ! ゲストにお呼びしたし。




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2017年12月4日1

先々週週末の「渚ようこリサイタル」についても書いとかなくちゃ。場所は新宿御苑にある四ツ谷区民ホール。昭和歌謡をきちんとサブカルチャーとして伝承しようとしている渚さん。クレイジーケンバンドや、桑田佳祐などがエッセンスとして重用しているそのセンスを、発声から、衣装、メイク、プログラムまで現代に召喚しているのは、ホント渚さんだけ。

昭和歌謡曲には、私の世代までが、実体験としてある「貧乏で野蛮だった頃のニッポン」のクサさがあるのですが、渚さん、そのあたりまでも表現の射程距離に置いていて、その演出力が素晴らしい。

以前、閉館前のコマ劇場でのリサイタルを拝見してから時間が立っていますが、その後の試行錯誤を経て、今や、今後このスタイルでずっとやっていけるという完璧なオリジナルスタイルが出来上がっていたことに脱帽。

ただのノスタルジックではなく、彼女の歌の間に登場するミュージシャンのまあ、凄かったこと。まずは、三上寛さん。フォークシンガーなれど、過去に山下洋輔さんや大友良英さんとのセッションを行なっているように、形式ではないアヴァンギャルドモードを追求し続けてる彼の音楽性は、もはや芸能の枠組みなんかではないんですよ。ホントこの人、先日来日していた、ファナ・モリーナなんぞに近い人。

でですね。思わずCDを会場で買って、サインまでもらってしまったのが、三輪二郎という若きブルースシンガー。古く大木トオル、憂歌団、吾妻光良とスウィンギンパッパーズという「ブルースの日本人血肉化」問題を知っている私ですが、もうこの若者にとってそんなことは自明の理。

ソリッドな言葉のリズム乗せ、巧みなギターバッキングなどのテクの確かさにも舌を巻きましたが、全体的に日本の演歌=ブルース的な情と湿り気と無縁な、乾いた諦観みたいな独特のダークな雰囲気がたまらないんですわ。

もうね。わたくし三輪二郎、追っかける所存。

打ち上げにちょろっと顔を出して、敬愛する、坂本慎太郎さんとも自撮らせていただきました。ちょうど、雑誌@プレミアの特集で(音楽についてのかなりインテレクチュアルな特集が多い)、彼の「鬼ヶ島」をpick upしていたのでした。








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2017年11月29日水曜日

2017年11月29日

フィリップ・ジョルダンPhilippe Jordan指揮、ウィーン交響楽団@横浜みなとみらいホールに行ってきました。演目は、ベートーヴェンの『運命』とマーラーの『巨人』という、まさに牛肉どまん中(駅弁界の名作ね)な演目。

でどうだったかと言いますと、スゲー上物、だったんですよ。とにかくものすごく意識が細かくて、交響曲の「音響」をこれだけ繊細にチューニングしつつ、その一方でカタルシスを堂々と用意するその腕前にガッツリ心を掴まれました。

特にベートーヴェンの「運命」の2と3.4楽章は、ヤられましたね。ベートーヴェンの楽曲の特徴として、雄々しいツッパリの後に弱くてデリケートな感情部分がむき出しになるところがあり、私はいつもこの曲に関してその加減を味わうのですが、そこんところがこのフィリップ君、本当にカッコいい。「粋」というか、センスがいい。

私はクラブカルチャー経由のクラシックファンですが、この人ほど、一流DJ卓のツマミ操作を思い起こさせる人は今までいなかったかも。なので、マーラーの『巨人』は推して知るべし。例の有名な「森のカッコー」擬音あり、の第1楽章は、まさに、アンピエントの雄、クリスチャン・ボーゲルCristian Vogelの境地と一心同体。不意に入る木管、空気のざわめきのような弦など、とにかく、自然とはこうあるべしというバランスの良さ。バランスの良さをもうちょっと詳しくいうと、「音楽が意図したものではなく、そこに普通に在ったかのように聴こえる」という境地。そう、世の中の音響ファンは、フィリップ・ジョルダンのマーラーを追っかけてほしいものです。

同じ指揮者でも、散々お付き合いしたアンドレア・バッディストーニが楽曲を自分の中に取り込んで咀嚼し、消化した上で「俺様」を乗っけて表現するのと違い、フィリップ・ジョルダンは、曲を「食らって」はいないんですね。曲の隣にいて曲を彫り出す、というか、大きな箱庭を作っているという感じ。そのマニュピレイト感は、また、DJの手つきに似ているんですよ。

今、大注目の指揮者、クルレンティスとフィリップ・ジョルダン、両方を生で体験して、両者持ち味は違えども、交響曲をひとつの「音響」ととらえ、響きのツボを展開していくミキサー的耳の良さ(クルレンティスの古楽アプローチは、巷のアナログ版復権とシンクロだし)は似ているなあ、と思った次第。

楽屋でご本人とパチリ。ロンドンのゴードンラムゼイでビジネスランチしていそうなエリート美男である。

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2017年11月15日水曜日

2017年11月15日


菊池成孔ワークスの中で、私が最も好きなのが、ぺぺ・トルメント・アスカラールという、オルケスタなのですが、その12/1,2の公演にちなんでの対談をCINRAで決行。

そーなのよ。サブカルがいつの間にか、アニメとアイドルとゲームの代名詞になり、童貞力や中二病やこじらせ気質が文化系の旗印になってしまった現在(いや、日本のそれらは昔からずーっと、そうだったのかも・・・)、菊池さんや私はもはや絶滅危惧種ww。

なぜ、私達がそっちに入らなかったのか? という理由は、だったひとつ。ふたりとも「心身ともに体力と筋力があったから」だと私は思っているんですよねえ。(両者、ヨーロッバ好きだし)

「恋愛(性愛)」を音楽に置換すると、まんま、ぺぺのサウンドになる、と私は確信していまして、なので、出会い系で知り合ってまだおっかなびっくりのカップルは、是非、足を運んで、関係をコンクに煮詰めて下さいまし。。

そう、ぺぺか、リヒャルト・シュトラウス。こういう感じは・・・。


https://www.cinra.net/interview/201711-kikuchiyuyama
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